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2021年から始まる!?「ETIAS/エティアス」は日本のパスポートも対象です!

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ドイツ旅行の情報検索をしていたら、気になるサイトを見つけました。そこには2021年からETIAS取得の上でEUへの渡航が必要です」と書かれています。ちょっとびっくり!申請のためのサイトはまだアップされていないのですが、公式サイトはありましたので、内容を見てみました。

最強パスポート

ビザなしで入国できる国・地域の数に基づき、世界各国のパスポートを比較したランキングでは、2019年11月現在、日本とシンガポールが「190ポイント」と依然トップに立っています*1

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commons.wikimedia.org(2019年10月27日現在)

上の図の濃い緑の部分にビザなしで行くことができます。つまり、グレーの国に行くときだけビザを取ればいいのです*2

しかし、2021年から「パスポートとお財布を持って気軽にヨーロッパへ」とはいかなくなりそうです!?

※申請のためのサイトはまだアップされていないので「2021年開始予定」としてご覧ください。

ETIASの導入

2016年11月、欧州委員会は、ETIAS(EU Travel Information & Authorisation System:エティアス) の導入を決めました。当初、2020年から開始予定でしたが、延長となり、その後「2021年1月から導入する」と発表されました。

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欧州渡航情報認証制度(ETIAS:エティアス)とはビザが免除されている日本やアメリカなどの国民が、シェンゲン協定国であるヨーロッパの一部の国に(ドイツ、イタリア、フランスなど26ヶ国)にビザを取得せず訪問するために必要な欧州渡航情報認証制度です。 ビザを保有しない対象国籍保持者は事前にこのETIAS電子認証システムに申請することが必須となります。登録されたパスポート情報はユーロポール(欧州警察機構)などに照会され審査が行われます。シェンゲンビザを既に保有している場合はシェンゲンビザでの入国となるためETIASの申請は必要御座いません。http://etias-euvisa.com/

つまり、アメリカ(ESTA)、カナダ(eTA)、オーストラリア(ETA) で既に導入されている 電子認証システム が、ヨーロッパのいくつかの国で始まるというのです。 

対象国

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ETIAS を申請しないと行けない国は、以下の26ヵ国となっています。

  • アイスランド
  • イタリア
  • エストニア
  • オーストリア
  • オランダ
  • ギリシャ
  • スイス
  • スウェーデン
  • スペイン
  • スロバキア
  • スロベニア
  • チェコ
  • デンマーク
  • ドイツ
  • ノルウェー
  • ハンガリー
  • フィンランド
  • フランス
  • ベルギー
  • ポーランド
  • ポルトガル
  • マルタ
  • ラトビア
  • リトアニア
  • ルクセンブルク
  • リヒテンシュタイン

※今後変更の可能性もあります。

つまり、シェンゲン協定に加盟しているEU諸国が対象です。

ETIASは、日本のようなシェンゲンビザが免除されている国のパスポートを持っている人が、観光、ビジネス、トランジットなどの目的で、シェンゲン協定加盟国に、 航空機や船舶、陸路などで搭乗・移動する際に必要なのです。 ETIASが承認されていない場合、旅行者は飛行機、船舶、バスなどに搭乗することはできません。

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つまり、これからは、たとえ最強のパスポートを持っていても、

簡単にヨーロッパに行ける時代は終わります。

※ただし、イギリス、アイルランド、キプロス、ブルガリア、ルーマニア、クロアチアは協定加盟国ではありません。なので、ETIASの申請は不要です。

また、EUのパスポートを持っている方は、シェンゲン協定とは関係なく、もちろんEU圏自由に行き来することができます。

導入の背景

ETIASの導入は、2016年11月に決められました。その背景には、フランスとベルギーでのテロ事件以降のEUの安全保障の強化や、難民の流入問題対策があります。

もちろん、最終的な入国可否の判断は現地の入国審査官が行います。しかし、ビザ免除の第三国旅行者を事前に確認することで、入国審査の簡素化も目指しているのです。

ETIASの申請(予定)

申請は、IC入りのパスポート情報をもとに、PCやスマホなどなどのデバイスから行います。

現在、ETIASの申請費用支払い方法として導入されている決済手段はクレジットカードのみとなります。カードブランドなど詳細については、まだ発表されていません。

有効期間

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いちどETIASによる渡航許可が降りれば、最大3年間の有効期間が付与されます。ただし、ETIAS申請時に、パスポートの有効期限が残り3年未満であれば「パスポートの残存期間がETIASの有効期間」になります。

滞在可能日数

滞在可能日数は、原則として「あらゆる180日間の中で最大90日」です。

申請料金

料金:7.00€(18歳以上のみ)

※18歳未満は今のところ申請料金はかかりませんが、申請・取得は必須です。

まとめ

許可申請はETIASの公式サイトで行うようです。申請はオンラインでのみ可能ですが、入国許可取得の申請開始日はまだ決まっていません。開始されたら、またお知らせしたいと思います。

 

今回の情報は、http://etias-euvisa.com/ を参照しました。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:世界199カ国のパスポートについて、227カ国・地域の渡航先のうち何カ国にビザなし、または到着ビザ制度で入れるかを調べ、その数を各国のスコアとする。

*2:オーストラリアとカナダ、アメリカ合衆国にもビザなしでいけるのですが、それぞれ事前登録が必要です。なぜか?オーストラリアは違う色で区分けされています。理由は不明です。

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