この記事はこんな方におすすめ
- シドニー空港の出発情報を探している方
- シドニー空港にある「ニュージーランド航空」のラウンジについて知りたい方
スターアライアンスの世界一周航空券を使った旅。最後はANAでシドニーから日本へ戻ります。今回は、ニュージーランド航空(NZ)のラウンジが案内されました。スムーズだった出国の様子と、期待以上に快適だったラウンジの様子をご紹介したいと思います。
空港ターミナル
シドニー国際空港は3つのターミナルに分かれています。
- ターミナル1(T1)国際線発着
- ターミナル2(T2)国内線
- カンタス航空専用国際線ターミナル3(T3)
24時間空港ではないため、PM11:00~AM06:00の間は飛行機の発着がありません。
T2とT3は隣り通しなので徒歩5~10分でで移動できます。
T1へは、シャトルバスを利用します。乗り継ぎチケットを持っている場合は無料ですが、持っていない場合は、5オーストラリアドル(450円位)*1必要です。
出国
(出所:www.ana.co.jp)
出国に必要なのはパスポートと航空券です。今回ホテルでWebチェックインして、航空券を印刷できたので、ANAのカウンターが開く前に出国することができました。空港には自動チェックイン機がありますが、出発の3時間前にならないと使えませんでした。
泊まったホテルのようすはこちらをどうぞ。
-
リッジズ・シドニー・エアポートホテル宿泊記
便利で快適なシドニーのエアポートホテルをご紹介します。
続きを見る
Express Pass
ビジネスクラスを利用する際には、Express Passをチェックインの時にいただけますが、今回はWebチェックインなので、Passがありません。ダメもとで搭乗券だけを見せると、通過することができました。
スマートゲート
2017年7月より緑色の出国カードは不要になりました。
出国は、ePassportであることや年齢に関係なく、全ての乗客が自動化システム・スマートゲートの審査になっていました。入国と同様にパスポートの顔写真を機械に読み込ませ、自動で顔写真が撮られ、顔認証が行われます。
入国の時はうまくいかなかったのですが、出国はまったく問題なく通過できました。もし通過できない場合は、審査官がいるブースに行くといいようです。出国時は、入国の時と比べると通過できていない人は少なかったように思えました。
セキュリティ・チェック
パスポートのチェックの後は、セキュリティ・チェック (荷物検査)です。他の国の空港同様に、液体類のチェックがあります。
オーストラリアのセキュリティ・チェックはとても厳しいのですが、係員は親切です。
100ml以上のペットボトルのお水などを持っている場合は没収になります。没収が嫌な人はその場で飲んでもOKです(笑)。
結構、液体類を持っている人がいて、私の前の3人は全員、没収されていました。中には、ヨーグルトを持っていた若い女性も没収され、悲しそうにしていました。可哀そうだけど、ルールですからね。
ニュージーランド航空ラウンジ
ラウンジは、ワンワールド・スカイチーム・スターアライアンスの3か所に分かれています。ワンワールドのラウンジが、一番便利な場所にありました。しかし、今回はANA(スターアライアンス)なので、出国審査後は右手の方にずーっと歩いて行きます。目印は、スターバックスです。
セキュリティーチェック後、59番ゲート近く。出発ゲートの上、中2階
出発の2時間半前から最終出発便まで営業
以下の4つの該当者
- ビジネスクラス利用者
- ANA「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」メンバー、スーパーフライヤーズ会員+(それぞれ)同行者
- スターアライアンスゴールドメンバー+同行者
- プレミアムエコノミーサービス利用者
空港ビュー
ラウンジは適度な広さで、一面空港ビューなのでとても明るい雰囲気です。飛行機の発着も見られるので、飛行機好きにはたまらないラウンジでした。
食事
お食事はブッフェスタイルですが、サラダ、フルーツ、温かいお料理などが充実していました。
温かい料理から、タイ風味をいただきました。とても美味しかったです。空港の出国前のフードコートにもタイ料理はあったので、そちらも美味しいかもしれませんね。
バーカウンター
嬉しかったのは、バーカウンターがあること!
自分でもお酒類は注いで飲むことができますが、このバーカウンターでは、カクテルも作ってもらえます♡スタッフもフレンドリーで、夜になるとホテルのバーに来ているようで、飛行機に乗る前に贅沢な時間を過ごすことができました。
ラウンジは最終便(この日はANAの21時半発)が出発するまで開いているそうです。
飛行機に乗る前に、スパークリングワインで乾杯!こちらは、ニュージーランド航空の日本⇔オークランド便で提供されている機内限定のスパークリングワイン「DULCET BRUT NV」です。
気圧が低い機内でも飲みやすいように配慮されていて、フレッシュなフルーツの香りが特徴的ですが、地上でいただいても美味しかったです。このスパークリングワインは、ニュージーランド航空のエコノミークラスでも楽しめるそうです。
バリスタコーヒー
そして、ここではお酒だけでなく、お好みのコーヒーも作ってもらえます。
- カップの種類を選びます。
- コーヒーの種類を選びます。
- シングル or ダブル?を選び、名前をインプットします。
こんな感じで出来上がり♪ そばにあったクッキーもいただいてきました。
シャワールーム
お腹もいっぱいになったので、シャワールームへいってみました。
ここは、スタッフに声がけすることなく自由に使えるようになっていますが、お掃除されていないこともあるそうです (笑)。
そんな時はお隣に移動します。今回はきれいなところがあってよかったです。
お掃除はイマイチなシャワールームですが、アメニティは、とってもいいものでした。このシリーズのハンドクリームはお手洗いにもありました。
香ってみると、鉛筆の木の部分の匂いがします!?アボガドオイル、マカデミアナッツに、スィートオレンジ、シダーウッドが入っています。シダーウッドにオレンジが加わると鉛筆の木のような香りがする!とは大発見でした。
スィートオレンジは、リラックスしてエネルギーの循環を良くしてくれます。スキンケアにもとても有効で、炎症を抑え、乾燥肌の保湿にも効果を示すと言われています。シダーウッドは、リンパの流れをよくする精油なので、むくみ軽減の効果も期待できます。
同じシリーズでシャンプーやコンディショナーもありましたが、シダーウッドが入っていると、頭皮の皮脂分泌の調整や脂性肌が原因のフケや脱毛の防止などの効果が期待できるそうです。なので、飛行機に乗る前のシャワータイムにぴったりなアロマを用いたアメニティですね。
さいごに
オーストラリアはペットボトルのお水が高い!と感じているのは私だけでないようです。空港の出発ゲート付近には、こんな嬉しいサービスがありました。でもね、ここにはペットボトルをもった乗客の長蛇の列ができてきました。機内だけでなく、乾燥したオーストラリアでの水分補給は大切ですものね。
今回は出国のようすと、ラウンジについてお届けしました。最後までご覧いただきありがとうございます。
*1:2017年12月現在、1オーストラリアドル=90円。