旅とアロマ

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ミラノ・マルペンサ空港 ~空港バスと免税手続き~

 更新日2019/08/29

20年ぶりのマルペンサ空港(MXP)は、いろいろなものが変わっていました。なので、空港と市内を結ぶ交通機関や免税手続きについてまとめてみました。

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入国審査

EU加盟国のパスポートを持った人以外の入国審査にはけっこう時間がかかります。幸い今回は早くに飛行機を降りれたので、入国審査場に早く着くことができました。係官が審査ブースを案内してくれますので、「こっち時間かかる!あっちに並べばよかった~!」とはなりませんでした。

平日の昼頃でしたが、前便の人が残っていたので、通過するまで20分ほどかかりましたが、思っていたより早く通過できました。後ろは怖くて振り返ることはできませんでしたが、長蛇の列が出来ていたと思います。しかし、帰国後に本当はスマートレーンが使えることに気づきました。日本と同じような機械で簡単に出・入国できます。

(このときは)知らなかった!。

スマートレーンを使えば30秒で通過できます。そのまま税関も「申告ナシ」のレーンを通って外に出るだけです。

入国・税関のお話

いきなり余談ですが、いろいろな国を旅していると、入国や通関時の面白い体験や嫌な経験もあります。そのなかで記憶に残っているものをご紹介します。

 LAX:全員麻薬犬の検査

1992年、ペルーからロサンゼルス(LAX)に入国する際、旅客全員一列になって、麻薬犬の横を歩くという経験をしました。日本からLAXに着いたときにはない検査です。ペルーのクスコに着いたとき、高山病対策として全員がマカ茶(地元のハーブティー)を飲んでいたのでちょっと不安でしたが、問題なく入国・通関できました。かなり昔の話なので、今はどうか分かりませんが。

 ICN:X線による事前検査

貨物室へ預けた荷物に、黄色いタグがついて出てきました。なかに、免税の本数以上のお酒類が入っていた(と見なされた)からです。韓国入港の際は、申請するものがない場合は税関申告書を提出するだけで通関できるのですが、初めて別のカウンターへ案内されました。

ただし、検査は威圧的なモノではなく、X線に写った画面を見ながら「お酒はお持ちですか?」と韓国語で尋ねられ確認されただけです。ワインビネガーとオリーブオイルの瓶が入っていたので説明すると、問題なく通過できました。対応は終始丁寧でした。貨物室へ預けた荷物は、X線で検査されてから引き渡されるのだと初めて知りました。

 HND:係員の勘による抜き打ち検査

一番嫌な思いをしたのは日本です。日本は通関時、係員の勘だけで 検査対象となります。何百回も通関していますが、理由もわからず、一度だけ羽田空港で怪しまれ検査されました。とても威圧的な態度で、スーツケースが上げ底になっていないかスーツケース内をかき回され、きれいに収納していた荷物をぐちゃぐちゃにされました(泣)。

同じ便で帰国した全員が検査されるわけでなく、私の他の荷物は検査されず、理由も分からないままに…。持ち込んでいけない物品は十分に理解しているので、もちろん何も出てきませんでしたが。

税関検査は、危険物や病原体の侵入を水際で阻止するために必要かも知れません。しかし、他の国のように旅客が理解できる方法を導入したり、もう少し丁寧に、かつスマートな検査をしたりできないものかと思いました。日本入国での経験以来、貨物室へ預けるスーツケースには大切なものを入れず、きれいに収納するようにしています。

 

長くなりましたが、余談でした。

 

空港から市内へ

MXPから市内までは、空港バス・鉄道( マルペンサ・エクスプレス)・タクシーの3つの方法があります。正規のタクシーであればミラノ市内まで固定料金(90€:ユーロ)だそうです。地上移動は安く!がモットーなので、公共交通機関を比較してみました(2019年6月現在)。

  運賃 所要時間
空港バス

片道:8€~(976円)
往復:14€~(1,708円) 

1時間*1
鉄道 片道:13€(1,586円)
往復:20€(2,440円)
ミラノ中央駅:52分*2
ノルド・カドルナ駅:37分*2

*1: 道路状況によって異なります。

*2:ターミナル1からの時間です。

※ 1ユーロ=122円

ちなみに、 ノルド・カドルナ(Nord Cadorna)駅からは、コモ湖のそばにあるComo Lago駅間の直通電車が発着している他、近くには、最後の晩餐で有名なサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会(Santa Maria delle Grazie)があります。

今回は、ホテルをミラノ中央駅近くにとりました。朝夕のラッシュ時なら鉄道を選ぶのですが、平日の昼間だったので、空港バスで中央駅へ向かうことにしました。

空港バス

空港からのバスも3社(2019年6月現在)あります。どれも公式サイト(英語)でチケットを事前購入でき、時刻表も検索できるようです。

 :Malpensa Shuttle (AIR PULLMAN社)

 Airport Bus EXPRESS (Autostradale社)

 Terravision社

片道だと10€ですが、公式サイトで事前に買うと片道8€、往復は16€です。ただし、Terravision社だけ往復14€となっていました(2019年6月現在)。運賃は変わる可能性がありますので、上記の公式サイトで最新情報をお確かめください。

- チケット売り場

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ターミナル2の税関を出たら左側に表示に沿って進みます。けっこう歩きました。

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すると、バス会社のチケット売り場がありました。チケットはバス乗り場の係員からも同額で購入できるので、急いでいる方は、乗車時に購入したほうが一番出発の早いバスに乗れます。

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今回は、何があるか分からないので、当日チケットを買うことにしました。一番早くに出発する Airport Bus EXPRESS の往復チケットをバス乗り場で買ったのですが、現地では、片道10€、往復16€でした。(2019年6月)。クレジットカードも使えます。

往復のチケットを買うと、空港に来るときも同じ会社のバスにしか乗れませんが、Airport Bus EXPRESS は20分間隔で出発しているので、不便さは感じませんでした。他の方のブログを拝見していると、「片道でも8€」と書いてあったのですが、一番安かったTerravision社 は現地でも安いのかもしれません(現地で確かめていないの不明ですが)。

- 乗り場

4番の出口から出て、3番の乗り場から乗って下さい。

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4番の出口からでて・・・

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3番乗り場から乗ります。簡単です(^^)。大きな荷物はバスの下の貨物室に預けます。今回利用した Airport Bus EXPRESS は、空港から朝6時~夜中の00時30分まで、20分~30分間隔で出発していました。今回は、1時間くらいで中央駅に到着しました。

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車内は日本のリムジンバスと似ています。ただし、シートベルトが・・・。しっかり締めることはできましたが。 この場合、締めた方がいいのかどうなのか?

MXPは、前回の記憶が全くない・・・というか、すごくきれいになっていて、便利に変わっていたので初めて来た空港のようでした。乗務員時代は専用の経路で入国していたので、旅行で来ない限り市内までの経路は分からないのです。

- 中央駅から空港へ

空港までのバス乗り場は、ミラノ中央駅を正面に見て、左側にあります。

Google マップ

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近くにはチケット売り場のブースもありますが、ここもバスの係員から購入できます。私は往復チケットを買っていたのでそれを提示しました。何カ所かに停まって空港に向かうので、最終的には満席近くになっていました。

空港は、最初にターミナル1(EasyjetなどのLCCが発着)に停まり、次に長距離フライトが発着するターミナル2に到着します。昼間だと交通渋滞もないので、バスは安くて便利です。

チェックイン(TG)

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ミラノからはタイ国際航空(TG)。案内板で確認して CHECK-IN AREA 13 へ進みます。

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何となく不安なイタリア線での貨物室への預け入れ荷物。なので、機内持ち込みできるサイズのスーツケースで来たのですが、TGの規定では7㎏以上の手荷物は機内に持ち込めない(大きさに関わらず)らしく、さらに、想定外の液体類がでてしまったので預けることにしました。

ブリティッシュ・エアウエイズやエア・カナダに次いで、TGもシールタイプの「FRAGIL TAG(割れ物タグ)」でした。TGのスタッフの方が、ファスナー部分にシールしてくれたので、もう一枚もらって鍵の部分にもシールしました。笑われました( ´艸`)。もちろん、貴重品は一切入れておらず液体類だけです。却って怪しい気もしますが(笑)。

TAX REFUND(免税手続き) が必要なお買物をスーツケースに入れている人は、チェックインカウンターのスタッフにその旨を伝え、搭乗券だけをもらって、スーツケースを持って、12番の辺りにある「TAX FREE REFUNDS」のカウンターへ行って、手続き終了後に荷物を預けます。以下で詳細をお伝えします。

TAX REFUND

イタリアはEU加盟国です。TAX REFUND は、最後のEU加盟国を出国する際に行います。今回はミラノからバンコクへ行くため、ミラノで手続きします。

他のヨーロッパの空港では、①商品と搭乗券を持って税関へ行きスタンプを押してもらい、②その用紙を「払い戻し業者」に持って行く、という手順なのですが。ミラノ(イタリア)はとても簡素化されていて、PCでの処理(税関スタンプなし)に変わっていました。さらに、イタリア国内だけのお買物の場合には、税関に行かなくてもよくなっていました。

貨物室へ荷物を預ける場合

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12番の辺りには、Customs(税関)と、Global Blue(グローバルブルー) などの税金払い戻し業者の免税カウンターがあります。免税対象商品をスーツケースに入れて貨物室に預ける人は、この Luggage to check-in only に進みます。その場合、2つの方法があります。

 イタリア以外での買い物あり:税関→免税カウンター

 イタリア国内の買い物のみ:直接免税カウンター

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12番のエリアには3社の 免税カウンター があり、こちらで払い戻しを受けます。払い戻しの方法は、4種類です。クレジットカード*1、現金、小切手、そしてビックリしたことに、アリペイがありました。現金を選択すると、一律4€ の手数料がかかります。

poitイタリア国内のみで購入した商品の免税手続きは、税関に行かず、免税カウンターに直接行けばいい。

機内持ち込みにする場合

お買物は洋服だったので、機内持ち込みにしました。その場合は、セキュリティチェック後に免税手続きを行います。機内持ち込みにする人は少ないのか、とても空いていました。

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今回はビジネスクラスだったので、セキュリティチェックは Fast Track を利用できました。MXPの Fast Track は購入して通過もできるようです。液体類など特に問題になるものは持っていなかったからか?検査はとても簡単に済み、スムーズに通ることができました。

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長距離フライトが出発するゲートは「B」なのですが、その前に免税手続きを受けるために、ゲート「A」の方にある TAX FREE REFUNDS に寄ります。

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税関と免税手続きは同じ場所にあります。

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私は、イタリア国内だけでのお買物だったので、同じエリアにある税関に立ち寄ることなく、免税手続きを行いました。お店で作ってくれた書類にはすでにパスポート番号などが記入されていたので、クレジットカード番号だけ自分で記入しました(私は現金で購入したため)。その書類を業者の窓口に提出し、あとは案内に従ってサインをするだけで手続き終了です。後日、払戻金は無事クレジットカードに入金されました。

まとめ

あまりにもいろいろなものが(いい方向に)変わっていたので、旅しやすくなっていてびっくりしました。パリでの免税手続きの方法も簡素化されていたのですが、ミラノ(イタリア)での簡素化はもっと進んでいて、ビックリしました。不安になるほど簡単でした(笑)。

ミラノではキツネにつままれた感じで「?」のまま手続きしたのですが、帰国後、イタリアの電子スタンプについて書いてある  AMOITALIA(アーモイタリア) を見つけ、納得しました。Q&Aもあるので、他の方の経験も読むことができます。イタリアの免税手続きは、2018年9月1日に電子化されて、便利になったようです。

ミラノ出国時の最新情報はあまりありませんでした。ミラノから出国される方のお役に立てれば幸いです。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。

 

*1:現金で購入した場合も書類にクレジットカード番号を書けば、visaなどのクレジットカードに払い戻しが可能です。