ヘルシンキ最終日は、街中でお買い物をして早めに空港へ向かいます。評判のいいヘルシンキの空港ラウンジもゆっくり楽しんで、旅を締めくくりたいと思います。
- 町中でのお買い物
- TAX REFUND
- TAX REFUNDの方法(Global Blue)
- ① チェックイン・保安検査前
- ② チェックイン・保安検査後
- ③ 出国審査後
- アウトレット(おまけ情報)
- 空港ラウンジ
- 帰国
町中でのお買い物
計画では、最後に町でお買い物して空港へ向かおうと思いました。しかし、帰国日は日曜日。ヘルシンキの多くのお店が12時からしか開かないことに現地で気付きました。


遠出はあきらめ、ホテル近くのKampiiショッピングセンターでお買い物。20%セール中のマリメッコのバッグと、ヨガマットを買いました。
免税品は上の写真のように、しっかり封されます。免税品として国外に持ち出すので、原則、飛行機が離陸するまで開けることはできません。ただ、Manduka(マンドゥカ)のヨガマットを買ったお店では、TAX REFUNDできませんでした。
TAX REFUND
外国人旅行者が同一店舗で、一定額以上のお買い物をした場合、その国の付加価値税が免除されます。手続きは、最後のEU加盟国を出国するときに行います。以下、フィンランドの税率や還付率です。
- 税率: 24%、14%(食料品)
- 免税対象額: 40ユーロ~
- 還付率: 9.8%~16%、7.5~10%(食料品)
- 税関印受領期限: 購入月末日から3ヶ月以内
- 払戻申請期限: 購入日から1年以内
空港HPによると、ヴァンター国際空港が最も混雑するのは、出発や到着便が集中する6:00~8:30と14:00~17:30 です。この時間のTAX REFUNDカウンターも劇混みです。
Global BlueとPREMIER


TAX REFUNDの会社は、「Global Blue(グローバルブルー)」と「PREMIER」の2社があります。日本人に人気があるムーミンショップとマリメッコは「Global Blue」でした。町中のイッタラは「PREMIER」だそうです。「PREMIER」のカウンターは「A1」の出口の隣の中央のエスカレーターで出発階(2階)にあがった所にありました(2018年8月現在)。今回は、実際に行ったGlobal BlueでのTAX REFUNDについてご紹介したいと思います。
TAX REFUNDの方法(Global Blue)
Global BlueのTAX REFUNDは、出国審査の前と後で可能です。
手続きに必要なのは、以下のものです。
- レシート・Tax Free Form(記入済)
- 購入商品
- パスポート
- 帰りの飛行機のEチケット又は搭乗券
- クレジットカードで還付を受ける場合にはクレジットカード
Tax Free Form
TAX REFUNDを受けるには、「Tax Free Form」と「レシート」が必要でした。「Tax Free Form」には、以下のことを記入します。
- 名前(入力済)
- パスポート番号(入力済)
- 住所
- メールアドレス
- 署名
- 還付の方法(クレジットカードか現金を☑)
マリメッコで買ったとき、レジでパスポートを機械に読み取らせるので、名前とパスポート番号はすでに印刷された、書類(びろ~んと縦長)をもらいました。あとは、住所以下の部分(上の、3・4・5・6)を自分で記入(英語)します。
おすすめ
だんぜんクレジットカードへの還付がおすすめです。クレジットカードへの返金は数日後!とても早いです。現金の払い戻しだと手数料がかかってしまいます。現金で買ったものでも、クレジットカードへの払い戻しは可能です。
① チェックイン・保安検査前
https://www.jal.co.jp/inter/airport/hel/info/
市内から鉄道でヘルシンキ空港まで来たら、地下の空港駅から連絡通路を通り到着エリア方面へ向かうと、すぐに見つかりました。
ターミナル2・到着出口「2B」の近く
07:00 a.m. - 18:00 (毎日)
(出典)http://www.globalblue.com/tax-free-shopping/finland/helsinki-airport1
SELF SERVICE
搭乗券やTax Free Formのバーコード、クレジットカードを機械に読み取らせます。商品をスーツケースから出す必要がないので簡単ですが、なかなか読み込まない場合もあるそうです。
この機械は、TAX REFUNDの有人カウンター近く(スターバックの前など)にありました。14時ごろ空港に着いたとき、すでに中国人ツアーの長蛇の列ができていましたので、JAL等この時間帯に出国予定の方は、早めに空港に行くことをおすすめします。
事前準備
SELF SERVICEを利用する際には、搭乗券が必要です。
事前にウェブチェックインして搭乗券を印刷しておくか、スマートフォンやタブレットにPDFでダウンロードしておくと、チェックインカウンターが開く前でも利用できます。
② チェックイン・保安検査後
チェックインして、3階にあがり、保安検査(セキュリティチェック)を受けた後のシェンゲンエリアにもあります。14時半ごろこの辺りを通りましたが、とても混雑していました。
「ゲート29」の近く
06:00 - 19:00
③ 出国審査後
https://www.jal.co.jp/inter/airport/hel/info/
空港で「ムーミングッズを買いたい」「イッタラの食器を買いたい!」という方や、街中でのお買い物が機内持ち込みできるサイズのものでしたら、出国後に行う方法もあります。


セキュリティチェック後にあるムーミンショップやイッタラ(食器)のお店は課税エリアにあるので、TAX REFUNDの手続きが必要なのです。免税になるのは、非シェンゲンエリアとなる出国審査後にあるお店です。ちなみに、marimekko(マリメッコ)は、出国審査後にありました。
出国審査後すぐ
13:00 - 23:00


必要書類とクレジットカードを提出後、スタンプを押してくれたレシートと、TAX REFUNDの証明書をくれました。出国審査後のスタバの横にあるTAX REFUNDのカウンターは、15時過ぎに行ったとき、待ち時間ゼロでした。1分もせずに手続き完了!
日本語ができるスタッフもいて、「5日以内に返金されます」と言われました。本当に、すぐ還付金がありました。封筒に入れて、書類を送る必要もなく、とても簡単でした。
アウトレット(おまけ情報)


ヘルシンキ郊外にはアラビアやイッタラの食器をお得に買うことができる工場併設のお店がありました。もう一度行きたかったのですが、2016年に海外生産に切り替え以降、お得に買える品物は無くなったと聞き、空港で食器を買うことにしました。しかし、空港のイッタラのお店(シェンゲンエリア/課税)の品揃えは少なく、今回の目的であった食器はゲットできず(泣)。ちなみに、Kampiiショッピングにもイッタラのお店はありました。
空港ラウンジ
「ゲート50」の近く
06:00 - 00:00(毎日)
シャワーとサウナあり


サウナは使いませんでしたが、シャワーでさっぱり^^。
シェンゲン協定非加盟国エリアのフィンエアーのラウンジ、時間によっては有料でも使えるようですね 。
アクセス(3時間まで)をラウンジ受付にて48ユーロでご購入いただくこともできます。2歳から12歳までのお子様は15ユーロです。購入可能時間は午前9時から午後1時、または午後6時から午後11時までとなります(https://www.finnair.com/jp/jp/information-services/at-the-airport/lounges)


シャワーですっきりしたあとは、ワンワールド・エメラルドの恩恵を受け、左奥にある「プレミアムラウンジ」に入りました。お食事の種類は多くありませんが、その場で作ってくれる2種類の温かいものもありました。どれもとっても美味しかったです。食器が素敵なので、空港のラウンジということを忘れてしまいそうです。
【入室資格】
・フィンエアープラスのプラチナルモ(4名同伴可)
・フィンエアープラスのプラチナ/ゴールド会員(1名同伴可)
・oneworldのエメラルド会員(1名同伴可)
https://www.finnair.com/jp/jp/information-services/at-the-airport/lounges
帰国
ヘルシンキのラウンジのお食事も美味しかったのですが、帰りの機内のお食事も美味しかったです。行きの便より良かったかも。久しぶりのJALのお蕎麦、ほっとしました。
日本から一番近いヨーロッパ、やっぱり体が楽でした。空港もコンパクトで使いやすく、TAX REFUNDも(分かれば)簡単でした。ただ、14時から18時ごろは離発着する便が集中しているので、空港がとても混雑します。荷物を持って歩いたり、お買い物も大変です。なので、TAX REFUNDをされる方は、早めに空港に向かうことをおすすめします。
ラトビア&ヘルシンキ旅行の記録におつきあい下さってありがとうございます。