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イタリアの幻のレストランと鯛のアクアパッツァ

2020-03-25

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世界の美味しいもの巡り・第三弾は南イタリアです。とんがり屋根がかわいい世界遺産・アルベロベッロ(上の写真)に行くための拠点としたのは、バーリという町です。ここには、もう一度行きたいレストランがあります。今回は、その旅と旅を思い出しながら作ったった鯛のアクアパッツァのご紹介です。

バーリ

ローマに大きな荷物を置いて、アルベロベッロへ行くためにバーリというに宿をとりました。行ったのは遥か昔、今よりも情報がほとんどなく、友人と行き当たりばったりの旅です。路線バスに乗って町を散策した記憶はあるのですが、まったく写真もなく、観光地の記憶も残っていません(笑)。

 

しかし、「食」だけはしっかり覚えています!
momoka
momoka

 

地図も持たずにうろうろしている東洋人に、地元のマダムが教えてくれたレストランです。

 

幻のレストラン

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あと30分遅ければ、長いお昼休みに入りそうな感じでした。突然の訪問でしたが、お店の方も親切&フレンドリーに対応してくれました(^^)

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キリっと冷えた南イタリアの白ワインとともに最初に頂いたのは焼き立てのハーブのピザ。パン代わりに出てきました(写真がないのが残念です)。多分、そのお昼最後のお客なのに、丁寧に対応してくれました。エビがプリプリのサラダ💛をいただきながらメインを待ちます。

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炭火焼きステーキと海老のトマトソース煮込みを友人とシェアしました。どれも美味しくて、大当たりのお店でした。

しかし、ネームカードを貰ってくるのを忘れ、お店の名前や場所も覚えておらず・・・。もう一度行きたいレストランなのに、私にとって幻の場所になってしまいました。

鯛のトマトパッツァ

というわけで、春の素材 (シーフード) を使ったトマト煮込みの料理が食べたくなりました。そこで、検索して見つけたのが「アクアパッツァ」。まずは、アクアパッツァについて調べてみました。

ブイヨンなどを用いず、水とトマトだけ、あるいは白ワインを加えて煮込んだ魚のスープである。最も古典的なアクアパッツァにはトマトが入らない一方で、海水、少量の白ワイン、オリーブオイル、ニンニク、イタリアンパセリは必ず使われる。

魚はタイ、スズキ、タラ、カサゴ、メバル、メダマヒメジなどの白身魚やサバのような青魚が、貝類はアサリやムール貝などがよく用いられる。骨から良い出汁が出るので、切り身よりも尾頭のついた小型の魚が好まれる。さらに、好みによりイカやタコなどを加えることもある。アクアパッツア - Wikipedia

 

レシピを見てみると、フレッシュトマトを使ったものが多いのですが、「トマトパッツァ」として、缶詰のトマトをたっぷり使ったレシピもありましたので、そちらを真似してみることにしました。

 

材料(2人前)

  • 鯛:2切れ (骨付きがおすすめ)
  • アサリ:100g
  • トマト:缶詰やパックのあらごし
  • ニンニク:一かけをスライスする
  • 白ワイン:お好みで
  • オリーブオイル:お好きなだけ
  • パセリ:少々
  • 塩:適量
  • コショウ:適量

お魚は何でもよかったのですが、ちょうど骨付きの鯛の切り身が安かったので、鯛にしてみました。シーフードとトマト、ニンニク、塩、そしてオリーブオイルで美味しくなるので、その他の調味料は適当です(笑) でも、トマトは、味が染み込みやすい完熟あらごしを使いました。

 

作り方

  1. たっぷりのオリーブオイルでニンニクを炒め、取り出しておく
  2. 香りのついたオリーブオイルで鯛に焼き目をつけ、弱火にする
  3. トマトを入れる
  4. 鯛に火が通ったらアサリと白ワインを入れて弱火で煮込む
  5. アサリの口が開いたら、取り出していたニンニクを入れる
  6. 火を止めたらパセリをかけ、オリーブオイルを回しかける

フライパン1つでできるので、簡単です。コツは、たっぷりのオリーブオイルでスライスしたニンニクをゆっくりローストすることです。オイルに香りを移すだけでなく、最後に入れたローストガーリックもいいアクセントになりました。あとは、鯛をゆっくり焼き、トマトやアサリを加えて軽く煮込むだけです。

 

できあがり

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付け合わせに、蒸した春キャベツを添えてみました。鯛はひっくり返さず、蓋してそのまま蒸し焼きにしたので、身がホクホクでした。骨からのうま味も出ているようです(^^) フライパン一つでできる簡単料理、でもちょっと豪華!?おすすめです。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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