旅とアロマ

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五感で楽しむ旅とアロマテラピー

夏の紫外線対策

5月は紫外線が多くなる月。ちょっとアロマインストラクターらしく、この時期の紫外線対策を考えてみました。f:id:monteverde-aroma:20180512201717p:plain

https://www.photo-ac.com/

紫外線について

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https://www.kose.co.jp/jp/ja/kirei/uv-care/step1/ 

光には、目に見える光(可視光線)と、目に見えない赤外線、紫外線とがあります。紫外線は一年中降り注いでいて、波長によってUVA、UVB、UVCに分かれています。

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https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdf

 特に気をつけたいのが、オゾン層を通過するUVAとUVBです。

 

UVA

物質を透過しやすく、雲などの影響もあまり受けません。肌の奥の真皮にまで侵入し、肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こす原因になります。また、既存のメラニン色素を酸化させ、肌を黒くさせる作用もあります。

 

UVB

短時間でも肌が赤くなるサンバーン(日やけによる炎症反応)や、数日後に肌が黒くなるサンタン(色素沈着反応)を引き起こします。炎症やシミの原因となるだけでなく、肌表面の表皮細胞やDNAを傷つけるなど、生体への影響が強いのが特徴です。

紫外線が多い時期

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http://www.nihon-loreal.jp/uva/uv_ray/year_data.html

紫外線は、シミやシワ、たるみなどの肌老化を促進する働きがあります。その原因は、体内に発生する活性酸素が真皮部分にあるコラーゲンを破壊してしまうからです。UVAのピークは4月~8月、UVBは、4月から徐々に増え始め5月~8月がピークになります。つまり、5~6月はUVA/UVBともに多い時期なのです。

  

活性酸素

活性酸素とは、酸化させる力が活発になっている酸素です。体内に入った細菌などを殺菌する役割を持っています。適量であれば体には良いモノなのですが、体内で大量に発生すると、その殺菌効果が強すぎて細胞を酸化させてダメージを与えてしまいます。

 

それでは、紫外線を効果的に防ぐ方法はどんなことがあるのでしょうか。

 

先日、テレビ番組の「羽鳥慎一モーニングショー」で、シミ・シワを作らない夏の紫外線対策を特集していました。

お話ししてくれたのは、北出病院顧問の日比野佐和子先生。44歳にして22歳の肌年齢を持つ医学博士として有名な方です。

その内容に、アロマの知識を加えながらまとめてみました。

効果的な紫外線対策

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普段の朝食で、日焼けを招いてしまう食材があるそうです。それは、「ソラレン(英語名:Psoralen)」という成分が入っている食材です。 

対策の敵「ソラレン」

ソラレンは、果物や野菜に含まれる光毒性物質の1つで、紫外線を吸収する性質があります。ソラレンが含まれている食材を食べてから、2時間から7時間は日焼けしやすい状態になるのだそうです。

 

光毒性

光毒性とは、紫外線に当たると活性酸素などが発生して肌にダメージを与えてしまう性質のことです。

 

朝食に最適な食材・料理

番組内で紹介された、紫外線対策の「OK」・「NG」なモノをまとめました。

 OK NG

   イチゴ

   トマト

ヨーグルト  

      鮭

    カレー

 オレンジ

 レモン

 グレープフルーツ

 グリーンスムージー ⋆   

 ドーナツ

 (「羽鳥慎一モーニングショー」より)

*  グリーンスムージ―の中にセロリやキウイを含む場合

 

オレンジなどの柑橘類にはソラレンが入っています。特に、皮の部分に多いそうです。ビタミンCが豊富な朝のオレンジジュースは美肌には効果的ですが、紫外線対策としてはNGな飲み物だそうです。

 

グリーンスムージーも、ソラレンが含まれているセロリやキウイが同じ理由でNG。糖を取りすぎると紫外線の影響が強く出るそうなので、糖分が多いドーナツも、紫外線対策としてはNGです。

 

朝食に取り入れたい食材・料理

先生が番組で紹介していた、朝食で見かけるおすすめの食材やお料理です。

  • イチゴ

ビタミンA/C/E(抗酸化作用の高い成分)が日焼け防止効果的

  •  トマト

β―カロテン、リコピンが多く、紫外線から肌を守ってくれる

  •  ヨーグルト

乳酸菌が腸内環境を整え、肌のバリア機能を高めてくれる

赤身の部分にアスタキサンチン*1が含まれている。紫外線によって発生する活性酸素の多くが除去される。

  • カレー

カレーに含まれるクミンが、抗酸化成分

 

その他の食材

ソラレンを含む食べ物は、他に、人参やジャガイモ、香りの強い野菜(セロリ、春菊、しそ、みつば、野沢菜)、香りの強いハーブ類(パセリ、パクチー、コリアンダー、ディル等)があるそうです。

 

おすすめ 対策

ソラレンを含む食材は、紫外線を浴びない時間帯や、野外活動をしない朝など、上手な食べ方をすれば心配はないそうです。ビタミンCを多く含む柑橘類やパセリ等は、夜に食べることで日中に紫外線を受けて傷ついた細胞の修復に効果を発揮してくれます。

アロマ(精油)

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体を労わるために使う柑橘系の精油にも、ソラレンと同じような影響を与えるものがあります。それらは、光毒性(ひかりどくせい)を持ち、肌に塗った後、4〜5時間*2は紫外線を浴びるのは厳禁とされています。

 

理由は、精油に含まれるフロクマリン類という成分。フロクマリン類は、紫外線のエネルギーを蓄積し、その後、光毒性効果が生じて短期間で強いタンニング、すなわち日焼けを起こすからです。

 

爽やかな香りを持つ柑橘系の精油ですが、外出することの多い日中には使いにくいのが難点です。

 

 光毒性のある精油

  • ベルガモット
  • レモン
  • グレープフルーツ
  • ライム

など・・フロクマリン類は、上で示したような圧縮して作られた柑橘系の精油に含まれます(同じ柑橘類の精油でも、水蒸気蒸留法で作られたものには含まれていません)。

 

注意!

実際に柑橘系の精油を塗って、太陽光に当たった人がいました。精油を塗った部分だけが真っ黒になってしまったそうで、先生に叱られていました。日焼けは火傷と同じですので、その度合いによっては、皮膚にシミとして残ってしまったり、皮膚の組織を損傷したりしてしまいます。 

 

光毒性のない柑橘系精油

旅行に精油を持っていく時は、水蒸気蒸留法で作られたものを持って行くようにしています。同じ柑橘系でも、日本産の精油は水蒸気蒸留法で作られているものが多いので、それなら光毒性の心配はありません。

 

ハーブウォーター

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ちょっと精油は値段が高いな・・・と思われた方には、ハーブウォーター(要冷蔵)をおすすめします。薄める必要もないし、気軽に使うことができます。

紫外線対策に特におすすめなのが、皮膚の収斂や強化に効果的なローズ・ウォーターです。日焼けで疲れたり乾燥したりした肌には最適です。紫外線対策にプラハで買ってきたローズ・ウオーターが活躍しそうです。

 

www.monteverde-aroma.com

 

紫外線対策の盲点

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目に入る紫外線

紫外線対策で気を付けたいのは照り返しの光です。紫外線が目に入ると、皮膚に紫外線が当たっていなくても、脳が危険信号を出し、メラニンが生成されるという報告があるそうです。

 

「敵(紫外線)が来た」と脳が判断すると、自律神経が緊張状態となり、身体全体が疲れてきます。疲れが5月病に拍車をかける可能性もあるかもしれません。

 

また、太陽の位置が高い昼間より、朝・夕の方が紫外線が入りやすい角度になっているため注意が必要です。

 

サングラスの選び方

目に入る紫外線対策として、日傘をさしている時もサングラスをすることにしました。サングラスは黒い方が効果的だと思っていたのですが、ガラスの色によって目的が違うそうです。

  • 眩しさ対策・・・濃い色
  • 紫外線対策・・・薄め

人は、眩しいと瞳孔が小さくなり、眩しくないと瞳孔が開きます。濃い色は瞳孔が開き、多くの紫外線を取り込みやすくなります。

眩しさを防ぐためには、濃い色のサングラスがいいのですが、紫外線対策には、グレーやブラウンなど薄めの色のサングラスがいいそうです。

室内の紫外線対策

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家の中にいても、ガラスを通して80%の紫外線(UVA)が室内に入ってくるそうです。対策としては、紫外線対策用のカーテンや、夏の日差しと紫外線をカットするシートを取り付け、があります。

 

 

今回、遮熱シートを買ってみました。台風の時には取り外すなど、ちょっと手間がかかりますが、窓の近くでPC作業をしている私にはいいような気がします。梅雨が終わったら使ってみようと思います。感想はまたアップしますね。 

やりすぎ注意

しかしながら、紫外線を浴びると、ビタミンD(カルシウムとリンの吸収を促成させる働きがある)が生成され、丈夫な骨を作ることができます。なので、全く太陽の光(紫外線)を浴びないというのも問題です。

 

紫外線とビタミンDは切っても切れない関係にあります。ビタミンDの主な働きは、腸からのカルシウムの吸収を2-5倍程度に増加させることです。

 

ビタミンDが不足すると、食事でカルシウムを摂っていても十分吸収されず、体としてカルシウム不足におちいります。血液中のカルシウム濃度が低下すると、けいれんなどの大きな症状が起こるため、骨からカルシウムを溶かしだして供給するようになります。

 

その結果、骨の強度が低下して曲がりやすくなり、くる病(主に成長期の子ども)や骨軟化症(成人)といった症状を起こすようになります。

https://www.env.go.jp/chemi/matsigaisen2015/full.pdfより上記全て引用

まとめ

番組でも、紫外線とうまく付き合うよう締めくくっていました。方法は、「1日5分間手のひらを太陽に向ける」こと。手のひらにはメラニンが非常に少ないので、効率よく紫外線と付き合えるようです。

時期や太陽の強さによって、浴びる時間は異なるそうですが、5月だと5分くらいで十分だそうです。さらに、朝に太陽を浴びるとセロトニンという幸せホルモンを増やしてくれるそうです。

 

でも、私にとって「1日5分・・・」はちょっと面倒で、現実的ではないかな。めんどくさがり屋なもので・・・(笑)

とりあえず、日焼け止めと日傘とサングラスで紫外線を防止して、100%防止はできないので、夜に柑橘系フルーツでビタミンCを補って、肌荒れに効果的な精油でマッサージしてアフターケアしようかな、と思っています。

 

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

 

*1:緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンやトマトに含まれるリコピンなどと同じカロテノイドの一種で、加熱すると赤くなる、エビ・カニなどの甲殻類、サケに含まれています。

*2:筆者が資格を持っているNARD-JAPAN協会の知識に基づいています。