旅とアロマ

旅とアロマ

五感で楽しむ旅とアロマテラピー

パースのボタニカルガーデン ~アロマテラピストの楽しみ方~

お題「もう一度行きたい場所」

西オーストラリアの都市・パースには広大な敷地面積(404ha)をもつ美しい公園・キングスパークがあります。オーストラリア全土から250種類以上の植物が集められ、100種類以上の野生動物が保護されています。パースの人気観光地をただ歩くだけでなく、アロマテラピスト視点で楽しんでみました。

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はじめに

キングスパーク(Kings Park)は、パース中心部より西へ1.5kmに位置している広大な公園です。今回は、早朝、まだ涼しい時間に散策して、ホテルで朝食を頂くことにしました。気候は爽やかですが、紫外線がいっぱい!なので、日焼け止めでしっかりケアして出かけます。

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キングスパーク

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ホテルのそばのバス停から15分ほどで到着しました。公園の入り口からは並木が続いていて、公園内の最初のバス停「Fraser Avenue(フレイザーアベニュー)」で降りると「世界一美しい街」と言われるこんな景色が広がっています。

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目の前を流れるのはスワン川(Swan River)。キングスパークは小高い丘になった緑豊かな公園のため、観光客だけでなく、市民の憩いの場となっているようで、早朝からジョギングをする人をたくさん見かけました。ちなみに、「Fraser Avenue」の次のバス停が公園のパーキングがある終点(下の写真)です。

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散策スタート

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フレイザーアベニューをまっすぐ歩くと、右手にインフォメーションセンター(オープン:9:30~16:00)が見えてきます。そこで「Visitor Map」をもらいましょう。園内には案内板もありますが、地図を見ながら進むと短い時間の滞在でも効果的に回れます。

センターにはお土産物屋さんも併設していています。インフォメーションセンターやカフェを過ぎると、戦争記念碑(State War Memorial)があるので、そこからは森の中を歩くような雰囲気になります。

クリフ ウォーク

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左手にスワン側を見ながら歩くと、ボタニカルテラスなど、アロマテラピストが先に進めなくなる(笑)ハーブ園がありました。爽やかな空気を深呼吸してみると、どこからかシナモンの香りがしてきます。

すべての草木を確認することはできないのですが、どこかにひっそり植わっているのかもしれません。ここにいるだけで副交感神経が優位になってリラックスできる気がします。

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公園内にはきれいに整備された芝生があり、川からの風も気持ちよく、一日中ぼーっとしていたい場所です。

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レンガ色の屋根の建物は、Old Swan Brewery(旧醸造所)で現在は高級ホテルやレストランとして使われているそうです。

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歩き疲れたら芝生でひとやすみ。場所によってはクローバーが咲いているところもありました。四葉のクローバーを探してみましたが、残念ながら見つかりませんでした。

四葉のクローバーは、人が踏み荒らした場所で見つかるそうです。とっても整備されていてきれいに使われている公園なので、見つからないのでしょうね。

バオバブ(Boab)の木

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オーストラリア北西の地域に生殖するバオバブの木も移植されています。アフリカの大地でも見かけられるこの木は、アップサイドダウンツリー(さかさまの木)とも言われ、過酷な乾燥した地域でも実やハチミツを提供してくれる樹木として、大切にされてきました。

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大きくそびえ立つ木の高さは照り付ける太陽などから人を守り、樹皮は薬などに活用されていました。語源は、諸説ありますが、アラビア語で「果実が多い」という意味の「bu hobab」に由来し、baobabに変化したと言われています。

バオバブの木には年輪がないので、樹齢を測定することはできませんが、古い木では数千年~数百年にも生きているそうです。樹木に近づいてエネルギーをいただきます。「星の王子さま」にも出てきましたね(悪者ですが・・・)

メンジーズ・バンクシア

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メンズージ・バンクシア(Menzies Banksia)は精油が採れる植物で、その精油をブレンドして傷みの場所や傷口の周りに塗布すると痛みが緩和されると言われています。精神面での働きかけは、再生と勇気を促すとされています。

オーストラリア特有の精油ですが、まだお目にかかったことがないのです。「再生と勇気」お花に近づいて香りを嗅いでみましたが、お花自体の香りはあまりありませんでした。精油を見つけたらぜひ試してみたいです。

Glass Bridge

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森のような木々の中を歩いていると、木でできた橋が見えてきます。単調な散策ではなく、いろいろな工夫がされているから面白いですね。オーストラリア全土から様々な木を持ってきている公園ですが、まるで最初からあったかのように自然な感じの場所でした。市内からほんの15分で森林浴効果も味わえる場所があるなんて、驚きです。

カフェ

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園内には2か所のカフェがあります。今回は、「Botanical Cafe」(ボタニカルカフェ:7:00 – 18:00)。フレッシュジュースも美味しいのですが、今回はドラフトビールで暫し休息です。カラカラの気候にビールは最高!酵母の味がしっかり感じられるビールでした。  

行き方

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キングスパークへは、パースの市内を東西にはしる「St Georges Terrace」(セントジョージステラス)という通りにあるバス停から935番のバスに乗って行くことができます。CATバスでもキングスパークの近くまで行きますが、公園までかなり歩くことになるので、公園の真ん中まで連れて行ってくれる935番のバスがおすすめです。10分~15分間隔で935番バスはやってきます。

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しかも、このバス、なんと無料なのですよ!パースの路線バスには無料区間というものがあって、セントジョージステラスからキングスパークがその無料区間になっています。最初に乗るとき、恐る恐る、「キングスパークへ行きたいのだけど(I want to go to Kigspark.)」と運転手さんに声をかけると、「Ok!,welcome.」と返事が返ってきました。あとは目的地まで乗っていくだけ!

まとめ

ワイルドフラワーの季節以外でも、ハーブや珍しい植物を楽しみながらの散策は最高です。でもここは、一歩間違えれば、刑務所が建設されたかもしれない場所なのですよ。回避されてよかった~。でないと、この美しい公園は建設されていないですからね。夕方から夜にかけては、夕景・夜景スポットとしても楽しめます。その素晴らしい眺めは、一度だけではもったいない、滞在中毎日のように出かけたい場所でした。次はぜひワイルドフラワーの時期にも訪れてみたいです。

 

【キングスパークURL】

Botanic Gardens and Parks Authority - Kings Park