旅とアロマ

旅とアロマ

五感で楽しむ旅とアロマ

秋のスペインでワインざんまい

今週のお題「秋の空気」

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http://www.bodegasbaigorri.com/

今年の秋は、友人とスペインの北に位置していいるラ・リオハ州へ。リオハは、バスク州アラバ県と ナバーラ州にもまたがっているワインの産地です。今回は、セミナーに参加してスペインワインの試飲・説明を受けたり、参加者みんなでお食事を楽しんできました。

スペインのワイナリー

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スペインのワイナリーはBodega(ボデガ)、もしくはBodegas(ボデガス) と言います。他の国のワイナリーと大きく違うな、と感じるのは、その外見と近代化された製造工程です。そのため、ワインの産地では、有名な建築家が設計した建物をあちこちで見ることができます(これも楽しい)。上の写真のボデガは、建物の一部が額縁となっていました。

アクセス

バルセロナやマドリードといった大きな都市から、リオハの州都・ログローニョ(Logroño) まで高速列車でアクセスできますが、ワイナリー巡りを目的とすると日帰りは難しいと思います。

なので、ログローニョに2泊して、セミナーに参加することにしました。

ログローニョのタクシー

多くのボデガは、ログローニョの市街地から離れているのでタクシーで移動することになります。私たちが向かったのは「BAI GGORI(バイゴリ)」というボデガですが、ホテルからは片道40ユーロ(4,800円) でした。

TAXI ログローニョのタクシーにはメーターがありません。料金表があり、場所によって料金が決まっているからです。出発前にドライバーさんに尋ねると、料金表を見せて説明してくれます。

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ボデガに行く途中「世界一美しい(と言われている)城壁」にも連れて行ってくれました。追加料金は発生しません(チップとして少しお渡ししましたが)

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反対側からは、これから行くリオハの市内が一望できます。

BAIGGORI

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20分ほどで到着しました。ボデガのすぐそばには、カンタブリア山脈がそびえ立っていました。夏に行ったイタリアのボルツァーノに似た、岩山とワイナリーの組み合わせです。

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少し早く着いたので、ロビーで待ちました。

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今回の参加者は18人。ツアーはスペイン語で行われます。

ぶどうの木

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まずは、ブドウの木を見ながら説明を受けます。

フィロキセラと接ぎ木

「フィロキセラ」とは「ブドウネアブラムシ(葡萄根油虫)」。和名のとおり、ブドウの木の根に寄生して木を腐らせてしまう害虫です。

繊細で美味しいワインを生み出すブドウは、ヨーロッパ種であるヴィティス・ヴィニフェラ種。しかし、そのヴィティス・ヴィニフェラ種はフィロキセラの耐性がありませんでした。

この害虫の威力は凄まじく、一時は世界中のぶどう畑が壊滅的危機に追いやってしまったほどだそうです。

この時に仕事を失ったボルドーの生産者がスペインのリオハに渡り、ワイン作りのノウハウが伝えられたそうです。

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ここで教えてもらったのがフィロキセラ対策の「接木」。フィロキセラはブドウの根だけに寄生するので、「根」を耐性のある北米系種にして、実を付ける上半分をヨーロッパ系種にすることで、繊細な味わいを生み出すブドウの木を守ることができたそうです。
ワインを作るためのブドウの木の多くが上下で違っている!知識では持っていても実際に説明を受け、実物を見ることができたのも貴重な体験でした。

製造工程

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集められたブドウは、大きな枝などが除かれ、圧縮されてブドウジュースとなります。

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まずは、ブドウジュースがステンレスの大きな容器に入れられます。

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その後、樽に移し替えられるのですが、その工程が圧巻でした。ワイナリーというより、まるで近代化された工場のようです。

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ステンレス容器が、UFOキャッチャーのような機械で、樽の上に持ち上げられ、注ぎ込まれます。

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とても清潔な場所で、あたりはブドウのいい香りが充満しています。フランスでは見たことがないこの行程がスペインらしいそうです。

試飲


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若いワインから順に5種類の飲み比べをします。少し時間が経つと風味が変わったり、尖っていた味がまろやかになったり・・・と、ワインのいろいろな表情を知ることができます。

説明はスペイン語だったので、半分も分かりませんでしたが、スペイン語堪能な友人のおかげで楽しむことができました。

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最近畑を買って作り出したという白ワイン。こちらはメニューになかったのですが、試飲できました。フルーティーで飲みやすかったです。日本だと冬場の鍋料理にいいかもしれません。

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一般のツアーもあり、その場合は景色を見ながら試飲できるようです。

ランチ

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お料理に合わせたワインと共にコースメニューをいただきます。

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前回は、飲みすぎ食べ過ぎで気分が悪くなってしまったので、今回はセーブしながら頂きます。どのお料理も美味しいのですが、特に、室温で脂身が溶けだした生ハムが最高でした。

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上の写真のお料理はちょっと見にくいのですが、キノコのバルサミコ酢煮のようなモノです。ここで潮目が変わりました。メニューには、キノコ、スペイン語で「hongo(オンゴ)」と書いてあります。

ところで、キノコを示すスペイン語には、「seta(セタ)」という言葉もあります。

セタとオンゴは何が違うの?


友人が質問した一言がきっかけとなり、急にキノコ談義が始まりました。

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それまでは、よそよそしかった他の参加者も、スペイン語で話しかけてくれるようになり、大盛り上がり!

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特に、友人の目の前に座っていたオスカル(私が一度アンドレと呼んでしまい、友人に笑われた ´艸`) は、キノコが大好きなようで、スマホに入れてあるたくさんのキノコの写真を見せてくれて、説明してくれました。オスカルによると、

  • seta:丸パンのようにつるりとしたもの
  • hongo:裏に長いひだがあるもの

つまり、マッシュルームのような見かけがつるりとしたものが「seta(セタ)」で、椎茸のような裏側に柔らかなひだがあるものが「hongo(オンゴ)」となるようです。

*ただ、スペイン語のテキストではそこまで詳細に分類しておらず、どちらもキノコとなっています。また、マッシュルームは、フランス語の「Champinion(シャンピニオン) 」と呼ばれていることもあります。 

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メインやデザートの頃には大盛り上がり!

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テーブルの上は凄いことになっていますが、グラスが下げられないので、残っているだけです!飲むより、お喋りの方が盛り上がりました。他の方々が帰ってしまっても、話が続いていて、気は付いたら隣の席からも何人か来て「あれ?この人いたっけ?」な状態に(^^)

お買物

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最後は、ワインを買って帰ります。今回は、荷物がコンパクトなので1本だけ買うことにしました。みんなに勧められ会員(無料?)になったようでで、会員価格で買うことができました。ラッキー(^^)/

さいごに

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帰りはボデガでタクシーを呼んでもらって帰ります。タクシーはログローニョから来るので、20分くらい待ちました。この辺りは治安もよく、タクシーも一人で乗っても安全な感じです。秋のひととき、楽しい時間を過ごすことができました。

スペインワインは、日本では少なめですが「Rioja(リオハ)」と書かれているワインを見つけられたらぜひ試して見てくださいね。

一人では行けなかった場所に誘ってくれた友人に感謝です(^^)/

 

最後までご覧いただきありがとうございます。