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重要文化財に泊まる!東京ステーションホテル・宿泊記

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2025年の下半期は、日本のホテルを周ってみることにしました。6月に行ったのは、憧れの東京ステーションホテル。

今回は、シティビュークィーンの部屋を動画付きでご紹介いたします。

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正面エントランス

到着した日は、東京駅丸の内南口側から入りましたが、ホテルには東京駅前の広場に面した正面エントランスもあります。

正面エントランスの場所は、ドームを出て、ホテルの建物沿いに歩くとすぐに見つかります。

百回以上東京駅には来ていますが、この場所には全く気づきませんでした。

ライトアップされたロゴも素敵です。

あまり広くないロビーですが、館内はヨーロピアンクラシカルに統一され、大きな暖炉もありました。

ロビーの床には、クレマチスの花をかたどった真鍮(しんちゅう)が埋め込まれています。復原されたドームのレリーフにもあしらわれているクレマチスの花言葉は「旅人の喜び」。

おしゃれな選択ですね。

シティビュー クイーン【禁煙】 (ダブル)

ここまで来ると、ここが東京駅だとは想像もつきません。

今回は3階の、比較的エレベーターホールから近い部屋がアサインされました。廊下から入るところの動画を撮ってみました。

部屋のようす

カードキーは2枚。

一枚は部屋の電源を入れる(固定)のために使えます。

部屋に入った第一印象は「狭っ!」

シティビュークイーンは26㎡なのですが、バスルームを広めにとってあるので、ベッドルームは狭めです。ラグジュアリーホテルだと、普通は、ドアに近いところにバスルームがあって、その奥にベッドがある部屋が多いと思います。

なので、東京のステーションホテルの "ドアを入ってすぐベッド" という配置に最初はちょっと戸惑いました。

ただ、シモンズ社の厚みのあるマットレスに手触りのよいキルトトップ、枕の柔らかさが好みで、心地よい眠りを誘ってくれました。枕もとにはリーディングライトがあり、部屋にいると快適さしか感じませんでした。

テレビの左横にあるドアは、クローゼットです。

片面が大きな窓になっているので、日差しはたっぷり。低層階ながら、しかも東京駅にいながら、外の雑音が一切聞こえないのは窓が二重になっているためだとか。

東京駅は重要文化財なので、外壁に備わる窓には手を加えることができず、ホテルの窓は内側に備わっています。なお、窓は皇居側にありますが、皇居外苑景色を直接見ることはできません。

必要なものは身近に揃っています。

素敵だったのが、メモ帳。

名だたる文豪が手掛ける名作が生まれた「東京ステーションホテル」ならではの演出ですね。

実際、江戸川乱歩の『怪人二十面相』や、川端康成による小説『女であること』は、このホテルが舞台になっています。昭和30年代には、松本清張も滞在し執筆したそうです。

引き出しには、コードと体温計。

体温計を借りられるホテルは多いですが、部屋に常備されているのは初めて見ました。

テーブルの上には、コンセントがありました。

バスルーム

この部屋のくつろぎの場所、バスルーム。

この部分は広く、快適そのもの。

ただ、寝室、トイレ(ドア無し)、バスルームが横並びとなっており、バスルームに行くたびに便座の蓋が自動であがります・笑。

マジックミラーにはなっていませんので、利用時にはブラインドを下げますが、明り取り用の大きな窓があるのはいいですね。本当に気持ちのいいバスルームでした。

洗面台はマーブル模様の大理石で、重厚感たっぷり。

バスルームに用意されているのは、シャンプー・コンディショナー・シャワージェル・ボディーローション、石鹸、そして基礎化粧品セット。久しぶりにたっぷりのバスアメニティを見ました。

基礎化粧品は雪肌精ですが、シャンプーなどはホテルがイストワール ドゥ パルファンとコラボしたオリジナルだそうです。香りもよく使い心地もよかったです。なお、このアメニティは、スイートルーム以外の客室に設置されています。

壁にはバスローブがかかっており、ドライヤーはSALONIAのものでした。

コップも可愛いですよね。こういった小物まで気遣っていると感じると、ホテルでの滞在が楽しくなります。ちなみに、固形石鹸もありました。

Fitness Lounge THE JEXER TOKYO

Fitness Lounge THE JEXER TOKYO(フィットネスラウンジ ザ・ジェクサー・トーキョウ)は、ホテルの地下1階にある会員制の高級ジム&SPAです。宿泊中は会員でなくても無料で利用できます。

※2025年7月現在、バス&リラクシングの利用は別途2,000円(税込)かかります。

バス・サウナ

ホテルの公式サイトよりお借りしました

都会の洞窟をイメージした、ブルーのライトが幻想的なバスルームには、血行促進や代謝アップが期待できる人工炭酸泉と、人工温泉といった2つの大浴槽があります。サウナも2種類。ドライサウナと、じんわりと体を芯から温めるスチームサウナです。

さらに、リラクゼーションルームもあり、そこにはホワイトとダークブラウンでシックにまとめられたイタリアの家具メーカー カッシーナが置かれています。

利用時間や詳細は公式サイトでお確かめください。

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さいごに

JR東京駅・丸の内南口改札からわずか30歩という好立地、しかも重要文化財に泊まるという贅沢さ。館内に一歩入ると、ここが東京駅だということをわすれてしまうかのような喧騒から離れた静けさ。

部屋は決して広くはありませんが(むしろ狭い)、瀟洒なヨーロピアンクラシックに彩られた空間で唯一無二の体験となりました。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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