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【ANA】 世界一周旅行のつくり方 ~マイルと特典航空券のルール~

世界一周というと、全ての大陸を何ヵ月もかけて何十ヵ国も周るという昔見た映画のイメージがありましたが、スターアライアンスの世界一周特典航空券を使う場合は、10日あればOKでした。

去年、スターアライアンスの世界一周航空券(Round The World;RTW)を購入し、その時のマイルをもとに、来年、世界一周の特典航空券を発券することにしました。

どのようにマイルを貯めたのか、そして、旅程の組む時に注意したことについて、忘却禄も兼ねてまとめてみました。

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18,500マイルからの世界一周

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世界一周特典航空券を使うときは、搭乗予定の距離(マイレージ)*1の合計によって旅程が決まります。その際、基準になるのが下の表です。

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旅程のマイレージ数

まずは、高緯度の都市を選んで、おおまかに全旅程のマイレージを計算してみます。使ったのは、スターアライアンスの「Book&Fly」というツールです。

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「東京→トロント→フランクフルト→香港→東京」だと、全旅程が17,892マイレージとなるので、世界一周特典航空券を獲得するには105,000のANAマイルが必要です。

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つまり、日本発で世界一周する場合は、15,000マイレージ以上必要なようです。

今回、バンコクに行きたかったので、上の旅程の「香港」を「バンコク」に変えてみると、全旅程は、18,834マイレージとなってしまいました。なので、私の旅程だと18,000~20,000マイレージになると仮定して、115,000(赤で囲んだ部分)のANAマイルが必要なのだと分かりました。

ー 96,500マイル足りない

世界一周航空券を買う前、私が貯めていたANAマイルは、18,500。今回目指す世界一周特典航空券に必要なマイルは、115,000マイル。あと、96,500マイル必要です(笑)。足りない分は、以下の2つの方法で貯めました。

1.有償・航空券のマイル

購入した世界一周航空券(ビジネスクラス)で獲得したマイルは、42,250。その旅行に付け足しで購入した分(エコノミークラス)のマイルは、1,043。つまり、昨年、世界一周航空券を買って貯まったマイルは、43,293となります。

それまでに持ってたマイル(18,500)と合わせて、61,793になりました。 

有償の世界一周旅行については、こちらでご覧くださいね  

www.monteverde-aroma.com 

2. クレジットカードポイント

さらに、クレジットカードのダイナースに貯まっていた無期限のポイントの中から、54,000を、ANAの54,000マイルに移行(移行料6,000円)しました。

これで、合計115,793マイルとなり、発券することができるようになりました。

 

アメックススカイトラベラー

私は、ダイナースカードのポイントを移行させたのですが、アメックススカイトラベラー・プレミア(年会費35,000円+消費税)で世界一周航空券を購入して獲得できるポイントもANAマイルに移行することができます。

入会で5,000ポイント+世界一周航空券(78万円)分で獲得できるのは、39,000ポイントです。対象航空会社での航空券購入は、ポイントが5倍になるので、1年間集中してカードを使えば、あっという間に足りないマイルを貯めることができます。

*移行には、「メンバーシップ・リワード ANAコース」への登録(年間参加費5,000円+消費税/2年目以降自動更新)が必要です。

世界一周航空券を買う前に、アメックスのSPGカードと迷いましたが、マイルだけを貯めたい場合は、スカイトラベラー・プレミアムがおすすめです。

詳しいことはこちらでご覧くださいね  

www.monteverde-aroma.com

特典航空券の7つのルール

ダイナースカードからは、2営業日で移行され、無事マイルも貯まりました。次は、旅程を作っていきます。有償の世界一周航空券と同じようなルールがありますので、一つひとつ見ていきたいと思います。

1. 基本マイレージの合計

有償と特典の世界一周航空券の大きな違いは、マイレージの計算の仕方です。有償の世界一周航空券では、地上交通区間も移動マイレージとして加算されてしまうのですが、特典航空券では加算されません。

 

オープンジョーを活用する

日本   パリ   ロンドン   日本

上のように、旅行の途中で電車移動などを挟み、航空券の現地到着地と出発地が異なるものを「オープンジョー(英: open-jaw)」といいます。 

旅程をオープンジョーで組むと、自由度が高まり、やり方によっては、全旅程中のマイレージを節約することができます。 このオープンジョーは、最大4区間組み込むことができます。

2. 出発した国に戻ってくる

世界一周特典航空券のルートは、最初に出発する国に戻って来る必要があります。ただし、国が同じであれば出発と帰着の都市は異なっても大丈夫です。例えば、羽田空港(東京)から出発して、関西国際空港に帰着することもできます(同じ日本に帰国しても到着地と出発地が違うため、これもオープンジョーとなります)。

東京   パリ   ロンドン   香港   関空

出発国は自由に選べますので、韓国や台湾を発着される方もいらっしゃるようですね。ただし、出発した国に戻ることが前提です。

3. 太平洋と大西洋の横断

太平洋、大西洋を1回ずつ飛行機を利用して横断する必要があります。東回りにするか西回りにするかは、自由ですが、戻ることはできません。

4. 途中降機は8回まで

出発地と最終帰着地の間で最大8回の「途中降機(ストップオーバー)」が可能です。

  • 途中降機:同一都市に24時間以上の滞在
  • 乗り換え:同一都市に24時間以内の滞在

ただし欧州での途中降機は3回まで、日本国内での途中降機は4回までです。

24時間以内であれば、空港の外に出た場合も「乗り換え」となります。時間がある場合は、いったん入国して市内観光をすることもできます。

例えば、カナダのトロントに早朝8時に到着した後、市内観光を楽しんで、夜8時の便でミラノ便に乗る場合、「乗り換え」扱いとなり、「途中降機」の最大8回の制限にカウントされません。

また、同一航空券で「乗り換え」の場合、貨物室への預け入れ荷物は、最初の出発地から最終目的まで運ばれるので、「乗り換え」の空港で引き取る必要はなく、手ぶらで観光することができます。「乗り換え」を利用すると、出発地の空港使用料を節約することもできます。

 

日本国内での途中降機は4回

これは、海外に出発前と帰国後に、途中降機( [数字] で示した部分 )しながらANA国内線で国内旅行も楽しめるということです。全旅程19,297mileで、東京(羽田/成田)→那覇[1]→羽田[2]→トロント→フランクフルト→羽田[3]→千歳[4]→東京(羽田/成田)という旅程も組めます。これって凄いですね!

ただし、大阪→羽田→成田→香港といった旅程を組んだ場合、同じ東京地区にある「羽田空港」から「成田空港」への移動は、1区間とカウントされてしまいます(地上交通区間は、マイルカウントされません)ので、ご注意ください。

 

「経由便」とは?

また、バンコク→東京と進む場合に、一度香港を「経由」するような便もあります。この時、便名が変わらなければ「経由便」、便名が変われば「乗り換え」となります。同じ便名の経由便の場合は、2フライト飛んでも1フライトの区間として計算されます。

5. 旅程は10日以上

出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降になります。今回、ほぼ1年前に予約しましたが「特典航空券の空席ありき」の計画になるので、自分の予定と照らし合わせながら、空席を探すのが一番難しかったです。

6. 予約は電話のみ

ANAマイレージクラブ・サービスセンターへ電話して予約します(手数料は、2,160円)。去年、一般会員だった時は、ANAカードの裏に書かれているサービスデスク(フリーダイヤル)にしましたが、今年は「プラチナサービス・デスク」で予約できました(^^)。当然のことながら、有償の航空券に比べて、予約は取りにくかったです。

【サービスメニュー/受付時間】

  • 国内線一般・特典予約(【1】を選択)6:30~22:00(年中無休)
  • 国際線一般・特典予約(【2】を選択)24時間
  • マイレージサービスお問い合わせ(【3】を選択)

    月~金:9:00~19:00 土:9:00~17:00/日・祝・年始休

    音声自動応答サービス(24時間受付)

お問い合わせ | ANAマイレージクラブより。 

7. 予約の変更とキャンセル

特典航空券の発券後は、航空会社の変更、ルートや座席クラスの変更はできません。ただし、同じ航空会社で同じルート同じ座席クラスであれば変更可能です。また、旅行開始までであれば、3,000マイルでキャンセル可能です。

発券は、原則、予約完了後すぐですが、航空会社からのリクエストがない限り、お願いすれば少し猶予をいただけます。大きな決断ですものね。私の場合、ANA・エアカナダ・タイ航空で組んだ旅程での発券期日は72時間後でした。

まとめ

以上は、2018年7月に、Book&Flyを使ったり、ANAマイレージセンター(プラチナデスク)に確認したことをもとにしています。公式ホームページには書かれてない内容も含まれており、急に変更することもありますので、ご自身が発券する際にも必ず確認するようにしてくださいね。

発券後、燃油サーチャージ・空港税・航空保険料などを計算してもらいました(AMCダイヤモンド会員は無料)。途中降機が少ないからか(?)かかった費用は、思っていたより安く済みました。

次回は、実際に組んだ旅程と予約の様子をお伝えしたいと思います。

 

*1:特典航空券に必要なマイル数と区別するため、マイレージとします。