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【台湾】日月潭と文武廟 ~台中日帰り観光~

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台湾・高速鉄道(台湾の新幹線)の周遊券を使って台中へ、南投県にある日月潭(にちげつたん)と文武廟(ぶんぶびょう)に行ってきました。

台湾最大の天然湖と廟へのアクセスや見どころをご紹介いたします。

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アクセス

出所:日月潭への行き方に加筆

日月潭は、北側が太陽、南側が月の形をしてひとつになっている台湾最大の湖で、台湾八景のひとつに選ばれています。その湖畔の高台に文武廟があります。

台湾本島のちょうど真ん中あたりに位置しており、台北や板橋からも直通バスが出ていますが、高鉄台中駅まで高速鉄道で移動して、そこからアクセスするのが一番便利だと思います。

高鉄台中駅→日月潭

今回は連続する3日間台湾高速鉄道(台湾の新幹線)に乗り放題のパスを持っていたので、台北から台中まで台湾高速鉄道で行き、そこからバスに乗ることにしました。

高鉄台中駅に着いたら、構内から5番出口に進みます。

バスに乗るだけなら悠遊カードでも大丈夫です。バス乗り場のそばには南投客運のカウンターもあり、チケットを買うこともできるようですね。

3番乗り場から「台湾好行トリップバス」に乗れば日月潭まで簡単に行くことができます。

本数は30分に一本ほどで、朝は7時半から、夜は19時半くらいまで運行しているようです。

高鉄台中駅から「日月潭水社ビジターセンターバス停」までの所要時間は約1時間30分ですが、渋滞があるともっとかかります。なので、台北から高速鉄道(台湾の新幹線)できた場合、2時間半ほどかかります。台北に泊まって日帰りする場合は、乗り換えを含んだアクセスに時間がかかるため1日見ておいた方がいいと思います。

2024年12月

・運賃:片道195TWD(往復360TWD)
    途中降機無効

日月潭

日月潭は、今から2,000年前に偶然見つかった台湾で一番大きな天然湖です。

湖畔には遊歩動画ありますので、美しい景色を見ながら歩けます。

日月潭は台湾八景の一つで、「双潭秋月」と言って日月潭で眺める秋の月の美しさが有名な場所ですが、2,000m級の山々に囲まれているため湖面の表情も刻一刻と変わります。

高台に上るとこんな景色が広がっていました。

あいにくの曇り空でしたが、これはこれで美しいですよね。

昔、カナダのプリンスエドワード島で出会ったガイドさんが仰っていた言葉です。『晴れの日の景色は絵ハガキで見えますが、曇りや雨の景色はそこに行ったときだけしか見られません』と。うまいことを言うなあと思っていたのですが、こんな日はその言葉を思い出します。とはいっても、雲が低くたなびくとても幻想的な景色が広がっていました。

文武廟(ぶんぶびょう)

日本統治時代、日月潭のそばに「龍鳳宮」と「益化堂」という2つの廟があったそうです。

この場所で発電所の建設が始まり、日月潭の水位が上昇したため、それらの2つの廟は撤去されることになりました。廟は電力株式会社によって買い上げられ、1934年に、龍鳳宮と益化堂を合併した「文武廟」が日月潭の北側に造られました。

文武廟の廟門

文武廟は中国宮殿式の廟で、台湾で唯一正門が開いている孔子廟です。

廟のパンフレットによると、「日頃から参拝客が多いため出入りの安全を考えて正門を常時開けている」とのことでした。

廟は三殿に分かれており、前殿二階部分の「水雲宮」は、開基元祖および文昌帝君を祀っており、中殿「武聖殿」には三国志でおなじみの関聖帝君および岳武穆王、そして後殿となる「大成殿」には儒教の創始者・孔子をそれぞれ祀っています。

少しずつ階段を上りながらお参りすることができます。

今回は、正門からではなく廟の右側にあった坂道を上り、絶景を堪能した後に階段を下ってみることにしました。

大成殿のさらに奥(一番上)には、新しく造られた華表と門があり、こちらから入れます。

文武廟の美しい屋根越しに日月潭。

夕日の頃なら、さらに美しくなるのでしょうね。曇り空だったので、湖と空の境がよく分かりませんでした。

文武廟の屋根には、孔子と縁起物の動物が置かれています。

大成殿

大成殿には青銅の孔子坐像があり、台湾で唯一聖像を奉る孔子廟となっています。

孔子様に旅の安全をお参りして先へ進みましょう。

九頭の竜

文武廟内には、龍が彫ってある石柱や、麒麟や鳳凰などの神獣の彫刻が多くあります。

こちらの九つの竜からは水が出ていました。

また、その周辺には、こちらは孔子にまつわるお話の彫刻です。

この他にキングダムのようなシーンもありましたが、とても美しかったです。

こちらは、神様が通られる道(階段は左右にあります)。

ここには武聖殿と大成殿(後殿)を繋ぐ場所で、中央に九頭の龍の彫刻があります。

龍の彫刻の方は細部まで見事に表現されており、見ごたえがありました。ここに来たら、金のドラゴンボールを手のひらに乗せ、このように写真を撮るそうです。

前殿へ

文武廟は、1999年9月の大地震により大きく傾いたそうですが、現在は地震前と変わらぬ状態に復興されています。

日月潭と合わせて、おすすめの観光地です。

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さいごに

日月潭はいつか行ってたかった場所です。台北から行くのは大変かと思ったのですが、台湾高速鉄道(台湾新幹線)を利用するとなんとか日帰りできました。

日本の高松空港(香川県)や那覇空港(沖縄県)からは台中への直行便もあるので、台中に直接入られた方はそのまま観光に行けますね。また、日月潭の湖畔南部の高台の上には玄奘寺があり、西遊記でよく知られている玄奘大師(三蔵法師)の霊骨が祀られているそうです。色々楽しめそうですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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