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2021年、隙間を見つけながら飛行機の旅を楽しみました。その結果(2回のビッグボーナスのおかげで)、初のJAL最上級会員ステイタス「JMBダイヤモンド」を達成できました。しかし、悩ましいのが、来年は「JMBダイヤモンド」を維持するか、一つランクを落とした「JGCプレミア(JGP)」に戻るか、という点です。
なので、いろいろ調べてみました。
すると(今さらながら)、JALのステイタスについては知らないことが多かったのです。今回は、JALステイタス会員のしくみと、体験して分かった「JMBダイヤモンド」のメリットをご紹介いたします。
※記事の内容が古かったので、一部削除訂正いたしました。
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JALの FLY ON ステイタス会員
JALのマイレージサービスである 「JMB(JALマイレージバンク)」に入会すると、飛行機に乗るたびマイルが加算されます。
そして、そのマイルとは別に、ポイント(FLY ONポイント:FOP)がもらえます。毎年1月~12月の12カ月間(暦年)に、この FOP を貯めていくことで、JALの FLY ONステイタス会員になれます。
※ FOPは、ANAでいうプレミアムポイント(PP)ですね。
なお、JALの FLY ON ステイタス会員を目指すには、一定数搭乗(回数)しながら FOP を貯めていく「回数+FOP」の方法もあります。
私が挑戦しているのは、FOPだけを貯めていく方です。
ステイタスの種類
無料で始められる JMB(JALマイレージバンク)のステイタスには、の3つがあります。
最初は、「クリスタル」そして「サファイア」、最後は「ダイヤモンド」です。
それぞれの達成基準は?
- クリスタル:30,000FOP(15,000FOP)/ 搭乗回数30回(15回)かつ10,000FOP
- サファイア:50,000FOP(25,000FOP)/ 搭乗回数50回(25回)かつ15,000FOP
- ダイヤモンド:100,000FOP(50,000FOP)/ 搭乗回数120回(60回)かつ35,000FOP
( )内は、JAL便で達成しなければならない基準です。
JGCを目指す
ところで、同じダイヤモンドでも、「JMB会員/JALカード会員のダイヤモンド」と「JGC会員のダイヤモンド」の2種類があるのです。
最初、この点がよく分かりませんでした(分からなくてもでも、ステイタスの特典は使えるので・・・)。
なので、以下、図にまとめてみました。

最初のJALステイタスは、「JMBクリスタル」です。
その後、50,000FOP、もしくは50回 (25回)+15,000FOP 達成すると「JMBサファイア」になります。「JMBサファイア」になると、JGC (JALグローバルクラブ) への案内が送られてきます。
現在はFOPを貯めてもJCGへの案内は送られてきません。
以前は、この JGC への入会資格を得るために飛行機にたくさん乗ることを、JGC修業 と呼んでいました。テレビ番組でも時々取り上げられていましたね。無事、JGC になることができると、その後、「JGP(JGCプレミア)」 → 「(JGC)ダイヤモンド」へと進むことができました。しかし、今はその道は閉ざされています。
現在は、1年間積算したFOPは毎年1月1日にリセットされるので、JGCに加入しない場合、ステイタスを得るためには再び FOP を貯めなければなりません。
JGC への加入は必須ではありませんが、いったん入会すると、その後のステイタス変化にかかわらず年会費を支払うだけで特典を受け続けらます(制度の変更がない限り)。なので、多くの方がFOPを貯めて、JGC を取得されていました。
ちなみに、それぞれのステイタスは、搭乗券に以下のように印字されます。
略語
・JMLM…ダイヤモンド
・JGPM…JGCプレミア
・JMGM…サファイア
・JMXM…クリスタル
・JMBM…JMB会員(FLY ON ステイタスなし)
ワンワールド
ところで、JALは、航空会社のアライアンス「ワンワールド」に加盟しているので、同時に、ワンワールドのエリートステイタスも同時に獲得できます。ワンワールドに加盟している海外の航空会社を利用する際、このアライアンスのステイタスが基準となります。
ワンワールドのステイタスは、以下の3種類です。( )内は、JALのFLY ON ステイタスです。
ワンワールド
・ルビー(クリスタル・JMBサファイア)
・サファイア(JGCサファイア)
・エメラルド(JGP・ダイヤモンド)
ここもちょっと複雑です。
ANAの方が、シンプルで分かりやすいと思います。
しかし、JAL には、ダイヤモンドより20,000FOP少ない状態で、ダイヤモンド会員と似たような恩恵を受けられる「JGP」のランクがあることは、ありがたいと思っています。
余談
ちょっと余談ですが、BAなど、他のワンワールド加盟航空会社の「ゴールド」を持っていると、JALの「ダイヤモンド」と同等のサービスを受けることができます。
東京ディズニリゾート

JMBルビー以上を持っていると、東京ディズニーランドで、FLY ON ステイタス会員特典が利用できます。現在は4スター以上を持っている方も利用可能です。
申し込むと、東京ディズニーランドの東京ディズニーランド® ファンタジーランド・フォレストシアター
「ミッキーのマジカルミュージックワールド」鑑賞券を予約できます(先着順・座席数に制限あり)。
以前は、東京ディズニーシーのJALラウンジ「プレシアター」を予約できましたが、こちらはBBBが閉鎖中なので、休止となっています。ブロードウェイ・ミュージックシアターの「ビッグバンドビート」がエントリー受付(抽選)となってしまった今、必ずショーを見られるのはとってもありがたい特典でした。復活が楽しみです。
- 詳細はこちら >>> FLY ON ステイタス特典
JGC
ところで、2023年12月までは、JGCになるにはFLY ONポイントを貯めるだけでなれました。しかし、現在は、
JAL Life Status プログラムで、1,500 Life Status ポイント以上を獲得されていること が前提で、以下のクレジットカードを持たなければなりません。
- JALグローバルクラブ JALカードのCLUB-Aカード
- CLUB-Aゴールドカード
- JALダイナースカード、プラチナ、プラチナ Pro
(出所)JCG入会資格
いったんJGCになれてしまうと、自動的に上級会員の資格(ワンワールド・サファイア)を維持 できます。2024年よりそのハードルはかなり上がりました。
また、JGCになると、家族が1人でも条件を達成すると、本人のカードに付随して「家族カード」も発行できます。
本会員の保有Life Status ポイント数が1,500ポイント以上の場合、本会員と生計を同一にする「配偶者」、「ご両親」、「18歳以上のお子さま」はご自身の保有Life Status ポイント数にかかわらず、ご希望に応じて家族会員としてご入会いただけます。JALグローバルクラブやJALカードのサービス(一部対象外)なども本会員と同様のサービスをご利用いただけます。
ご入会にあたって(JGC)

一見同じように見えますが、その違いは、空港のラウンジや他社で利用する際に現れます。
JMBクリスタルの会員は、「ワンワールド・ルビー」です。
しかし、JGCになっていれば、翌年以降飛行機に乗らなくても、JGCクリスタル(=JGC ワンワールド・サファイア)の資格が維持できるのです。
海外のエアラインだと、何年も飛行機に乗らないと一般会員に戻ってしまうのですが、JAL(ANAも)では、今のところ、対象クレジットカードを保持し続けるだけで、ラウンジが利用できるステイタスも維持できるのです(今のところ)。
クリスタル比較
以下、「JMBクリスタル」と「JGC(=JGCクリスタル)」の特典の一部を比較してみました。
| サービス | JMB クリスタル | JGC |
|---|---|---|
| 国内線前方座席指定 | ー | 〇 |
| 国内線優先搭乗 | ー | 〇 |
| ラウンジの利用 | ー(※) | 〇 |
| 国際線優先搭乗 | 〇 | ◎同行者1名可 |
(※)ラウンジクーポン(マイル引き落とし / 譲渡不可)により、JALグループ国内線の出発時に空港ラウンジ(ダイヤモンド・プレミアラウンジを除く)が利用できます。
JGCはワンワールドサファイアになるので、とくに差が出るのが、ラウンジ使用の可否です。JGC になっていると、国内線の普通席・クラスJ 利用時、また国際線のエコノミークラス利用時でも、空港ラウンジに立ち寄れます。なので、飛行機での旅が好きな方(ご家族も)にとっては、年会費以上のメリットを得ることができると思います。
※今後変更される可能性もあることをご了承ください。
緑のJGCカード

ちなみに、JGC になっていても、FLY ON ステイタス会員でなくなる(=平JGCというそうです)と、翌年は上のような緑のJGCカードとなります。
空港ラウンジは利用できるのですが、ボーナスマイルの積算など、特典の内容は少し変わります。そして、東京ディズニーリゾート鑑賞券の予約できなくなります。
JALカード
ところで、JGCへの入会は、CLUB-A以上のJALカード(クレジット機能付き)がベースとなっているため、審査落ちするリスクがゼロではありません。
以前、FOPでの修業ができたとき、「サファイアになってから『JALカードDC』に申し込んだら、審査落ちしてしまった」という話を聞いたことがあります。なので、最初にCLUB-A以上のJALカードを発行しておくのがいいでしょうね。既に持っているJALカードからの切り替えのほうが、比較的簡単なようです(100%とは断定できませんが)。
JGC・JGP・ダイヤモンド (JMLM) の違い
私ごとですが、昨年、2回にわたるビッグなボーナスのおかげで、2023年3月まで JCGダイヤモンド の恩恵を受けられることとなりました。
それぞれに付与される特典の一部を比較してみました。
特典比較
| JGC | JGP | JMLM | |
|---|---|---|---|
| マイル有効期限の廃止 | ー | 〇 | 〇 |
| ボーナスマイル | 105% | 105% | 130 |
| ダイヤモンド特典航空券 | ー | ー | 〇 |
| DIA/JGP専用保安検査 | ー | 〇 | 〇 |
| ダイヤモンド・プレミアラウンジ | ー | 〇 | 〇 |
| ファーストクラスラウンジ | ー | 〇 | 〇 |
| バゲージサービス | ビジネス | ファースト | ファースト |
| サービスセレクション(一例) | ー | 30,000eポイント | 60,000eポイント |
個人的に嬉しかった特典を比較してみました。
比較してみると、JGC と JGP の間には大きな違いがあることがわかります。
「バゲージサービス」の「ビジネス」や「ファースト」は、預け入れ荷物に付けてくれるタグの違いです。ファーストタグを付けてもらえると、ほとんど待ち時間なく荷物を受け取ることができます。その後、少し間が空いて、ビジネスタグの荷物が流れてきます。
国際線に乗った時、ファーストタグの威力の強さを感じました。
ちなみに、私がダイヤモンド会員だったときの特典は、以下でした。
- 【国内線限定】有償座席が残っている場合、2倍の必要マイル数で特典航空券を発券
- JALとアメリカン航空搭乗時、ボーナスマイルが130%
- サービスセレクションでの最大60,000円相当の付与
一方、JGPとダイヤモンドとの違いは、あまりないように(個人的には)思えます。
ただ、ご家族の方とよく旅行される方には、とても魅力的なサービスもあります。
パートナーステイタス
それは、サービスセレクションの中にある「パートナーステイタス」です。
| パートナーステイタス | 1名 | 1名 (JGC会員) |
|---|---|---|
| マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
JMLM・ダイヤモンド保持者のパートナーは、会員本人と同じような、最上級のラウンジ、セキュリティーレーン、優先搭乗、そしてボーナスマイルなどが付与されるのです。
会員本人が同行しない場合でも、このサービスは利用できます。
パートナーとは
・配偶者
・同性パートナー
・JALカード家族プログラム、およびJALファミリークラブに登録している家族
※ 居住地の一致や関係の証明必要です。
「JGP」でも付与はありますが、ダイヤモンドとの差異は、対象者のステイタスです。
ファーストクラスラウンジ
ほぼ一人旅の私には、ダイヤモンドだけの特典の中には、余分にかけた費用に見合う特典がない・・・というのが、私の正直な感想でした。
というか、JGPの特典が凄すぎる?国際線を利用したときの、海外のファーストクラスラウンジは、とても魅力的です。でも、それは、JGPでも利用できます。
なので、現在の(国内線しか利用できない)状況の場合、JGPでも十分だと思っていました。ただ、書かれていないJMBダイヤモンドならではのメリットを国内線で体感してしまった今、ちょっと悩んでいます。
それは・・・
あれ!?でも、隣の席が空いている。
ここからは、体験して分かった「ダイヤモンド」ならではの特典をご紹介いたします。
明記されていないことなので、特典とは言えないかもしれませんが、あくまでも体験上起こったこととして読んでいただけますと幸いです。
書かれていない "ダイヤモンド" のメリット?
1月のある日、空席があったので、アップグレードを試みました。

隣が空席であった 10G を指定しました。
ただし、この後、隣にどなたかがいらっしゃる場合もあります。

しかし、搭乗時間少し前に見てみると、隣席が「✖」ブロックされています。
上の写真は Seat Alerts というアプリで見たものですが、当日、空港にある自動チェックイン機では表示されませんでした。なので、どなたかが自動チェックイン機で指定してしまうと、その席は空席でなくなってしまいます。
ガラガラの便で隣席がブロックされるのは知っていたのですが、結構混んでいる便でも、ダイヤモンド会員の隣は最後まで空けておいてくれるような配慮があるようです。その後、もっと混んでいる便でも、隣はラストプライオリティとして、空席となることが多かったのです。
偶然かもしれませんが、満席近い状況で隣が空いてるのは、とてもありがたかったです。
この席がおすすめ

上の座席表の場合、ダイヤモンドの方の席は、45A / B ・46Gと推測できます。
一席空けた隣の方がダイヤモンドの方の場合、間の席は双方にとってブロックされた座席になりますので、最強かもしれません。
なので、私は 46D を指定しました。
あくまでも推測なので、100%成功するとはいえませんが。
他にもメリットが?
明文化されていないので確約ではないのですが、他にもメリットがあるかもしれません。
アップグレード
国際線だと、インボランティアップグレード(航空会社の都合でのアップグレード)ということがあります。
予約していたエコノミークラス満席の場合、プレミアムエコノミー、もしくはビジネスクラスにアップグレードしてもらえることです(ビジネスクラス→ファーストクラスもあり)。
一度だけ経験がありますが、あまり頻繁に起こることではないでしょうね。
イレギュラー対応
また、イレギュラー時(遅延やダイバート、欠航時など)、ダイヤモンド会員は、より手厚い対応を受けられそうです。
幸い、JALでは遭遇していないので、内容はは分かりません。
しかし、他社の最上級会員(JALのダイヤモンドに匹敵)のとき、遅延時に地上係員がドアサイドからアテンドしてくれ、特別ルートで乗り継いだ経験があります。
国際線同士の乗り継ぎが10分!
多分、JALでも、イレギュラー時の対応は凄いのでしょうね。
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さいごに
2024年1月より、新しい生涯実績プログラム「JAL Life Status」が始まりました。そのため、記事内容が古くなりましたので、修正しました。ただし、今後も変更となる可能性はあることをご了承ください。
2024年以降も「FLY ON プログラム」は継続しています。ただし、FOPを貯めてもJALグローバルクラブへの入会資格を得ることはできない 点が大きな変更ですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。