
まん延防止等重点措置の実施、ならびにワクチン・検査パッケージの一時停止にともない、航空券の特別対応が発表されました。
対象期間中は、対象区間の航空券に関して、通常は変更できない「先得」や「特割」でも、手数料無料で払い戻しや変更が可能です。
今回は、JAL国内線の特別対応と、実際に、JALの国内線航空券を変更(手数料無料)したようすをご紹介したいと思います。
※19時のNHKニュースによると、政府は、東京など13都県、3月6日まで「まん延防止等重点措置」の延長について明日諮問するそうです。
国内線の特別対応
2022年2月10日 (木)、JALは、 まん延防止等重点措置の実施、ならびにワクチン・検査パッケージの一時停止にともなう国内線航空券の変更・払い戻しの期間延長と、追加路線を発表しました。
対象便が増えました
対象便などは、こちらをご覧ください >>> 【公式】JAL・特別対応(2月10日更新)
追加された、2022年2月14日(月)~3月6日(日)搭乗分は、2022年2月11日0時以降の変更・払い戻し分より対象となります。
もともとの出発予定日+30日、または航空券の有効期間のどちらか長い方まで変更(振り替え)できます。
なお、航空券の有効期間は、こちら で確認できます。
【通常】変更可能・不可能な運賃
通常「変更可能な運賃」、そして「不可能な運賃」に分けてみました。
予約が変更可能な運賃
- 大人普通運賃
- 小児普通運賃
- 往復割引
- 障がい者割引
- JALビジネスきっぷ
- 株主割引
- 介護帰省割引
- 特別乗継割引
- 特典航空券
予約変更できない運賃
上記以外の、「先得」や「特便」の航空券が通常、予約変更できません。
しかし、通常は予約変更ができない「先得」や「特便」でも、今回の特別措置の対象となっている路線や期間に当てはまっている場合は、「もとの出発予定日+30日」の範囲内で無料で変更できます。

特典航空券は、「予約を変更する」 を押下後のページ上部にある「国内線特典航空券」からお進みください。
払い戻し
払い戻しも、JAL Webサイトで行うこともできます。支払い方法などで、手続きの場所が異なります。
- 詳細はコチラ >>> Webサイトで払い戻しできる運賃

欠航
予約した便が欠航した場合は、登録したアドレスにお知らせメールが来ます。

自分の予約を見てみると、欠航便を含む予約は赤く表示されており、代替便として、同日で時間が近い便が仮予約(クラス変更なし)されていました。
この場合、①代替便を承認する、②変更する、そして③払い戻し(取り消し)、の3つの選択があります。
とりあえず、[確認する>] をクリックして次に進みます。
①代替便を承認する
代替便を承認する場合は、予約の詳細画面の一番下に表示されている「この内容で予約を確定する」をクリックします。
これで代替便への変更手続きは終了です。あとは、搭乗日当日、直接空港に行くだけです。
②変更する
代替便を承認せずに、日付を変更する(無料)こともできます。
もともとの出発予定日+30日、または航空券の有効期間のどちらか長い方まで変更(振り替え)できます。
予約便の出発時刻20分前までにお手続きください。


予約詳細の画面にある [ほかの便を探す>] をクリックします。
日付変更の画面が表示されますので、希望の日を選びます。
すると、下のような空席状況の画面が表示されました。

普通の予約画面と違って、対象期間内なら差額は不要なため、運賃が表示されていません。
[空席あり] を選んで、確認することで予約変更が完了します。
同時に、★購入内容のお知らせ★というタイトルのメールが届きました。
③払い戻し
私は払い戻しをしていないので(不確かな情報提供を避けるため)、方法は控えさせていただきます。
詳しくは、JAL 公式サイトをご覧ください >>> 払い戻し
「予約変更」または「払い戻し」の条件
私が変更したのは、コロナの特別対応での変更でしたが、大雪などの天候不良時にも適応されることがあります。
悪天候(台風・大雪)や自然災害などにより、運航に影響が見込まれる便につきましては、手数料をいただかずに搭乗予定便の変更(振り替え)および払い戻しを承ります。
変更は、航空券の種類に関わらず、1回のみ手数料をいただかず可能です。
2回目以降の変更は各種航空券の運賃規則に準じます。ご都合のつくお客さまは、お早めに旅程の変更をおすすめいたします。
航空券の取り扱いについて
運航状況を確認して、以下のいずれかに該当する場合は「予約変更」または「払い戻し」をすることができます。
- 「対象空港一覧」に予約便の出発地または到着地が該当すること
- 「発着案内」画面の便名横、または「欠航・遅延便検索」画面の備考欄に「*」または「!」が表示されていること
最新の情報は、公式サイトをご確認ください >>> JAL-運行状況のご案内

1つの予約に欠航便が2便以上含まれる場合
ところで、ある便の代替便を承認する場合は問題はありません。そのまま、承認すればいいだけです。
一方、他の便に変更したり払い戻し(取り消し)したりする場合は、国内線お問い合わせ窓口(電話)に連絡します。
上記の手続きの詳細はコチラ >>> 手続き方法のご案内
特別対応(欠航の案内なし)
前回の「まん延防止等重点措置」には、「自治体からの往来自粛要請」が含まれていませんでした。
そのため、欠航のお知らせがきていない便では、日付変更ができませんでした。取り消す場合はキャンセル料がかかりました。
しかし、現在(2022年2月)に発令されている「まん延防止等重点措置」の特別対応は、緊急事態宣言中と同じく、特別対応対象となりました。
最初の「国内線の特別対応」で示した路線(対象期間中)の航空券をお持ちの方は、無料で変更、取消が可能です。
Webサイトでの変更

「予約管理」→「予約詳細」を見ると、「お客さま情報」の前に「予約内容を変更・取り消しをする > 」がありますので、そちらをクリックします。
※取り消す場合も同じところから進みます。
予約内容

自分の予約内容が上の写真のように表示されます。
「変更 >」か「取り消し >」を選択します。

変更後の予約

予約変更した便はピンクで表示されました。今回は「先得」のチケットでしたが、取消/払戻手数料はかからず、差額も不要でした。
さいごに
国際線は無理だと思ってウラジオストクの特典航空券は払い戻ししましたが、まさか、1年半経っても同じこと(もっと大変なこと)が続いているなんて思いもしませんでした。
今回も、JAL (ANAも) 早い時期に対処方法を示してくれるので、無事予約を変更・取消することができました。
なお、情報提供には最新の注意を払っておりますが、突然変更となる場合もあります。
そのため、公式サイトのリンクを貼っております。
最新情報は、必ず、公式サイトでお確かめくださいますよう、お願いいたします。
最後までご覧いただきありがとうございます。