2019年に、BA (ブリティッシュエアウェイズ)・エグゼクティブクラブのゴールド会員 (ワンワールドエメラルド) を目指した時、韓国のプサン発着の旅をしました。プサンまで、そして市内まで、をご紹介します。
はじめに
今回の旅の目的は、BAエグゼクティブ・クラブのゴールドのためのポイントを獲得するためです。プサン経由(それぞれ1泊ずつ)にしたのは、費用を抑えつつ、ポイントもたくさん貯めれるからです。
旅程
NRT PUS(1泊・今回はここです) LHR LIS LHR NRT PUS(1泊) NRT
PUS (プサン) までは、NRT (成田) から特典航空券を利用しました。BAのマイル(Avios)を使うと、往復 9,000でした。(当時の)プサンまでの費用は以下です。
航空券(BA特典) | 手数料 |
NRT→PUS | 3,910円 |
PUS→NRT | 3,270円 |
合計 | 7,180円 |
行き帰り別に発券しました。別発券は、キャンセルする際、キャンセル料が2倍かかってしまうというリスクもあるのですが、外地発の方が手数料が安いというメリットもあります。
JALでPUSへ
2019年4月、機材はB737にダウンサイジングしていました。
プサンまではエコノミークラス。1番前の座席は、個室感覚でいいのですが、足が伸ばせないのでちょっと窮屈でした。やっぱりB737は非常口座席が足元が広くていいですね。
さらに一番前の席は、個人用画面を下の収納場所より引き出します。なので、離陸して暫くするまで、映画が見られないのです。残念。飛行時間が短いので、前半だけ見て、残りは次の便で見ることにしました。
機首に向かって左手に富士山を見ることができました。
機内食
一見おいしそうな空弁(笑)。
韓国入国には、入国書類と税関申告書が必要です。書類セットは座席の前のシートポケットに用意されています。日本語の書類もありますが、英語で記入します。
2019年2~4月に成田ープサン間を3回往復したときには、JL969(PUS 21:00着)とJL958(PUS 14:10発)が、オープンスポット:沖どめでした。バスに乗るまではちょっとカオスな状態で移動は面倒ですが、コンパクトな空港なので、入国までは早かったです。
空港から市内へ
空港から市内へ行くための手段は、3種類あります。
- タクシー:30分(約18,000㌆)*1
- リムジンバス:一律6,000㌆(現金のみ)
- 釜山金海電鉄+地下鉄:市内まで1,800㌆(カード使用時)2800㌆(現金)
2019年4月現在、1,000㌆が100円弱位なので、㌆ の0を一つ取ると日本円になる感じです。
釜山金海電鉄+地下鉄
地上移動はできるだけ安く抑えたいので、「3」の公共交通機関を選びました。釜山金海電鉄 はモノレールのようなもので、終点の「沙山(ササン)駅」で地下鉄に連絡しています。
ちょっと間をとばして・・・
JL969(21時着/沖どめ)で着いても十分に利用可能で、地下鉄にも乗り継げます。
始発や終電の時刻や詳細は、釜山金海電鉄利用案内 で確認できます。
1泊ならどこが便利?
https://map.konest.com/psubway?cid=7000
短時間滞在、かつ次の日は早朝発なので、できるだけ空港にアクセスがいい 西面駅 周辺のホテルを予約しようと思いました。
西面駅の周辺は、ホテルやレストランもたくさんあり、空港リムジンも停まります。駅の近くにロッテホテルもあるので、早朝にタクシーを見つけることができます。さらに、主要な観光地に行ける地下鉄の乗り換え駅にもなっているので、荷物をホテルに置いたらすぐに出かけられます。
プサンの地下鉄路線図 で行き方を検索できます。
空港から西面駅まで
空港の制限エリア(税関)を通過したら、そのまま「Gate3」から出ます。ちなみに、リムジンバス乗り場もすぐそばにあります。
横断歩道を渡ります。ちなみに、市内へ行くリムジンバス乗り場は、横断歩道を渡る前にあります。
横断歩道を渡ったら、右の方向(国内線ターミナルの方)へ進みます。
2~3分歩けば、釜山金海電鉄の乗り場があります。
切符は自動発券機で買えます。ソウルの交通カード(Tmoneyカード)*2があれば1,000㌆(約100円)安くなります。市内までは乗り換えを入れて40分くらいです。
終点の「沙山駅」で2号線に乗り換えます。
沙山駅での乗り換え
床にある案内に沿って歩きます。
改札を出て左側にすすみ・・・
エスカレーターで降りると、地下鉄乗り場への通路に進めます。
乗り継ぎまとめ
- Tmoneyカードを一回タッチして釜山金海電鉄の改札を出る
- 案内に沿って左方向に進む
- エスカレーターを2回降りて、まっすぐ進む
- 徒歩5分くらいで地下鉄の2号線「沙山駅」到着
地下鉄の改札を通るとき、再び同じTmoneyカードをタッチすると自動的に乗り継ぎ割引となり、トータル18,000㌆(約180円)で西面駅まで行けます。
ホテル
今回は「Ssang Ma Motel」に泊りました。口コミがよかったのと、一人旅に嬉しい価格(39,000㌆~48,000㌆) だったからです。
チェックイン 17:00
チェックアウト 11:00
行き方
地下鉄・西面駅9番出口(エスカレーターあり)から上がって、横断歩道を渡ります。
コンビニの前の路地を入ります。夜はちょっとディープな繁華街に変わりますが、特に問題はなく、部屋に入れば静かに過ごせました。
部屋のようす
家族経営されている小さな宿ですが、とてもきれいに掃除されているので、快適でした。問い合わせメールにもすぐに返信してくれるので、好印象だったのですが、実際に泊まってもいいイメージです。決して最新な設備はありませんが、口コミが良いのが分かりました。
バスルームは広くて、ちょっと下宿のような感じです。
スタッフの皆さんは日本がとても上手なので、日本の小さな宿に泊まっている感じでした。「なんでも言ってください」とおっしゃったので「明日あさ5時に出発(チェックアウト)」します。とだけ伝えておきました。朝早すぎると鍵を返せないかな?と思ったので。
すると、次の朝、5時少し前に部屋を出ると、起きたばかりの男性スタッフ部屋に来てくれて、荷物を3階から降ろしてくれました。

帰りの乗り継ぎは東横イン(こちらも快適でした)を予約していたのですが、こちらのホテルに変更しました。
お得な両替所
ホテルに荷物を置いて、チャルガチ市場へ買物にでかけました。釜山での目的、海鮮とナッツを買うためです。市場でのお買物は現金のみなので、その前に両替します。
南浦駅の近くにレートのいい両替屋さんが集まって、日本円からの両替もOKです。この日は、Woori Bankの前にある 友利両替 (우리환전:ウリファンジョン)のレートが一番良かったです。レートは店の前に書いてないので、聞くことになります。レートや使い勝手は、ソウルの方がいいです。
*営業時間を確認し忘れました。他の両替所が土日もやっているので、ここも開いているかもしれません。参考サイト→ コネスト
行き方
西面駅から地下鉄1号線に乗って、南浦駅へ。出口5番もしくは7番から出て、道を渡ります。
この写真の銅像を右手に見ながら真っ直ぐ5分ほど歩くと両替屋さんが見つかります。
チャルガチ市場
両替して、そのまま歩いて、市場まできました。前回来てはまってしまった市場。干物や海苔、ナッツ類などをたくさん買いました。
いろいろ味見をさせてくれるので、それだけでお腹いっぱいになってしまいます。
市内から空港へ
2日目のPUS→NRTは7時50分発だったので、地下鉄の始発(05:24)で空港に向かいます。改札付近にTmoneyカードをチャージする機械もありました。
地下鉄・西面駅の改札は方向によって2か所に分かれていますが「沙山」と漢字の案内もあるので、直ぐに分かります。
地下鉄のホームへは、改札から1階おります。
離れた改札にエレベータ―もあるのですが、昼間は結構混んでいます。
沙山駅に着いたら、来た時と同じように乗り継ぐだけです。慣れれば結構簡単に移動できるルートだと思いました。
まとめ
- JALのB737 (ビジネスクラス付き) のエコノミークラス最前方の席は、足元が狭い。
- JALのプサン着時、オープンスポットになることもある。
- プサンの空港から市内までは「釜山金海電鉄」と「地下鉄」を使うと運賃が安い。
- 西面駅で泊まると、早朝初のJAL成田行きにも十分に間に合う、
JAL乗り継ぎ情報では、チェックインは2時間前~と書かれているのですが、昼間の便だと、2時間40分前から始まりました。今回は朝早かったですが、西面のホテルを5時過ぎに出て、6時20分頃にチェックインできましたので、公共交通機関で移動しても、問題ありませんでした。
最後までご覧いただきありがとうございます。