ロンドン旅行の最終日に行ったのは、「ワーナー ブラザーズ スタジオ ツアー メイキング オブ ハリー ポッター(Warner Bros. Studio Tour London – The Making of Harry Potter)」です。見どころだらけのスタジオツアーの様子をご紹介します。
Warner Bros. Studio Tour London
ここは、ハリーポッターの映画撮影に実際に使われたセットや小道具がそのまま残っているスタジオです。さらにパワーアップ中?以前エントランスがあった場所が閉鎖され、併設されているカフェのテーブルが並んでいました。
予約時間の少し前、エントランスの列に並びました。18:30~18:45入場のチケットだったのですが、18:15頃並んでも大丈夫でした。待っている間、マグルの世界にいた頃ポッターが住んでいた階段下の物置の写真を撮ってワクワクしていました。
はじめに、スタッフから館内での注意点などの案内を聞き、次の部屋で「インドロダクションムービー」を観ます。ここだけ撮影禁止でした。
ツアー開始


その後、スタッフに導かれ、魔法の世界への扉に案内されます。ここからは自由に写真を撮ることができます。ドアをノックする子供たちが選ばれ、まるで映画のワンシーンのように、スタートしました。
扉が開くと、そこにはホグワーツ魔法魔術学校の食堂がありました。各クラスの制服と、クリスマスのご馳走が並んでいます。
正面は、巨大クリスマスツリー。そして、音楽隊の席が飾られています。通常は、先生方の衣装が飾られているそうです。
飾りの後ろには、音楽隊を指揮する「フリットウィック教授」の姿がありました。


この先は、自由見学になります。
実際に映画で使われた衣装や装飾品が、所狭しと並べられています。
ここでは、炎(実は水蒸気)の装置や、雪のつくり方の実演がありました。
映画にもよく登場する巨大な振り子がゆらゆら揺れています。


グリフィンドールの男子寮。シリーズ1から使用されていたベッドの下にイニシャルが書かれたスーツケースが置かれています。時期によって置き場所を変えるようです。
ダンブルドア校長役のリチャードハリス氏が亡くなったため、3作目以降はマイケルガンボン氏が演じることになりました。その際、監督の計らいにより新しい衣装が作られたため、2つ展示されているそうです。右奥にダンブルドア校長がもう一人いますね。
校長室の右隣には、グリフィンドールの階段が展示されています。壁に囲われており、ダンブルドア校長の部屋へ移動できるそうです。


魔法薬学の教室には、セブルス・スネイプ先生とホラス・スラグホーン先生がいます。個人的に一番好きな場所です。ここにある瓶の中には、ゴムでできたトカゲだけではなく、本物の骨もあるそうで、回を重ねる毎、この教室は拡大されていったそうです。
特殊効果の写真(有料)が撮れる場所です。以前行ったとき体験しました。大人でも十分楽しめます♪
映画にも出てきた雪だるまがダンスするケーキやフライパン、手編みのマフラーを、手元に設置されたプレートで操作し動かすことができます。


隣には、あの恐ろしい、蛇がテーブルを這うシーンを再現したセットがありました。ロンドンに行く前、ハリーポッターの映画で、このシーンを見ていたのですが、やっぱり気持ち悪かったです。そして、そのそばで、子供たちが魔法の杖の使い方を習っていました。


アンブリッジ先生のプリティな部屋♡
禁じられた森


ハグリッドが入り口にいる「禁じられた森」が新しくできていました。中には、大きくて恐ろしいアクロマンチュラが・・・。
ホグワーツ急行
こちらも新しく設置されたキングス・クロス駅の9と4分の3番線。本当のキングス・クロス駅に行かなくても良かったです。




実際に撮影が行われたホグワーツ急行にも乗ることができます。オーディオ・ガイドを借りるところでもらった、スタンプ・ノート。スタンプ・ラリーも楽しかったです。


ハリーと謎のプリンスでの1シーン「ロン♡ラベンダー」が再現されたり、車内での様子が再現されていたり・・・、映画そのものの。
なんか、以前に比べてお土産物屋さんが増えています。つい立ち寄ってしまいますが。
次のセットに行く前に、食事やバタービールを売っている売店があります。そこを通って、一度屋外に出ると、ナイトバスやホグワーツの橋がありました。バイトバスは、製作後に倒れてしまい、何度も作り直されたそうです。
さらに、同じ場所に、(まるで住宅展示場のように)ハリーが住んでいた親戚ダーズリー一家@「プリベット通り4番地」の家がありました。そのセットの中には、魔法界からのお手紙が舞い上がってしまうシーンがしっかり再現されています。これは必見!
ドビーの撮影は、当初、CG(VFX)だったそうです。スタジオにはあちこちに無料で体験できる仕掛けがあるのですが、これもトビーの前に立って動くと、その人の動きに合わせてトビーが動いてくれます。
ダイアゴン横丁
ダイアゴン横丁は、魔法界の買い物通りです。細部までとっても良くできています。


手前にある機械を押すと、雪の中に足跡が浮かび上がりました。
ホグワーツの模型
クライマックス!実際の撮影でも使用されたホグワーツ魔法魔術学校の模型がありました。回を重ねるごとに増設され、製作に7か月もかかったそうです。ここでは、ぐるりと回って全体のイメージを実感することができます。そばにはベンチもあるので、借りてきたオーディオ・ガイドを聞きながら、余韻を楽しみました。
ラストには、魔法の杖を売っているオリバンダーの店があります。
ここには多くの出演者の名前がありますが、もちろん彼の名前も!そばにスタッフがいるので、尋ねると教えてくれます。
まとめ
2回目も十分に楽しめたスタジオ・ツアーでした。コスチュームを着た子供たちがいっぱいて、まだまだ大人気なんだなぁ、と改めて思いました。結構盛りだくさんの内容なので、見所がありすぎて、楽しすぎて、疲れました(笑)。以前行ったときは、極寒のなか見学したイメージがあったのですが、エントランスからスタジオまで暖房がしっかりきいていたので、かえって汗ばむくらいでした。ハリーポッターファンの方はもちろん、ファンでない方にもおすすめの場所です。
チケットの予約と行き方は、こちらをどうぞ
最後までご覧いただきありがとうございます。メリークリスマス!