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今後は『星野リゾート 1955』へ!東京ベイ東急ホテル・宿泊記

2022-05-14

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「旅とアロマ」にお越しくださり、ありがとうございます。

パークからは少し離れていますが、無料シャトルバスもあり、旅行サイトの口コミもとてもいいホテル「東京ベイ東急ホテル」。残念ながら、2023年12月31日に営業終了となってしまいました。しかし、跡地に、2024年6月20日、星野リゾートが『星野リゾート 1955(いちきゅうごーごー)ベイ』を開業すると発表しました。

コンセプトは異なるかもしれませんが、忘却録として宿泊記を残しておきたいと思います。

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東京ベイ東急ホテル

 

東京ベイ東急ホテルは、まるで海の中にいるかのように設計されたホテルです。

海底をイメージした1階グランドフロアから上層階に上がるにつれ「海」「凪」「風」、そして「茜」へと、フロアごとに趣向を凝らした空間を演出しています。屋上には、夕日を楽しめるデッキがありました。

パークからのシャトルバスは1階に着きます。

建物に入り、左方向にある階段かエレベーターを利用して2階へ進みます。ロビーラウンジ、フロントは2階にあり、とても広々としていました。

同じフロアには、レストランがあります。

そして、その横には大型のディスプレイがあり、ラインアート化された海の仲間たちが人の動きに反応するインタラクティブな映像を楽しめます。「エイ」「カメ」「クラゲ」が現れるようです。

パークビューラージツイン -KAZE-

アサインされた-KAZE- という部屋は、びっくりするほど開放感のある客室(38㎡)でした。

砂浜の風紋を思わせるカーペットや木のぬくもりを感じるベッドサイド。海上で静かに穏やかにたなびく 「風」をイメージした客室だそうで、12~17階に位置しています。

今回は、じゃらんnetを通して、一番安い部屋(スーペリアツイン32㎡)を予約しました。東急ホテルの会員になっていたので、17階の広い部屋(最上階は18階)にアサインしてもらえました。空室ありきのアップグレードですが、会員になっていたことも忘れていたので、とても嬉しかったです。さらに(空室状況にもよると思いますが)13時までのレイトチェックアウトも可能でした。

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部屋の設備

最大4名までが利用できるようで、大人用のスリッパが4人分用意されていました。使い捨てのスリッパもあります。

加湿機能付空気清浄機や靴乾燥機が、全室に完備されているようです。

空気清浄機を事前にリクエストしなくていいのは、いいですね。

ベッドサイドには、USB端子。

部屋のライトも、こちらでコントロールできます。シンプルな造りなので、使い勝手がとても良かったでです。

パジャマ代わりになる部屋着は、ワンピースタイプでした。

ベッドの固さも適度にあり、寝心地が良かったです。

シンプルな部屋ですが、必要なものは揃っており、さらにアクセサリー置きまでありました。

コーヒーなどはインスタント、冷蔵庫は空です。

1階にコンビニがあるので、部屋に入る前に水を買って行こうと思ったのですが、買わなくて良かったです。

なぜなら・・・

2リットルの水が用意されていました!

これは、ビックリすると同時に嬉しかったです。

ホテルの口コミは良かったので楽しみにしていたのですが、期待をはるかに上回る便利さや快適さがありました。

バスルーム

2022年4月に「プラスチック資源循環促進法」が施行されました。

詳細

「プラスチック資源循環促進法」は、プラスチック製品の設計・製造から廃棄物の処理に至るまでのプラスチック資源循環(3R+Renewable:再生可能資源への代替)の促進を図ることを目的とした法律です。

その影響で、歯ブラシなどはどうなるのか疑問だったのですが、部屋に用意されていました(2022年4月時点)。

浴室も広々としていて、洗い場付きです。

ホテルのHPよりお借りしました。。

シャワーヘッドは、ミスト・マッサージ・エコフルスプレーに切り替わる多機能タイプでした。

ちなみに、お手洗いも広めでした。浴室と洗面台があるスペースは、木のドアを閉めると完全個室になります。

その前には、化粧台にもなる場所。

このように、広いだけでなく、快適に過ごせるような工夫が至る所にありました。

朝食「コーラルテーブル」

朝食の開始は7時。ちょっと遅めです。

チェックイン時にもらえる食券に日付などを記入して、持って行きます。「7時半からは混む」と書かれていたので、7時に向かってみました。

しかし、皆さん同じことを考えていたようです(笑)。

あいにくの曇り空でしたが、それでも開放的な気分は味わえました。お天気が良いと、もっと景色がよくなるのでしょうね。

料金

・大人:2,700円
・小学生:1,600円
・幼児(4歳~):800円
・3歳以下:無料

素泊まりシングルユースのプラン(6,800円~)もあったのですが、朝食付きにしてよかったです。

まずは、サラダとカラフルオムレツ。

エッグコーナーでは、その場で、カラフルオムレツを作ってもらえます。まず、好きな味(卵の種類)を選び、具を選び、最後にソースを選びます。私は、おすすめの「浅利と海苔リゾットのイカ墨オムライス」にしてみました。イカ墨入り卵で黒く仕上げた創作卵料理の中には、浦安名物のアサリと海苔を貝の出汁で煮立てたリゾットが入っています。

ソースはトマトもあったのですが、シェフのおすすめ、ホワイトソースです。

こちらは、楽天トラベルの「朝ごはんフェスティバル2019」において千葉県1位に選ばれたメニューでもあるようです。

つづいて和食。

和食のおかずは、少し物足りなさを感じました。海苔や納豆、しらす、漬物など、ご飯のおともはたくさんありましたが、料理としては大根の煮物ユズ風味と焼魚・煮魚のみです。なので、蒸し野菜やフレンチフライをよそってみました。

あと、冷やしうどんもありました。

そばに野菜カレーもあり、カレーうどんにしている方もいました(^^)

1点残念だったことは、クロワッサンなどのパンが固くて、美味しく感じなかったことです(前回のヒルトン東京ベイもそうでしたが)。

なので、ホテルメイドのパンケーキとフレンチトーストを最後にいただくことにしました。フレンチトーストには、キッズコーナーのそばにあったアイスをのせてみました。アイス自体は安っぽいもの(←すみません)でしたが、クリームがわりになって美味しかったです。

最後に、心残りがないよう、美味しかったなあと感じたものものをもう一度いただきました。

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開放的で居心地が良かったので、つい長居してしまいました。

1時間半ほど滞在しましたが、やはり閑散期(4月の半ば)のせいか、満席になることはありませんでした。

入り口(出口)付近には、部屋へ持って行けるコーヒーも用意されていました。

至れり尽くせりです^^

テラス

UMIKAZE TERRACE

なお、ホテルの3階屋上には、夏期のみですが、海風を感じながらBBQやお酒を楽しめる場所もあるようです。

部屋からの景色

周りに視界をさえぎるものが全くない東京湾ビュー。

曇り空でも、開放的な気分で過ごせました。

お天気がイマイチだったので、ちょっと、カメラのモードを変えて撮ってみました。

ホテルのHPより

お天気がいいと、さらに気持ちのいい滞在になりそうです。

上層階からの眺望は(周りに視界をさえぎるものがないので)、東京湾だけでなく、さまざまな景色を楽しむことができました。

写真ではちょっと見にくいですが、遠くには、観覧車!

眼下には、JR新浦安駅からのバス用のロータリーがありました

浦安(埋め立て)の一番端に、ホテルは建っています。ここまで来たのは初めてだったので、ちょっと不思議な感覚になりました。

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ウィングルーム

ホテルのサイトよりお借りしました

ところで、東京ベイ東急ホテルには、JALとコラボした、空の旅の楽しみをホテルの客室でも味わえるコンセプトルーム「ウイングルーム」があります。退役する航空機材の部品などを活用したそうです。

こちらの部屋は、JALのボーイング777-300やボーイング777-200国内線仕様機で実際に使われていた備品が並んでいます。3人掛けの座席は、テーブルがひじ掛けから出るタイプです。なので、実際にテーブルを出して、食事もできそうです。ちなみに、テーブルがひじ掛け方でる3人席なので、非常口座席にあったシートですね。

ミールカートは、ハーフサイズ。国内線のファーストクラスにあったものかもしれません。カートの下の部分には、ストッパーがあります。赤いストッパーはカートを固定するものです。緑のストッパーはリリースの役目、足で踏んでブレーキを外し、カートを移動させることができます。

詳細

・期間:2022年4月28日(木)~2023年4月25日(火)客室

・客室内容:

  航空機シートの設置:B777-300
  機内の窓、窓パネル:B777-300
  カーペット:B777-200
  ミールカート
  エンジンブレード
  国内線Fクラスのシートカバ-廃材によるクッション

・特典
  JAL国際線アメニティ(1泊につき1つ)
  オリジナル宿泊証明書(1室1枚)
 

本物の航空機部品ならではの臨場感を楽しめる、特別な空間ですね。ちなみに、5月中はすでに満室でした。

アクセス

東京ベイ東急ホテルは、東京ディズニーランドやシーを利用することを考えると、正直、立地はあまりよくありません。

パーク周辺のオフィシャルホテルに比べると、かなり遠いです(バスで30分前後)。ただし、他のパートナーホテル同様に、無料シャトルがあるので助かります。

大型のバスですが、パークが閉園前後、特に21時台は混むそうです。

なお、4月半ばの平日19時台のバスに乗りましたが、そのときは、10人ほどのゲストでした。

ちなみに、JR新浦安駅からも無料のシャトルバスは出ており、最終便は23時台です。もし、パークからの最終便に間に合わない場合は、JR舞浜駅まで歩き、一つ隣のJR新浦安駅からシャトルバスに乗る方法もあります。

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さいごに

比較的新しくきれい、また部屋も広くて快適に過ごせた「東京ベイ東急ホテル」。

口コミもよく宿泊客も多かったと思うのですが、突然、営業終了を発表しました。ちょっとびっくりです。しかし、今後は『星野リゾート 1955』に変わるようですね。どのようになるのか楽しみです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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