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春の九州ひとり旅。最初の目的地は、北九州市の小倉、そして門司港です。
当時は、那覇からの飛行機が減便になったため、観光する時間が少なくなってしまいました。それでも、迫力ある小倉城とノスタルジックな門司港の雰囲気は味わい、そして3つの桜を探すことができました。
福岡までのフライト、そしてJR九州の鉄道の旅とともにご紹介したします。
※記事内の情報は、2021年3月のものです。
始まりはJTA
まずは、那覇から福岡までJALグループのJTA・日本トランスオーシャン航空で移動します。
普段、通路側の座席を指定することが多いのですが、この路線は窓側にしてみました。お天気が良かったので、海の青と空の青がとても美しい!
飛行機の種類はB737という小型機です。
通路が1本で、クラス J と普通席の2クラスですが、クラス J は満席、普通席も8割くらいの搭乗率でした。
面白かったのは、普通席(最前方の座席)のブロック。座席はあるのですが、座席に突起物があって、座れなくなっています。
JALのB737 だと、隣席の人の大きなアームテーブルになっている場所です。
通路を挟んだ隣りの側(座席 H)の座席は利用できます。前方に座席がなく、危険だからでしょうか。バスの一番後ろの真ん中の座席のような感じですね。
ところで、JTAのB737の普通席は、最前方の座席がおすすめです。
他の席に比べてかなり足元が広いのです。非常口座席(こちらは2番目におすすめ)より広い気がします。
JTAについては、こちらもどうぞ。
【JTA】移動だけじゃない離島フライトの楽しみ ~日本トランスオーシャン航空・石垣島・搭乗記~
沖縄の離島フライトとイレギュラーのお話しです。
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カーブチードリンク
サービスされるものも、JALとは少し違います。
いつもはさんぴん茶 (ジャスミンティー) をいただくのですが、この日は、季節限定の「カーブチードリンク」にしてみました。
JTAの県外路線限定のドリンクだそうです。
カーブチー
「カーブチー」とは、沖縄のことばで、皮がぶ厚いという意味です。
大きさは温州みかんほどですが、皮が濃い緑で厚く、種が多くあり、素朴な味わいが特徴です。
また、秋の運動会の時期に穫れるので「運動会みかん」とも呼ばれています。
初めてのカーブチーでしたが、風味は、濃いゆずジュースと言った感じ。心落ち着く柑橘類の香り、そして、スッキリしたのど越しで美味しかったです。
福岡空港から博多駅へ
飛行時間は1時間30分くらい。定刻に福岡空港に到着しました。国内線旅客ターミナルビル北の到着口から出ます。
地下鉄の駅へ向かう途中、新しくできた「ラウンジTIME」を見つけました。
提携指定カード会社のゴールド会員(ダイナース含む)が無料で利用できますが、一般の方も有料 (1,000円) で利用できるようです。
新しいラウンジなので、次回時間があるときに利用してみたいと思います。
地下鉄
あれっ?地下鉄なのに、JR九州の車両がやって来ました。
後日、不思議に思っていたので、「ゆふいんの森」号の乗務員さんに尋ねてみました。JR九州の車両だったのは、JR九州の筑肥線と福岡市営地下鉄空港線の列車が相互に乗り入れているからだそうです。
この白い車両は、JR九州305系で、背もたれの一部が木になっていて、とてもおしゃれです。
乗ってみると、ドアの内側に、かわいらしい黒い犬・くろちゃんが描かれています。
くろちゃんは、JR九州の特急「あそぼーい」のイメージキャラクターです。新型車両のデザインを手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が、くろちゃんの生みの親なので、ここに描かれているそうです。
ちなみに、水戸岡氏は、豪華寝台列車「ななつ星」をデザインされたことで有名ですが、先日乗った新幹線の「つばめ」や「ソニック」などもデザインしているそうです。新型車両がおしゃれなのも納得です。
あとで調べて分かったのですが、唐津方向1両目の床は、フローリング調になっているそうです。次回は、その車両に乗ってみたいと思います。
福岡の皆さんにとっては当たり前の風景が、旅行者には、とても新鮮で興味深いのです (^^)
福岡から小倉へ
その後、博多駅で「みんなの九州きっぷ」を受け取り、宿泊先の小倉へ向かいます。
小倉への行き方はいくつかあります。
博多⇔小倉
- 新幹線:2,160円(15分)
- JR特急ソニック:1,830円(47分)
- JR鹿児島本線区間快速:1,310円(1時間22分)
- 高速・連絡バス:1,150円(1時間36分)
※運賃は2021年当時のものです。
新幹線
今回は時間を有効に使うため、新幹線に乗りました。費用を抑えたい私にとってはちょっと贅沢な乗り物なのですが・・・。
小倉まで、わずか15分で到着します!
なお、「みんなの九州きっぷ」は、2日間用を買ったので、次の日から使用します。
小倉駅
新幹線の小倉駅の改札を出て、右の方へ進むと、バスロータリーがあります。その先に、今回の宿泊先「リーガロイヤルホテル小倉」が見えました。
駅を出たところに、キャプテンハーロック(懐かしい!)の像がありました。そばには、銀河鉄道999 のメーテルもいます。
JR小倉駅構内や周辺には、北九州市ゆかりの漫画家・松本零士さんの作品から飛び出したオブジェがたくさんあるようです。
子供の頃に見た懐かしい面々に出会えて、ちょっと興奮気味に写真を撮ってみました。
リーガロイヤルホテル小倉
「リーガロイヤルホテル小倉」は、小倉駅前のランドマーク的な建物なので、すぐに見つかりました。
ホテルまではアーケードがあるので、雨が降っていてもほとんど濡れることはありません。
福岡には泊まってみたいホテルがたくさんあって、選ぶのに困りました。そのなか、リーガロイヤルホテル小倉を選んだのは、激安のテレワークプランがあったからです。
高層階、しかもこんなに立派で広い部屋が4,000円(税サ込)だったのです。
チェックイン時に会社の名前を記入するだけで、県外在住の私でも利用できました(2021年3月時点)。
シングル使用ですが、ペットボトルのお水も2本用意されていました。ちょっと、古いタイプのバスルームですが、清潔なので何の問題もありません。
パジャマ代わりになるガウン、もちろんスリッパもありました。
久しぶりの豪華ホテル!なんか部屋の空気感が違う気がします。
大きな窓があり、壮大な景色を見ることができます。前日は夜景を楽しみ、次の日は朝日・・・。
部屋にも光が差し込んできました。部屋中が淡いピンクになるこの時間が大好き!高層階ならではの楽しみです。
小倉まちあるき
時間は前後しますが、ホテルに荷物を置いて、すぐに出かけました。
JR小倉駅より15分ほど歩いてきました。
最初の桜は小倉城の周辺で見つけました。
ちょうど開花宣言が出たばかりの頃で、咲いていたのはほんの少しでしたが・・・
焼きカレー
小さな桜を楽しんだ後は、門司港の地ビールと、旅行者が必ず食べると言われている(?)焼きカレーを食べに行きました。
本当は、門司港の夜景と夜桜を楽しんだ後の予定だったのですが、時間の関係で、この日は小倉止まりです。
しかし、ラッキーなことに、行きたかったお店が小倉に移転していました。念願の地ビールと焼きカレーが、この日の夕食となりました。
お店でいただくとカバーチャージ(500円)がかかるのですが、やっぱり熱々を食べたい!と思い、お店でいただきました。
ちょっとチーズを少なめにしていただいた初焼きカレー。中から卵が出てビックリ!
ピリ辛のカレーが美味しかったです。
三日月のクロワッサン
焼きカレーは美味しかったのですが、単品だと量が少なくて・・・
三日月のクロワッサンをデザートにいただきました。
JR小倉駅のお店は、新幹線の改札口のすぐそばにあるので、ホテルに戻るときに買うことができました。
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さいごに
初めての小倉。
桜には少し早い時期でしたが、大満足の旅となりました。
このあと、「ゆふいんの森」の旅につづきます。
移動も楽しい!JR九州の「特急ゆふいんの森号」で由布院駅へ
ゆふいんの森Ⅰ号とⅢ号の乗車記です。
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