旅とアロマ

旅とアロマ

五感で楽しむ旅とアロマ

1日でも楽しめるスペインの古都・サラゴサ ~世界一周の旅~

スペインの礎といわれるアラゴン王国の古都 サラゴサ(Zaragoza) は、人気観光都市のひとつで、スペインを代表する画家ゴヤの生まれ育った町としても有名です。

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こちらの記事の続きです  

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まずは、町の中心の広場から歩いてみました。 

ピラール広場

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エブロ川沿いにあるピラール広場には、サラゴサのシンボルである 聖母ピラール教会 市庁舎ラ・セオ(サン・サルバドール大聖堂) などの美しい歴史的建造物が集まっています。

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毎年10月に行われるサラゴサ最大の祭典・ピラール祭では、この広場に祭壇が設けられ、多くの人々が献花をするために訪れるそうです。
今回は1日違いでお祭りの様子を見ることはできなかったですが、町にはポスターが張られ、川沿いにはお店が並んでいたので、何となくの雰囲気だけを味わうことができました。

アルハフェリア宮殿

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ピラール広場のそばからバスに乗って最初に訪れたのは、アルハフェリア宮殿。

しかし、久しぶりに遭遇したスペインのシエスタ(なが~いお昼休み)。大都市では消えつつある風習ですが、ここサラゴサではしっかり残っており、いい意味、スペインらしい旅となりました。

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14時から17時くらいまでお休みのようです。仕方がないので、2時間ぶらぶら・・・近くの公園にあったオリーブの木の下でボーっとしていました。

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16時半に再開したので入ってみました。11世紀にイスラム王朝によって建てられた宮殿の中庭は、当時のままオレンジの木が植えられています。

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イスラム文化の様式を取り入れたスペイン独自のムデハル様式の内装が見事です。ここは、世界遺産 アラゴンのムデハル様式の建築物 のひとつです。

イスラム教とキリスト教の文化が見事に融合した場所は他でも見られますが、ここの宮殿の格天井、漆喰装飾はとても美しく、時代を超えた幻想的な世界に迷い込んだ気がしました。

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そばにある闘牛場。こちらも17時までは閉鎖。17時過ぎたので行ってみると、すでにものすごい行列が・・・。中を見るのは諦めました。

アルフォンソ通り

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途中、古代ローマ時代の遺跡、カエサラウグスタ劇場も見ながらテクテク歩いて、アルフォンソ1世通りの辺りまで戻ってきました。ここは、ピラール広場から旧市街の外側を走るコソ通りを結ぶと華やかな通りです。ここからから5分ほどのところにバルが集まる El Tubo地区 もあります。

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まだ外が明るいので、BARというよりカフェでのお食事のような雰囲気でした。サンセバスチャンのような華やかさはないですが、やっぱり美味しかったです。

ラ・セオ 

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夕日が沈む頃、ピラール広場に戻ってきました。広場にある La Seo(ラ・セオ )。アラゴンの言葉でカテドラルを意味します。アラゴンのムデハル様式の建築物 として登録されているサン・サルバドール大聖堂です。

イスラム教のモスクを経て、12世紀にキリスト教の教会になったので、ロマネスク、ゴシック、ムデハル、ルネサンス、バロックなどさまざまな建築スタイルが混じり合った独特の美しさ持っています。中の写真撮影は禁止なので、その荘厳さをご紹介できないのですが、今まで見た聖堂の中で一番重厚だと感じました。

中には、タペストリーのコレクションもあって見どころ十分でした。ここもお休み時間が長く、入れるのは19時半からとなっていましたが、待ってよかった^^

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ふと、広場で空を見上げると、お月様がでていました。旅先で変わっていく月の形を眺めるのも旅の楽しみの一つです。新月の日に出発して、だんだん太っていく月、もうすぐ満月のようです。

ピエドラ橋

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サラゴサを流れるエブロ川には、美しい石橋・ピエドラ橋がかかっています。ここは、月と世界遺産の建物群を楽しむのに最適な場所でした。

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12世紀にエブロ川にかけた橋が、15世紀にゴシック様式の橋へと再建されました。その後、洪水被害で何度も修復が重ねられ、現在の姿になったそうです。端の4つの柱にサラゴサのシンボルであるライオンが据えられているので、ライオン橋とも呼ばれています。写真の右はライオンに見えないのですが(笑)、左はかろうじてイメージできるかしら( ´艸`) 

朝の月

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次の朝、早起きして橋に向かいました。ピラール広場に面したホテルに泊まって本当に良かったです。橋まで徒歩5分、ゆっくりと渡りながら朝日に照らされる建物群のの姿を眺めていました。

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だんだん明るくなり、美しい!以外の言葉が見つかりませんでした。

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東に朝日、西に月。出発前に美しい風景を見ることができました^-^

さいごに

スペインらしい旅が楽しめるサラゴサ、首都のマドリードとバルセロナの中間地点に位置しているので、途中立ち寄るのにおすすめの場所でした。

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最後は、川沿いのバス停から「36番」バスに乗って、デリシアス駅(Estación Delicias)へ。34番は駅の真正面まで行きますが、36番は少し離れた所のバス停に泊るので、駅までは5分くらい歩くことになりました。

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サラゴサからはAVEというスペインの新幹線に乗り、バルセロナへ行きます。駅には、AVE用の待合所もありました。ちょうど独立運動で大騒ぎの真っただ中、何日かバルセロナの交通機関がストップしていたせいもあったのか?少し遅れて到着したのですが、なんとか無事にバルセロナからドイツのフランクフルトへ戻り、本来の旅の行程に戻ることができました。

 

これで、2017年・世界一周の振り返りは終わりです。お付き合いくださり、どうもありがとうございました。