「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。
JTAで行く山形・蔵王温泉の旅・後半です。
後半は、お昼ご飯で山形名物のお蕎麦をいただき、もう一つの「蔵王中央ロープウェイ」に乗りキラキラのドッコ沼を散策して、最後は温泉という流れです。蔵王中央ロープ-ウエイは、ほんの少ししか離れていない場所ですが、また違った景色を楽しむことができました。
ご一緒にお楽しみいただけますと幸いです。
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蔵王センタープラザ
蔵王ロープウェイから5分ほど歩いて「蔵王センタープラザ」へ。
行こうと思っていたお食事処が定休日だったため、急所探した場所(すぐそば)です。
今回行ったのは水曜日。蔵王温泉のお店は水曜日が定休日のところが多いのですが、「蔵王センタープラザ」の定休日は火曜日で、救われました。こちらにも日帰り温泉(大浴場と露天風呂)もあるので、冷えた体を温めてから食事することもできます。
公式サイトの露天風呂の写真にも惹かれたのですが、今回は、ランチだけいただくことにしました。
山形名物の「板そば」。長い板の上に1人~数人前のそばを盛り付けたものです。「板そば」は、山形県の村山地域で行われていた、農作業後の“そば振る舞い”の風習に由来しているそうです。
揚げたての天ぷらとともに、美味しくいただきました(^^)
蔵王中央ロープウェイ
食後は、すぐそばにある蔵王中央ロープウェイへ。
蔵王中央ロープウェイは、「温泉駅」と「鳥兜(とりかぶと)駅」の間を運行しています。
101人乗りの大型ゴンドラに乗って、蔵王温泉街や山形盆地等を眺めながら鳥兜山頂まで上っていきます。私が行った10月中旬は、日中20分おきに出発していました(出発5分前に改札開始)。
- 営業時間などは >>> こちら
こちらも、トクトククーポンで割引チケットを購入できました。
本日2度目の空中散歩。
何回見てもいいものです。
延長距離は1,787mで、所要時間は7分30秒(高低差は524m)です。蔵王連峰に位置する鳥兜山の名前の由来は、山容が鳳凰(ほうおう)に似ているためと言われています。
同じように山の上に行くのですが、蔵王ロープウェイから見る景色とは少し違っていました。
終点「鳥兜駅」からは、ドッコ沼まで下っていくルートと、展望台(徒歩1分)まで上るルートがありました。
時短したい方や脚力に自信がない方におすすめなのが、このリフトです。
往復500円(片道300円)で、楽々下っていけます。
ドッコ沼
下りなら大丈夫かと思って、歩いてみました。
冬場はゲレンデになる場所を下っていきます。
けっこう膝にきてきつかったです💦
ドッコ沼
そのまま歩いてドッコ沼へ。
鳥兜駅からは、ゆっくり歩いて20分弱でした。
こちらの紅葉は終盤、かなり落葉が目立ちました。
ドッコ沼の名前の由来は、かつてこの沼にいた竜を覚山法師が金剛杵の独鈷(ドッコ)を沼に投げ入れて鎮めたという言い伝えからだそうです。
沼底から水が湧き出ているため、夏場でも枯渇することがありません。
ゆったりと座って景色を楽しんだり、持参したお弁当を食べることもできます。
コーヒーを挽いて飲んでいる方もいらっしゃいました。
葉が落ちて枝が目立ちますが、エメラルドグリーンに輝くドッコ沼が美しくて、しばし見とれてしまいました。
その様子を、よろしければ、動画でご覧ください。
※ 強い風の音が入っています。
リフト
ドッコ沼の美しさに見とれて30分ほど滞在していると、かなり体が冷えてきました。
帰りは、リフトに乗ってロープウェイの駅に向かいます。
楽ちんです。
展望台
鳥兜駅に着くと、ちょうど下りのロープウェイが出発したばかり。次の出発まで20分ほど時間があったので、展望台に行ってみることにしました。
展望台からは、蔵王温泉街が見えますね。(天気が良ければ)遠方には、吾妻連峰まで見渡すことができるそうです。
山形は盆地になっているため、山にぐるっとかこまれているのがよくわかりますね。
展望台の右方向には、月山(がっさん)、そして薄っすら鳥海山も見ることができました。
私が行った次の日、月山で初雪が観測されてそうです。
展望台に鎮座する「蔵王大黒天」は、金運・商売繁盛の神さまです。
お詣りして、隣にある開運の鐘を鳴らすといいようです。
こちらでも、しっかり開運をお願いしてきました(^^)
下りの空中散歩
最初は、1カ所(どちらかのロープウェイ)だけでいいかなあ・・・と思ったのですが、せっかく晴天に恵まれたので両方に乗ってみました。
結果、大正解でした。
下りの景色も、心を揺さぶられるほど素敵でした。
今頃は、さらに冷え込んできたので、雪との競演が見られるかもしれませんね。
(繰り返しになりますが)それぞれ違った味わいがあり、どちらのロープウェイからの景色も素晴らしかったです。
紅葉の時季、迷った時は両方のロープウェイに乗ることをおすすめします(^^)
五感の湯つるや
紅葉を堪能した後は、冷えた体を温めに、温泉に行きましょう!
蔵王温泉の開湯は、天皇の命を受けた日本武尊(やまとたけるのみこと)が蝦夷討伐(えぞとうばつ)に来た西暦110年と言われています。 1900年以上もの歴史がある、山形県で一番古い温泉です。
蔵王中央ロープ-ウエイから道なりに、「バスターミナル」の方向に5分ほど歩いてきました。
こちらの温泉のおすすめは、泉質の良さだけではありません。
この立地の良さ!山形駅へ戻るバスターミナルの真正面にあるのです。
なので、バス出発の30分ほど前まで、温泉に浸かっていることができました。
入湯料は700円。荷物(貴重品)はフロントで預かってもらうことができます。もしタオルが必要な場合は、フェイスタオル・200円、バスタオル付・300円で借りれます。
新鮮な温泉
楽しみにしていた蔵王温泉!
大浴場のドアを開けると、硫黄の匂いが充満していました。蔵王温泉の特徴は乳白色のにごり湯です。しかし、温泉そのものは実は無色透明なのです。温泉が空気に触れると、温泉成分が酸化して酸化化合物である湯の花が形成されます。
それが時間の経過と共に浴槽の中で沈殿し対流することで、白濁したにごり湯になるのです。
午後2時ごろに行ったとき、まさかの!貸し切りでした。
蔵王温泉のお湯は、強酸性硫黄泉。
壁や床、浴槽は強酸性の温泉でも腐食しない木造となっていますが、『メンテナンスが大変』だと宿の方が仰っていました。酸性度は ph1.5 と強いのですが、全然ピリピリしませんでした。温泉の効果は、殺菌や美肌と書かれていました。
ちょうどいい温度で、体の芯からとろける、いいお湯だったのですよ~。
こちらの温泉は、正真正銘の源泉100%掛け流し!
宿より300mの地点に毎分180リットルで自噴する自家源泉があり、大浴場と貸切風呂のお湯は、そちらから引いているそうです。さらに、午前中のお風呂清掃(9時半~12時半)の際には、ほぼ毎日、浴槽から全て抜いて空にして清掃しているとか。午後の早い時間帯に行ったので、乳白色のにごり湯というより、透き通るような薄い白色でした。
入れ替えたばかりの新鮮な温泉!こんな贅沢が味わえるとは思ってもいませんでした(^^)
【公式】五感の湯つるや
温泉の写真や説明は、公式サイトからお借りしました。
あとで「五感の湯つるや」さんの公式サイトを見てみると、部屋はリニューアルされてきれいだし、4つもある貸し切り風呂(有料)も素敵で、次回は滞在してゆっくりしたいと思いました。
- 写真や温泉の説明の出所 >>>【公式】五感の湯つるや
日帰り入浴施設
ところで、山交バスセンターのそばには、観光案内所もあります。
この日(水曜日)は、定休日でしたが、バスの待合室には観光情報が貼ってあったので、情報は得られそうです。
日帰り温泉の案内も貼ってありました。
山形駅まで
ぎりぎりに、山交バスセンターに向かいました。
山形駅行きのバスは、交通系ICカードも使えますが、そばの券売機でチケットを購入することができます。
路線バスのようで、途中何か所か停まり(かなり人が乗ってきました)ますが、温泉のおかげで熟睡していたら到着しました(所要時間1時間)。
空港シャトル
蔵王温泉からのバスは、JR山形駅の前にあるバスターミナルに到着しました。
同じバスターミナルから、山形空港シャトルに乗り継ぎます。乗り継ぎ時間は30分ほどありました。
- 山形空港シャトルは予約不要です。
- 乗車時に、現金又は交通系 IC カードでお支払いください(その際、領収書が必要な方はお申し出ください)。
- 車内でチャージはできません。
なお、予備車(等)で運行する場合は、交通系 IC カードは利用できません。
どのバスが予備車か分からなかったのですが、私が乗ったバス(JL2238に接続)は予備車だったようで、交通系ICカードは使えませんでした。
山形空港情報
山形空港は、「おいしい山形空港」という名がついており、JALとFDAが発着しています。
お土産物屋さんは3カ所。
レストランは1つありますが、(私が行ったとき)唯一のレストランは、金・土・日・祝日の営業となっていました(2022年10月現在)😿
空港の待合室でサラリーマンの方が、そう話しをしているのが聞こえてきました。
仰るとおり!
最後に空港で美味しい山形の味覚を堪能しようと思っていたのに、私も残念です。乗り継ぎ時間の間に、JR山形駅で何か買ってきたらよかったです。しかし、残り物には福があるようで、1階のヤマザキショップでおにぎり(残2個!)を買えましたので、なんとか空腹はしのげました(笑)。今は、大丈夫かしら?
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さいごに
2023年度のJALのダイヤモンド維持のために選んだ、山形(日帰り)旅行。お天気にも恵まれ、蔵王温泉の紅葉と温泉を満喫できました(^^)
FOP2倍キャンペーンだけでも嬉しいのですが、羽田(HND)ー 山形(GAJ)は1搭乗につき500FLY ON ポイントが追加されます。なので、片道1,072FOPが加算され、無事ダイヤモンド達成となりました。これで、2023年度も恩恵を受けられそうです。
なお、蔵王ロープウェイからの紅葉は、じゃらんニュースが発表した "一度は見たい「圧巻の絶景紅葉」ランキング!自然が織りなす、美しすぎる景色【全国】" 第二位に選ばれていました。でも、蔵王中央ロープ-ウエイからの景色も素敵でした。
蔵王ロープウェイからの紅葉のようすは、こちらでどうぞ。
蔵王の紅葉を見に行こう!紅葉の絨毯の上をロープウェイで空中散歩!!
旅とアロマにお越しくださり、ありがとうございます。 JALのステイタス・ダイヤモンド達成のために計画したフライトの行先は山形。全国旅行支援の最中でしたが、恩恵なく(笑)、 J-Air での日帰り旅です ...
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。