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”みなとぶらりチケット” で横浜さんぽ ~4時間でどれだけ回れるか?~

2022-08-27

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「旅とアロマ」にお越しくださりありがとうございます。

”みなとぶらりチケット” というフリーパスを買いました。制限時間は、ホテル到着までの4時間。このフリーチケットがあれば、効率的に横浜の観光地を回ることができますが、4時間でどれだけ回れるのでしょう?

今回は、"みなとぶらりチケット” の使い方と、実際に約4時間で回れた場所をご紹介いたします。

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みなとぶらりチケット

"みなとぶらりチケット” は、横浜みなとエリアの対象交通機関(横浜市営地下鉄、市営バス)に1日乗り放題となるおトクなチケットです。

券面に表示してある乗車日に限り、"みなとぶらりチケット" 適用区間内の市営地下鉄、市営バス(深夜バスを除く)、市営バス(観光系)に何回でも乗車できます。適用区間は、横浜の観光スポットが集中するMM21 地区から山下公園周辺・中華街や伊勢佐木町・元町、三溪園までを網羅しています。

今はスマートフォンを使ったデジタルチケットもありますが、このとき、紙のチケットを「市営地下鉄・横浜駅」で買いました。

料金

大人:500円 / 小児250円

市営バスや地下鉄に3回乗れば元が取れる設定ですので、4時間の観光でも、この料金はかなりおトクに感じました。

購入場所

・地下鉄ブルーラインの駅:
   横浜、高島町、桜木町、関内、伊勢佐木長者町
・定期券発売窓口:
   ブルーライン横浜駅のお客様サービスセンター、
   横浜駅東口(そごう地下1階)
・適用区間内を運行する一部の市営バス車内
・桜木町駅観光案内所

上記の他にもホテルなど、さらにWebでも購入(デジタルチケット)できます。

なお、市営地下鉄「新横浜駅」乗り降り可能な "みなとぶらりチケットワイド(550円)もあります。こちらは、新幹線でお越しの方におすすめです。

市営地下鉄

ブルーライン

市営地下鉄ブルーラインでは、「横浜駅」と「伊勢佐木長者町駅」の間に利用できます。

今回利用した市営バス(観光)に接続できるのは、「横浜駅」と「桜木町駅」です。

私は、東急線で横浜駅へ行き、市営地下鉄ブルーライン「横浜駅」の改札で "みなとぶらりチケット” を購入しました。

地下鉄ブルーライン「横浜駅」までは案内板に沿って歩けば、迷うことはありませんでした。

地下鉄までは、地上に出ることなく、建物の中を移動します。

アクセス

・東急線「横浜駅」から地下鉄ブルーライン「横浜駅」まで、徒歩5分弱

・JR「横浜駅」南口改札から地下鉄ブルーライン「横浜駅」まで、徒歩約2分

市営バス(観光)

”みなとぶらりチケット”で利用できる市営バスは、以下です。

  • BAY SIDE BLUE:横浜駅前(東口)A4番乗り場発
  • ピアライン:桜木町駅前3番乗り場発
  • あかいくつ:桜木町駅前3番乗り場発
  • ぶらり野毛山動物園BUS
  • ぶらり三渓園BUS

私は、市営地下鉄・ブルーラインで「横浜駅」から「桜木町駅」に移動して、ピアライン(市営バス)に乗り、観光を始めました。

桜木町から

市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」で降りたら、地上に出ます。

すぐそばに、JRの「桜木町駅」がありました。JR桜木町の駅を抜けると、目の前に「ヨコハマエアキャビン」が見えました。「ヨコハマエアキャビン」は、日本初の世界最新式都市型循環式ロープウェイです。ロープウェイは、JR桜木町駅前の駅舎「桜木町駅」と新港地区の運河パークにある駅舎「運河パーク駅」を約5分で結んでいます。

「ヨコハマエアキャビン」のすぐそばに、市営バス(観光)の乗り場があります。

バス停は、ほぼ駅前といっていいほどの近さで、案内板もあるので迷うことはありませんでした。

このバス停は、「あかいくつ」と「ピアライン」の2種類の市営バスが発着しています。この日は特に計画を立てていなかったので、先に来た「ピアライン」に乗ることにしました。終点は「横浜ハンマーヘッド」です。

ちょうど車いすの方がいらっしゃり、その方から乗車しました。車いすの方が乗りやすい位置にバスが移動され、ステップが用意されます。

ところで、横浜の町を歩いていると、車いすで旅行されている方を多く見かけました。横浜市は、バリアフリーに関していろいろ工夫しているようです。

横浜の市営バスでは平成8年度より、車いすのお客様が利用しやすいよう、中扉にスロープ板を備えたバス車両を導入しています。平成30年度末現在、ノンステップバス導入率96.4%、ワンステップバスを含むバリアフリー適合率は100%となっているそうです。

”みなとぶらりチケット” は乗車時(前側のドアから)に運転手さんに見せるだけです。

路線図

大きな路線図はこちら >>> 路線図

いつものように細かな計画は立ててはいませんでしたが、もらった路線図を見ながら大まかなルートを考えてみました。

「ハンマーヘッド」→「赤レンガ倉庫」→「中華街」→「港の見える丘公園」といった定番の観光地を回ってみたいと思います。

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横浜ハンマーヘッド

横浜ハンマーヘッドは、客船ターミナル施設(CIQ 施設)を中核に、「食」をテーマとした体験・体感型の商業施設です。

新港ふ頭の西側の突堤には、大きなハンマーヘッドクレーンがあります。

このハンマーヘッドクレーンは、1914年に設置された、日本で最初の湾港荷役専用クレーンです。金づちに似た形状からハンマーヘッドクレーンと呼ばれ親しまれてきました。1970年代に入りその役目を終えましたが、建設から100年以上経った今でも新港ふ頭のシンボルとなっています。

そばで見ると、その迫力に圧倒されました。

このハンマーヘッドクレーンは、2018年に、土木遺産(貴重な歴史的遺構)に登録されています。

潮風にあたりながら景色を楽しんでいると、お腹が空いてきました。

建物の中に入って、食事ができる場所を探しましょう。

カフェやお茶屋さんなど、どこも魅力的で迷ってしまいました。

同じ敷地内に、ホテル "InterContinental Yokohama Pier 8" もあります。

ジャパンラーメンフードホール

迷った末に選んだのは、「ジャパンラーメンフードホール」。

横浜初出店・全国初の新業態店を含む5つのラーメン店が集結している場所です。

2019年10月31日にオープンしました。

同ホールには、以下のラーメン店がありました(2022年8月現在)。

  • 初代
  • 陳麻家 
  • 札幌麺処 白樺山荘
  • 旭川ラーメン 梅光軒
  • 博多 一星

迷った末、陳麻家で担々麺を食べることにしました。

陳麻家は、都内などには複数店舗がある本場四川麻婆豆腐のお店です。

濃厚なゴマのスープ!

最後まで飲み干して、お腹いっぱいになりました。

あかいくつ

さて、お腹もいっぱいになったので、次の場所へ移動します。

続いて乗ったのは「あかいくつ」

赤レンガ倉庫まで移動しました。

しかし、赤レンガ倉庫は、残念ながら休館日・・・。

台湾祭

せめて雰囲気だけでも味わおうと歩いていると、すぐそばで、台湾祭が開催されていました。

台湾祭in横浜赤レンガ2022 (開催期間:2022年7月30日~8月14日)。

ほんの少しですが、何年ぶりかに台湾の雰囲気を味わうことができる場所でした。

台湾でお馴染みの、傾いた郵便ポスト。

2015年、台湾を横断した台風13号により傾いてしまった郵便ポスト。その色から「小紅」「小緑」の愛称で呼ばれています。台風の強風で倒れた看板の下敷きになった後、さらに風に煽られて曲がってしまったそうです。その2つのポストのレプリカがありました。

まるで台湾の夜市に来た雰囲気です。

一番長い列ができていたのが、マンゴーかき氷のお店。

お腹がいっぱいでなかったら、胡椒餅と小籠包、そしてマンゴーかき氷を制覇したかったです。

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中華街

このあと、再び「あかいくつ」に乗って中華街へ。

台湾祭でマンゴーかき氷を我慢したのは、こちらの「台湾シルクアイス」を食べたかったからです。

台湾シルクアイスは、練乳と果物を一緒に凍らせたものを薄く削って作るアイスです。食感はフワフワ♡ 小籠包が有名な「王府井(ワンフーチン)」の人気メニューですが、中華街の他のお店でもたくさん見かけました。

軽かったので、台湾祭のマンゴーかき氷と両方食べれそうでした(後悔)。

中華街での食べ歩きも楽しそうです。

ただ、気になるお店はどこも行列だったので諦め、中華街のパワースポット「関帝廟(かんていびょう)」へ行ってみます。

中国発祥の風水によると、横浜の良い位置にあるのが横浜中華街。なかでもその中心部にある関帝廟(かんていびょう)は最強のパワースポットとされています。

横浜中華街最強のパワースポットに出かけよう

横浜関帝廟

祀られているのは、『三国志』でも有名な「武将・関羽」を神格化した「関聖帝君」です。

「関聖帝君」は理財にも精通し、簿記法やそろばんを発明したとの伝説もあるそうです。誠を尽くし約束事を守るという精神が商人にとって大切であることから、商売の神様として信仰されるようになりました。なので、横浜関帝廟は、主に商売人の守り神として崇敬を集めています。

横浜関帝廟は明治生まれ(1871年)で、現在の建物は四代目です。

構築部分のほとんどを中国から取り寄せ、多くの中国出身の大工職人が腕をふるいました。本道から廟への入口両側に並ぶのは北京より輸入された雲龍石で、4.5トンもの重さがある一枚岩を彫り出したものです。

【公式】横浜関帝廟

屋根の天辺中央には地球儀、その両側には塔やガラス細工の龍。手前の方は何故か熱帯魚やイカなどが並べられています。

その細工は、煌びやかで、特に屋根の上にいる龍は活き活きしていました。とした龍が鎮座しています。

参拝

参拝に必要なお線香(参拝証付き・500円)は、自動販売機でチケットを買って、係りの方に火をつけてもらいます。

その際に、参拝方法も教えてくれます。

本堂の手前に香炉が5つ並んでいます。

香炉には番号が振られているので、刺す前に3回お辞儀をして、順番に線香を刺していきます。それによって身を清めることができるそうです。

本堂に入る際には、線香と一緒にもらったカード(参拝証)をスタッフの方に見せます。参拝証は裏が護符になっていて、お守りにもなります。本堂の天井は、玉皇上帝(天と地の統治者)が住んでいると言われる天空を拝むように、天を仰ぎ見る形になっています。その天井はとても美しくて、しばし見とれてしまいました(写真撮影禁止)。本堂では、それぞれの神様の前にひざまづき願い事をします。

しっかり開運をお願いしてきました。

港の見える丘公園

関帝廟でのお祈りが通じたのか、歩いていると30分に一本の「あかいくつ」がバス停「中華街入口」に停まるのが見え、乗ることができました。

待ち時間が短縮されました。

最後の観光地、港の見える丘公園へ行ってみます。

高台からの景色を堪能して、今回の散策は終了です。

こちらからは、2種類の市営バスが利用できました。

「あかいくつ」の運行は30分間隔(平日)だったので、他の市営バスに "みなとぶらりチケット” で乗れるのは便利でした。

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スケジュール

今回のスケジュールは、以下です。


  • 10:45

    "みなとぶらりチケット”購入


  • 11:22

    桜木町→ハンマーヘッド


  • 11:40

    ランチ


  • 12:10

    ハンマーヘッド→赤レンガ倉庫


  • 12:45

    赤レンガ倉庫→中華街


  • 13:53

    中華街→港の見える丘公園前


  • 14:25

    港の見える丘公園前→芸術劇場・NHK前
    ホテル着(14:35)


スムーズに動くために事前にバスの時刻表をチェックしておくことは必要ですが、バスは少し遅れ気味でした。

それでも、”みなとぶらりチケット” を使えば、約4時間で定番の観光地を回ることができました。

爽やかな潮風だけでなく、久しぶりに海外を感じることができる場所を訪れることができ、とても楽しかったです。

さいごに

桜木町駅前広場

”みなとぶらりチケット” で、定番の観光スポットを回ってみました。

歩いている途中、ふと下を見ると、こんなかわいい ポケモンマンホール『ポケふた』も!

横浜駅までは、羽田空港から30分ほど、品川駅からは20分弱と、とても便利な場所にあります。なので、東京に来て帰りの飛行機(もしくは新幹線)の出発まで半日あって「何しよう?」というときにもおすすめの場所です。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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