Japan

「タテルヨシノ」とThe Bar~ポルトムインターナショナル北海道 ~

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

新千歳空港直結のエアポートホテル・ポルトムインターナショナル北海道には、フランス料理の巨匠・吉野建シェフ監修のレストラン「タテルヨシノ」があります。2日目の夕食はフレンチ、そしてその後は最上階のバーに行ってみました。

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タテルヨシノ

フレンチレストラン「タテルヨシノ」。

フランス・日本でミシュランの星を獲得し、国内外の美食家を魅了してきた吉野建が 監修するフレンチダイニング。ホテルのレストランなので、高級感はありつつ、気軽に立ち寄れる雰囲気でした。

Opus One(オーパスワン)など、私が(値段的に)絶対に頼めないワインが並んでいます。

詳細

・営業時間 : 
  【朝食】6:00~11:00(LO 10:30)
  【昼食】12:00~15:00 (LO 14:00)
  【夕食】18:00~22:00(LO 20:00)

席席数が86席という広い空間に、5組のお客様。

(一人だったからか)半個室のようになった席を案内されました。

メニューはこちら。

ブルーチーズやクセのあるの乳製品が苦手なので、予約時に記入していたら少しアレンジしてくれたようです。

Mas Jullien 2009

この後のことを考え、最初から赤ワインを。

Mas Jullien(マス・ジュリアン)。mas(マス)と、フランス語では珍しく末尾のエスの発音をする「南仏風の館」という名前がついています。

詳細

・Lous Rougeos Terrasses du Larzac Rouge
  ルー・ルージョ・テラス・デュ・ラルザック・ルージュ

・使用ブドウ品種:
    カリニャン50%
    シラー40%
    グルナッシュ10%

・タイプ:赤・フルボディ

南フランスのテラス・デュ・ラルザック(32の村で構成)におけるカリスマ的存在の醸造家オリヴィエ・ジュリアンが手掛ける赤ワイン。15年前までは自家消費用だったものを開化させたそうです。一番リーズナブルな赤ワインでしたが、複雑なアロマとフレッシュさを感じます。しっかりしたお料理を引き立ててくれるグラスワインでした。

ソムリエの方からも『最初はパテなので、ちょうどいいかもしれませんね』と嬉しい一言をいただきました^^

さて、楽しみなコースが始まります。

好きな色の飾り皿でした。

アミューズ・ブーシュ

ビーツのジュースが珍しい。

アミューズ・ブーシュは手で食べるため、フィンガーボールが置かれました。

自家製パン

ほんのり温かいパン。

どのパンも美味しかったのですが、左手前のブリオッシュのようなパンが超好みの味で、お代わりしたかったです。でも、パンでお腹を膨らませてはいけないので我慢します(お代わりできるかは不明ですが)。

自家製田舎風パテ

自家製田舎風のパテ。

赤ワインが進む味でした。付け合わせの野菜の見栄えもよく、これから先のお料理に期待が高まりました。

本日のスープ

クローシュ(ドーム型をした銀色の蓋)を取ると、中には、緑鮮やかなグリンピースのスープに海老の泡のソースがかかっています。持ってくるとき、かなり揺らしましたね(笑)。でも、ずーっと飲んでいたいほど好きな味でした。

この後、希望すれば「市場からの鮮魚料理(+2,530円)」ありますが、今回はパスしました。

北海道産牛頬肉の赤ワイン煮込み

ナイフを入れるとホロホロと崩れるほどよく煮込まれており、肉の味をしっかりと感じる一皿。赤ワインソースをたっぷりつけていただきました。付け合わせの野菜が美味しいのも北海道の素材だからでしょうか。幸せな味でした。

デザート

デザートは、チョコレートのタルトとタヒチ産バニラのアイス。チョコレートも美味しいのですが、バニラアイスが超好みの味で、こちらもお代わりしたかったほどです。

乳製品は苦手なのにバニラアイスは大好きなおかしなやつ・笑。

食後のお菓子

最後に食後のお菓子。

ホテルのマカロンが気になっていたのですが、こちらで味わうことができました。カヌレとパッションフルーツのゼリー。食べる順に迷いましたが、右から順に食べてよかったです。パッションフルーツのゼリーがかなり酸っぱかったです。

食後の飲み物はアールグレイ。

カップ&ソーサーが可愛いので尋ねたところ、特注のものでした。2020年と書かれているのはホテルのオープンの年です。

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THE BAR / THE CIGAR BAR

さて、食後は最上階(8階)にあるバーへ。

ここへ来るために食事中のお酒を控えました。

THE BARの前に置かれていたメニューの中で、春の期間限定カクテルとオリジナルチョコレートが気になっていたのです。

THE BAR

・営業時間 : 18:00~24:00
   (フードLO 23:00 / ドリンクLO 23:30)
・席 数  : THE BAR カウンター 9席 / テーブル 30席   

8階にあるTHE BARは、落ち着いた雰囲気のオーセンティックバーです。

奥にはシガーバーがあり、そちらもお客様が一人。きちんと区別はついていますが、(香りに敏感なので)少しシガーの香りを感じました。ただし、気になるほどではありません。

バーテンダーさんは、昼間にカフェでお会いした方でした。掛け持ちですね。

失礼ながら最初は気づかなかったのですが、『昼間にカフェで・・・』と彼が気づいてくれました。

さくらモヒート

新緑と桜の情景をイメージし、桜リキュールとミントを合わせた春色のモヒートです。桜の花びらがちりばめられており、暗い中で浮かび上がる夜桜といった感じでしょうか。

少し軽めに作ってもらいましたが、しっかり桜リキュールを感じます。爽やかで飲みやすいカクテル。この日は満月。きれいな月を見ながら、至極の時間となりました。

オリジナルチョコレートは食べきれませんでしたので、部屋に持ち帰りさせてもらえました。これで余韻も楽しめます^^

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さいごに

「タテルヨシノ」のフレンチは期待以上の味で、このプランのリピーターがいらっしゃるのもよく分かります。来年のアニバーサリー旅行先はこちらにしようと思います(このプランはないと思いますが)。また、バーの雰囲気もよく、エアポートホテルとして館内の施設を素通りするのはもったいない。

新緑のいい頃に、北海道観光を全くしないでホテルと空港を楽しむだけの特典航空券の旅。知り合いに変な人扱いされましたが、このホテルに泊まられ食事された方と優しい読者の皆さまになら理解してもらえそうです・笑。滞在が旅の目的となる、そんな素敵なホテルでした。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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