旅とアロマ

旅とアロマ

五感で楽しむ旅とアロマテラピー

インフルエンザ対策のアロマ

今週のお題「体調管理」

体の冷えにインフルエンザの猛威など、この時期は体調管理が難しい時期ですね。こんな時は自然の力を借りて優しく体をいたわってみませんか。次の旅の目的地オーストラリア原産の芳香植物を使ったレシピで、体調管理とともに旅の準備をはじめます。

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インフルエンザとは?

インフルエンザとは、インフルエンザウィルスが体内で増えて、熱やのどの痛みなどの症状を引き起こす感染症です。

family.saraya.com 

どうしてかかるの?

インフルエンザウイルスは飛沫感染や接触感染により感染するため、発症したことが確認されると学校への出席を停止するよう、学校保健安全法という法律で定められています。感染してしまったら、出来るだけ他人へ感染させないよう配慮したいものですね。

今年、2018年のインフルエンザは、風邪に似た症状を伴うため、間違えられやすいのですが、安易に風邪と判断せずに早めに医療機関を受診し、治療を受けた方がいいようです。

対処法

かかってしまった時の一般的対処法には以下のようなものがあります。

・感染者は必ずマスクする

・安静にして休養、特に睡眠をよく取る

・ときどき部屋の換気をする

・部屋の湿度を50~60%に保つ

・加湿器は清潔な状態を保つ

・温かい水分をよく取る

・鼻をかんだティッシュは蓋のついたゴミ箱に捨てる。

感染症から体を守る

インフルエンザなど感染症にかからないようにするため、「ウイルスや細菌などの異物を侵入させない」、そして「侵入した異物と戦う」という2段階の免疫の仕組みをみていきましょう。

粘膜免疫

異物を侵入させないように私たちの体を守っているのが免疫粘膜です。目、鼻、口、腸管などにある粘膜を介して体内に異物入るのを防ぎ、体外に出してしまうことで感染を防ぎます。

全身免疫

異物(病原体)が粘膜免疫を突破して体内に侵入し、増殖してしまった状態を「感染」といいます。体に侵入したウイルスや細菌に対しては、次の段階の全身免疫が働き、入った異物をやっつけて身体を守ります。例えば、熱が出るのは、熱に弱いウイルスを叩くため。下痢は、敵を体外に早く排出するためにおこる免疫反応の一種です。 

 

マスクの効果

マスクの効果は様々ありますが、私にとって一番の目的は乾燥対策!上でお話した粘膜免疫に働いてもらう環境を整えるためです。粘膜面の第一線で活躍する免疫物質にIgA抗体*1というものがあり、口の中が乾燥して唾液のIgA抗体が少なると感染しやすくなってしまうそうです。

なので、乾燥を防ぎ、IgA抗体に活躍してもらう環境づくりのためのマスクなのです。特に、乾燥しやすい冬場や飛行機のなかでは必須ですね。

アロマスプレー

インフルエンザの予防にはアロマも効果的です。「植物精油の直接接触および芳香暴露の抗インフルエンザウイルス作用に関する研究」の中で、様々な精油がインフルエンザウィルスに有効である、と発表されました。(「アロマテラピー学雑誌.9(1),2009」より)

次の旅に持って行くため、抗菌・抗ウィルス作用が期待できる精油のコラボレーションレシピを考えてみました。

 

ティートゥリー

Melaleuca alternifolia

ティーツリーとは - がん用語 Weblio辞書より

感染症に対してバランスのいい抵抗力を持っています。ティートゥリーの主成分であるテルピネン-4-オールは、優れた抗感染症作用のみならず、免疫力を高めるため、風邪やインフルエンザの予防によく用いられます。さらには、呼吸器系の痛みや炎症を和らげる効果も期待できます。

【注意】

精油自体に皮膚を刺激する可能性があるので、3歳未満の乳幼児や敏感肌の人は10%以下に希釈して使用することをおすすめします。

 

ラヴィンツァラ

クスノキ科の植物で、枝葉付き小枝から抽出された精油には免疫刺激作用が高く、風邪やインフルエンザの予防や回復に利用すると良いとされています。ラヴィンツァラはマダガスカル語で「体にいい葉」という意味で、万能薬として使われていたそうです。

高い抗ウィルス・抗菌作用、免疫刺激作用を持ち、アロマの本などには「爽やかな香り」と書かれているですが、私は、どこか同じクスノキ科の樟脳(しょうのう:タンスの虫よけ)に似た香りのような気がします。

香りの印象は好みにも左右され、人それぞれですが、樟脳の香りが好きな私にとっては落ち着く香りです。

 

ショウガ

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ショウガはすりおろして紅茶に入れると体もぽかぽか、風邪のひき初めにおすすめの飲み物ですが、ショウガに含まれるショウガオールは、抗酸作用が高い特徴を持ちます。今回は、西洋のジンジャーではなく、どこかホット落ち着く日本産、高知県四万十町のフレッシュショウガから抽出した精油を使います。西洋と和のコラボの香りも楽しみです。

 

アロマスプレーの作り方 

材料

・無水エタノール(10ml)

・ティートゥリー・アロマウォーター(50ml)

・精油・ラヴィンツァラ(10滴)

・精油・オレンジスィート(5滴)

 

 

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まとめ

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精油の「香り」は脳に直接働きかけます。体調や精神状態は日々めまぐるしく変わりますので、昨日「良い香り」と感じた精油が、今日は心地よく感じない場合があると思います。脳は外部の刺激を「自分にとって良いものかどうか」を自動的に判断する機能があります。つまり、「良い香り」と感じる精油が、そのときの体や心が欲している香りである可能性が高いのです。その香りの持つ薬理作用も求めており、体調にあったアロマを知ることで、体調管理ができますね。

 

 

*この記事にあるアロマテラピーは医療ではありません。ご使用に関しましてはご自身の責任のもと、ご使用ください下さいますようお願いいたします。

 

 

*1:抗体とは、侵入してきた病原体にくっついて、これを無力化するように働く免疫物質でタンパク質でできています。