Kyoto one-day-trip railway

紅葉が見頃の京都・嵐山散策 ~嵯峨野トロッコ列車と嵐山裕斎亭~

初めて、紅葉が見頃を迎える京都へ行ってきました。

今回は、長年の夢であった嵯峨野トロッコ列車と嵐山散策、そして、美とアートの世界「嵐山裕斎亭」をご紹介いたします。

嵯峨野トロッコ列車

https://www.sagano-kanko.co.jp/zaseki.php

嵯峨野トロッコ列車は、「トロッコ嵯峨駅」と「トロッコ亀岡駅」を往復する観光列車です。

乗車駅は「トロッコ嵯峨駅」、「トロッコ嵐山駅」、「トロッコ保津峡駅」、「トロッコ亀岡駅」の4つ。どの駅から乗って(降りて)も、運賃は一律630円です。

JR京都駅からアクセスして、トロッコ嵯峨駅から乗るのが一番簡単です。

京都駅からJR嵯峨野線(山陰本線)に乗り、嵯峨嵐山駅までは快速約11分、普通約17分です。JRの駅を降りたら、すぐ隣にトロッコ嵯峨駅があります。

嵯峨野トロッコ列車の準備編(予約方法等)は、こちらをどうぞ。

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トロッコ列車までの道

私は、バス1日券を使いたかったので、京都駅から市バス28系統バスに乗って、野宮神社の参拝から始めました。

野宮神社

野宮神社は、縁結びの神社です。

晩夏のイメージとはまた違った、秋の野宮神社。

前回お願い事をしたので、今回は、お礼参りにやって来ました。

竹林の小径

そこから、さらに歩いて竹林の小径へ。

紅葉の時季は、さすがに午前中でも混雑していました(ただし、歩けないほどではありませんが)。

竹林なので雰囲気は変わらないのかしら?と思っていたのですが、紅葉が差し色になって、趣のある光景が広がっていました。

亀山公園

竹林の小径のおしまいの場所から右に下っていくと、トロッコ嵐山駅があります。

反対に、左方向へ歩き上っていくと、亀山公園に着きます。

亀山公園は小倉山から伸びる屋根の部分にあたり、その山の形が亀に似ていることから、この名前がつけられたと言われています。

竹林の小径から徒歩10分くらいで、公園の高台に着きます。

亀山公園山頂からの保津川 (ほづ がわ) の眺めです。

この川は、渡月橋 周辺で 大堰川 (おおいがわ) 、渡月橋を境にして、下流が桂川 (かつら がわ) と呼ばれているそうです(間違っていたらご指摘ください)。

そして、さらに下って、鴨川・木津川・宇治川と合流して、 淀川 (よど がわ) となります。

保津川に沿って線路があり、そこをトロッコ列車が走ります(上の写真の白い矢印部分)。

丁度、列車が通っていきました。

このトロッコ列車が折り返して来た時間に乗るのですが、自分が乗る列車を、(ほんの一瞬ですが)違った角度で見られたのもよかったです。

ところで、沿線の木々が紅葉だけでないのにお気づきでしょうか。

私は、トロッコ列車は、紅葉のトンネルの中を走るものだと思っていたのですが、どうやら違うようです。

葉っぱを落とした木は桜です。

なので、春には、トロッコ列車に乗って、桜の花を楽しむことができます。

ちなみに、冬は雪景色です。

トロッコ嵐山駅

こんな感じで周辺を散策して、トロッコ嵐山に着きました。

出発時間までまだ時間があったので、そばにあった神社へお参りしてみることにしました。

ここは、御髪(みかみ)神社です。

日本で唯一の「髪」をお護りする神社です。

神社の境内には、多くの人から献納された「髪」を納祭した神塚もあるそうです。

最近、髪がやせてきました。なので、夫の分と合わせてお参りして、髪のお守りを授かってきました。

トロッコ列車乗車

再び、トロッコ嵐山駅です。

ここには、軽食を取れるお店や、お土産もの屋さん、お手洗いがありました。

駅舎にはベンチもありますので、出発まで、そちらで待つことにしました。

出発の5~10分くらい前になると、改札が始まります。

予約がない場合、トロッコ列車各駅窓口で、当日券を買うこともできます。

開始時刻の目安

  • トロッコ嵯峨駅:午前8時35分
  •   

  • トロッコ嵐山駅:午前8時40分頃
  •   

  • トロッコ亀岡駅:午前8時50分頃

私が行ったのは、紅葉真っ盛りの平日でしたが、お昼過ぎまでは満席続きでした。

ただ、午後からは、空席や立見席が販売されていました。

ちょうど、夜にはライトアップされた紅葉を楽しむ臨時列車も運行されていましたので、そちらのチケットを買うのもいいかもしれませんね。

乗車位置

ところで、トロッコ嵐山駅での乗車は、すこし変わっています。

4,5号車に乗る場合は、そのまま4,5と書かれた場所で待てばいいのですが、1~3号車に乗る場合は「Car No. 1」と書かれている場所から乗ります。

1号車から3号車までは、トンネル内に停車するのです(トロッコ嵐山駅だけです)。

なので、1~3号車の予約を持っている人は、全員 「Car No. 1」 のマークがある場所から乗って、自分の席まで車内を移動していきます。

案内の方がいるので、指示に従っていればいいだけです。

ただ、停車時間が短いので、自分の席に着く前にトロッコ列車は動き出してしまいました。

なので、動く列車内の移動がちょっと大変でした。

トロッコ嵐山駅から出発したあと、最初は進行方向の左側に保津川が現れます。

嵐山から乗車して亀岡に向かう場合は前半が左側、後半が右側で絶景が楽しめるようになっています。

絶景ポイントは車内にアナウンスが流れ、トロッコのスピードを少し落としてくれます。

きっぷを予約したときは、左と右のどっちがいいのか悩みましたが、窓側であれば、あまり変わらないと感じました(あくまでも個人の感想ですが)。

反対側の窓側の席からも、紅葉は十分に楽しめました。

そのうち、トロッコ列車が川の反対側を走り始め、目の前に川と紅葉が広がってきました。

保津川で一番大きいと言われている一枚岩「孫六岩」。

他にも「ライオン岩」や「カエル岩」などの数々の奇岩がありました。

ところで、保津川は丹波の山間から流れる川で、かつては京や大坂へ木材や物資を運ぶ水運として利用されていたそうです。

今は、四季を通じて、美しい山々や奇岩が並ぶ峡谷の景観を楽しむトロッコ列車や、さらに、変化に富んだ水流を楽しむ「保津川下り」が人気です。

トロッコ列車のスピードは、平均時速25km。自転車並みの速度なので、風を切る爽快感(でもちょっと寒い・笑)と景色の両方が楽しめるちょうどいいスピードです。

途中、レンガ造りのトンネルをいくつか通ります。

この日の気温は、日中16度と爽やかな気候だったのですが、トンネルの中はヒンヤリしていました。ただ、冬場は風よけになっていいかもしれません。

この先、「トロッコ亀岡駅」に向かうにつれ緑が深くなり、最後は(川のない)開けた場所に到着します。

リッチ号

トロッコ亀岡駅に着いたら、急いで移動します。

折り返しで乗車するさい、同じ車両の場合は、そのまま車内に残れます。

しかし、私は、行きは普通車、帰りは展望車両・リッチ号の予約が取れていたので、いったん降りなければなりません。

停車時間は短かく、ホームは乗客で溢れています。

なので、いったん駅舎に入り、ここから乗る人の最後尾について一番まえの車両に乗り込みました。

行きは、一部が窓なしの普通の車両でしたが、帰りは窓ガラスなしの車両です。

予約したのが1か月前だったので、天気が読めず、片道だけリッチ号にしました。

もし雨模様になったら、往復雨ざらしになってしまいますものね。ヘタレなので、両方雨ざらしには耐えられない気がして・・・。

足元はグレーチング(格子状の鋼材)で、線路が見える状態になっています。

途中、保津川下りの船が見え、乗客がお互いに手を振り合いました。

保津川下りの船は、けっこう頻繁に出ていました。

トロッコ嵐山駅からトロッコ列車に乗って、保津川下りの船に乗って嵐山に戻るのが人気のコースのようです。

お天気は良かったのですが、風が冷たくて・・・。

この時季、夜はライトアップされた紅葉が楽しめるのですが、防寒は必須です。

トロッコ保津峡駅です。

駅の前後がトンネルとなっているため、全国でも珍しい橋の上にホームがある駅です。

ここから見えるのは、人々の信仰をあつめてきた愛宕山(あたごやま)。

愛宕神社の総本社がある京都の愛宕山は、標高差およそ900mと、初心者でも楽しめるハイキングコースがあるそうです。

なので、ここで降りて、橋を渡り、ハイキングに行かれる方もいらっしゃるとか。

ちなみに、この橋は、よくテレビ番組(サスペンスドラマ)に登場する場所だそうです。

保津峡駅を過ぎて少し走ると、今度は、進行方向右手側に川が現れます。

表示には満席と出ていたのですが、2席空いていました。

なので、座っていても、反対側の川まで見ることができました(ラッキー♪)。

この辺りには(あまり見えませんが)、星のや京都があるそうです。

往復約50分の列車の旅。

車内アナウンスも楽しく(最後は、とてもお上手な歌でしめくくり)、乗って良かったです(^^)

ところで、私は、トロッコ嵐山駅⇔トロッコ亀岡駅の切符を買っていたのですが、帰りは、そのままトロッコ嵯峨駅まで乗って行けました。

窓口で変更をお願いしたのですが、特に手続きは必要ないようで「そのまま乗っていてください」とのことでした。

トロッコ亀岡駅から嵐山方面へは、ほとんどの乗客がトロッコ嵐山駅で下車するので、そのあとはガラガラでした。

徒歩20分くらいの距離ですが、3分ほどでトロッコ嵯峨駅に到着しました。

TEA ROOM KIKI

トロッコ嵯峨駅で降りて、少し歩いて、嵐山の方へ戻ることにしました(徒歩15分くらい)。

途中、行ってみたかったお店を偶然見つけました。

2021年11月6日にグランドオープンしたばかりの TEA ROOM KIKI。紅茶 & スコーン専門店(嵐山本店)です。

イギリススタイルのティールームで、美味しい紅茶と自家製の英国伝統菓子・スコーンやケーキなど(カレーもあります)をいただけます。

イギリスの老舗陶器ブランド「バーレイ」の食器で、ちょっとイギリス旅行の気分を味わえそうです。

抹茶クリームティー ( 京都 · 嵐山限定 ) のセットにしてみました。

セット内容は、スコーン(2つ)+クロテッドクリーム+抹茶ミルクジャム+ティーフリーです。

スコーンは3種類の中から選べます。アールグレイとシーズナル(この時はシナモンくるみ)にしてみました。

紅茶は、日本の水質、日本人の味覚に合う茶葉を厳選した "amsu tea" 。

amsu tea は2003年に設立された紅茶ブランドです。スリランカ産の紅茶を中心に上質な茶葉を厳選しており、渋みや苦味の少ない、口当たりの良さが人気の紅茶です。

フリーフロー(70分制)なので、次々とおすすめの紅茶が注がれます。

ただ、一番飲みたかった紅茶・ルイボスティーには出会えず・・・(70分いれば、全種類飲めたのかしら?)

それでも、ほんのり温かいスコーンにクロ―テッドクリーム、そして薫り高い紅茶の優雅なランチとなりました。

嵐山 裕斎亭

さらに歩いて、渡月橋付近へ。

川沿いを歩きながら次の目的地「嵐山 裕斎亭」へ。

予約が必要ですが、平日だっからか?当日でも可能でした。

川端康成の部屋

こちらは、ノーベル文学賞作家、川端康成氏と、その御子息、香男里氏が宿泊された部屋です。

とちの木のテーブルにガラスの水鏡。文豪がご覧になった風景です。

どう写真を撮るのが正解なのかは分からなかったのですが、前の人の真似をして撮ってみました。

丸窓の部屋

丸窓が連なっている、とても珍しい窓となっています。

前方のアクリル板に映る水鏡。

外から見た姿も素敵でした。

夢の水鏡

最後は、外に出ます。

本物の水鏡で映り込んだ紅葉を楽しめる仕掛けがありました。

入場料は2,000円と少し高いのですが、この時季ならではの美しい景色を堪能できました。

さいごに

初めて、紅葉の時季に京都旅行をしてみました。

インバウンドの旅行者がいない今、個人や少人数の旅行者が多かった気がします。

どこへ行っても長蛇の列で、さすがに、前回来たときとは様子が違いました。

それでも、時間をずらしたり、少しでも人が少ない場所(と推測)を探して歩いてみました。

なので、楽しく紅葉狩りができました(^^)

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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