旅とアロマ

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五感で楽しむ旅とアロマテラピー

イレギュラー体験から学ぶ旅のTips

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ブログを読んでくださっている方からお題をいただきました。

旅先のイレギュラー対策を教えてください。

りょうかいです。

イレギュラーにあうのは少ない方なのですが、それでもいろいろありました。そこから学んだこと、そして添乗員さんからうかがったお話も混ぜてまとめてみました。

利尻島でのフライトキャンセル

家族4人での利尻島への個人旅行。東京から札幌経由で利尻島まで飛行機での旅を予定していました。利尻島から帰る日、雨風の心配はなかったのですが、島内では利尻富士が見えないほど雲が立ち込めていました。

宿の人が空港に送ってくれる時「1年に1回くらい、飛行機が飛ばない時がある」と仰っていました。空港に行って飛行機が来るのを待っていたら、視界が悪く、2回ほどgo-around(着陸やり直し)をした後、飛行機は去っていってしまいました。フライトキャンセル!まさかの「1年に1回」にあたってしまいました。

選択肢は2つ

ベストシーズンの利尻島、ホテルは満室で、延泊はできないと聞いていました。なので、まずは利尻島を脱出しなくてはなりません。その方法は、飛行機かフェリーです。

幸いフェリーは欠航になっていないと聞いたのですが、稚内の宿もほぼ満室状態で、夜遅く稚内に着いた後のホテル探しは無理かもしれない・・・と思いながら滑走路を見ていたら、小さな飛行機が着陸するのが見えました。

あの飛行機はどこへ行くのですか?

(空港スタッフ)稚内ですよ。

稚内行きの便に空席があると聞いたので、早速、夫に札幌行きのチケットをキャンセルするための列に並んでもらい、私は、稚内行きのチケットを購入する列に並びました。(もし一人旅なら先に空席を抑える方がいいですね)分担作業が功を奏し、小型機だったのですが、なんとか4人分の席を確保して利尻島を脱出することができました。 

その先はレンタカーを借り、稚内から夜遅くに旭川に到着、その次の日に札幌へ移動して、無事東京に帰って来られました。

天候は刻々と変わるので、飛ぶかどうかは運まかせ 同じ条件でも航空会社独自の判断になります。帰国日に余裕がある場合は、ホテルなどで振り返便を待つこともアリですが、今回のように余裕がない場合、空港で「出発確定」の便を見つけたら即、座席を抑えることがいいように思います。

教訓 アンテナを張っておく!即決がベスト!今回、稚内行きのチケットを取れたことが功を奏しました。

バンコク・空港閉鎖

サバンナケットの夕日

2011年11月、タイのバンコクに大洪水が発生して、国内線の発着に使用していたドンムアン空港(DMK)が被害を受け、閉鎖となってしまいました。大学のフィールドスタディでDMKからラオスへ行く予定だった私たち、クラスメイトの1人がDMK発着の便をすでに発券していました。

(私)ドンムアン空港(DMK)閉鎖してますよ。

(友人)でも、ネットでチケットを買えましたよ。

(私)いや、でも空港閉鎖して、フライトないから。

(友人)チケット買えたのに・・・。

私たちが乗る予定だった航空会社はタイのLCCノックエアーです。公式HPを見てみると、空港閉鎖にもかかわらず、ネットで航空券が買える状態でした。彼女は電話で問い合わせたそうですが、日本ではどうすることもできないようでした。

その後、DMKはしばらく閉鎖が続くということで、普段、国際線が発着しているスワナプーム国際空港(BKK)からラオス便が出るように変更となりました。なので、他の参加者はBKK発着便を購入しました。

対応

少し早くバンコク入りした私が、彼女が持っている予約番号とパスポート番号を預かり、変更可能かどうかBKKのノックエア―のカウンターで聞いてみました。すると、なんの問題もなく、DMK発着だったチケットを、BKK発着の便に変えてもらえました。

ノックエア―では「チェックイン時に購入時のクレジットカードが必要」と書いてあったのですが、その時は、特にクレジットカードの提示を求められることもなく、手数料もかかりませんでした。

教訓
  1. 公式HPでの情報は、非常時に更新されないこともある(今ならツイッターでの情報が一番早いかもしれません)。
  2. 災害の影響を受けた国では、航空券を買う前に空港の発着状況を確認する。

スペイン・フライトキャンセル

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かなり前のケースなのですが、スペインのバルセロナからの帰国時、空港に行ったら「フライト・キャンセル」と言われ、次の日の同時刻での出発が設定されました。航空会社はイベリア航空です。幸い、1日多くお休みを取っていたので、支障はなかったのですが、その時体験したことです。

対応

この時は、航空会社側の理由(整備や機材繰り)だったので、ホテル(食事つき)を用意してもらえました。ただし、かなり交渉した覚えがあります。カード会社によっては保証してくれるので、遅延やキャンセル証明書を航空会社からもらい、使った分の領収書を取っておくといいでしょう。

帰国後、羽田空港からJALの国内線に乗り継ぐ予定でした。航空券は早割で変更不可のものだったのですが、もらった遅延証明書を見せると、変更してもらえました。

教訓
  1. キャンセル理由が航空会社側の場合、保障について交渉する。。
  2. 遅延証明書や領収書は必ずもらっておく。

カタール航空・乗り継ぎできない!?

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評判のいいカタール航空。以前は遅延が多かったのですが、このところ定刻着陸ばかりだったので、乗り継ぎ時間が1時間10分という便を選んでいました。しかし・・・

やられました (´;ω;`)ウッ 1時間遅れ…

ドーハ到着が1時間遅れました。日系の航空会社では、乗り継ぎ時間が短い旅客は、可能な限り、着陸前に前方座席に移動させてくれる(カンタス航空もそうでした)のですが、カタール航空では、乗り継ぎ旅客について機内では把握していないようした。

なので、なんの対応もありません。しかもA380という500人乗りの飛行機で、降機に時間がかかってしまいます。

ほぼ諦めていると、飛行機を降りるとき、私の名前を書いたプラカードを持っている地上係員を見つけました。彼女について行くと、普段とは別のルート(セキュリティチェックなし)で次の出発便のドアのそばに着きました。わずか10分で、無事に日本行きの便に乗り継ぐことができたのです。

多分、私が上級会員(ワンワールド・ゴールド)だったからかもしれません。以前、平会員の時は、次のゲートまで走っていった記憶があります。

対策

  1. 機内で(ダメ元で)乗り継ぐ時間が短いことを乗務員に伝える。
  2. 降機後、地上係員に言ってみる。もしくは、乗り継ぎ便のゲート番号を聞く。(助けてくれない時は)走る!
  3. 乗り継ぎ時間が短い場合、可能なら、荷物は機内に持ち込む。

乗り継ぎ時間が短い旅程を組んだ場合、いつも荷物をコンパクトにして機内持ち込みにしています。乗り継ぎ時間がぎりぎりだった場合、「荷物は次の便で送ります」ということもよくあるからです。

ただし、荷物が後になった場合(ターンテーブルから荷物が出てこなかった場合を含む)、航空会社が後日家、もしくはホテルまで(宅配などで)送ってくれます。

航空会社の対応

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イレギュラー時の航空会社の対応は、まず、原因が天候なのか?航空会社側にあるのか?で変わってきます。さらに、航空券の種類(キャンセル可能か、変更可能か等)でも対応が違います。

天候や自然災害によるもの

原因が天候や自然災害で長時間にわたり遅延する場合、航空会社によっては、待ち時間の毛布や飲み物等を提供してくれる場合もあります。しかし、原則、自力で何とかしなくてはなりません。その際、カード会社のサービスが頼りになります。

2010年に起きたアイスランドの噴火の影響で、多くのヨーロッパの空港が閉鎖されました。そのため、帰国できず延泊された方も多かったそうです。ツアーの場合、ツアー会社がホテルを探してくれますが、その滞在費は自腹となります。

イレギュラー時のフライト

台風などで多くのフライトが出発時刻が変更となった場合、オリジナルの出発時刻は全く考慮されず、新しい出発時刻が設定されます。その際、少しでも早く離陸しようと航空会社はいろいろ工夫します。

例えば、全員が搭乗した後、飛行機のドアが閉まった状態で出発許可を待つこともあります。これは、ドアが閉まり、ボーディングブリッジが離れた状態が「出発準備完了」としてみなされるからです。「出発準備完了」後、管制塔から指示が出たら、すぐに滑走路へ移動することで離陸の順番が早くなるのです。

しかし、国によっては自国の航空機の出発を優先させる場合もあります。どことは言えませんが・・・。

航空会社に起因するもの

一方、航空会社に起因する遅延やキャンセルの場合は、原則、航空会社がケアしてくれます。その内容は、航空会社により異なり、さらには状況や、航空券の種類、上級会員かどうかでも変わってきます。

上記のイベリア航空のケースの場合(まだアライアンスがない時代)、ホテルの提供だけでした。 

イレギュラーの備え

何カ月も先の旅の計画を立てるときに、もちろんトラブルを予想することはできませんし、台風や大雪の時期は毎回ハラハラドキドキです。それでも、イレギュラーを最小に抑えるために、心がけていることがいくつかあります。 

ー 航空会社のSNSを活用

搭乗予定の航空会社のアプリをダウンロードしたり、ツイッターを(一時的に)フォローしていきます。こうしておくと、最新の情報を入手することができ、事前に対策が立てられます。

今のところ、ゲート変更を知るくらいしか役に立っていませんが・・・。でも、何かあったとき、一番情報を得られるツールだと思っています。

ー 天候・自然災害チェック

日本帰国の際、特に気になる時期は、4月の春の嵐、台風シーズン、1月中旬からの大雪、です。毎日出発地と目的地の天候をチェックしながら、早め早目の行動を心がけています。最近は、予期せぬ洪水や大雪の被害も心配なので、その土地の過去の災害についても頭に入れておきます。地震が起きやすい土地とか、火山の噴火があったなど、見知らぬ国へ行くときほど念入りに下調べしていきます。でも、起きてしまったら、こればっかりは仕方がないのですが・・・。

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https://www.ezairyu.mofa.go.jp/tabireg/message

そんな時に役立つかな?「たびレジ」に登録しました。これで危険情報を前もって手に入れることができます。

ー カード会社の保険を活用

キルギスに長期で行ったときは保険に入っていったのですが、普段はカード会社の保険証書を携帯しています。

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ラトビアなど国によっては、海外旅行傷害保険の英文書類を携行しなければならないので、常に持ち歩いています。英文書類は、カード会社に連絡すると、費用はかからず、数日で送ってくれますので、おすすめです。

どのクレジットカードにするかは、予算や旅行の形態にもよると思うのですが、保険の充実したものを1枚持っていると安心です。中には、海外にいてもフリーダイヤルで相談できるカードもあるので、カードの年会費=保険料と考え、手厚いサービスのものを選ぶようにしています。世界一周航空券で旅行した時は、こちらを選びました 

www.monteverde-aroma.com

ー 旅程には余裕をもたせる

いつも取れたお休みより1日少ない旅程を計画するようにしています。以前いた会社では絶対当日欠勤(遅刻を含む)が許されなかったので、いまもその習慣が身についてしまったいます。ぎりぎりまで楽しみたいのですが…。

また、乗り継ぎが多い場合、1日遅れてもいいような旅程を途中に入れるようにしておきます。つまり、どこかで予備日を作るのです。弾丸ソウルも、綿密に計画を立て、深夜便を利用することで滞在時間を増やし、やりたいことを達成します!

これが功を奏してか、帰国後の予備日は時差調整に使えたり、乗り継ぎの時もゆっくり(しすぎる・笑)ラウンジ滞在を楽しんでいます。なので、ラウンジが使えるクレジットカードや上級会員カードは必須です( ´艸`)

最後に

ご質問にお応えすることはできたでしょうか?。

イレギュラー時の対応で、100%正解!というものはないと思います。その時、その場にいる自分の判断がベストです!なので、アンテナをいっぱい張って、選択肢を増やしておくこと大切だと思っています。

同時に、これからも旅ブログを書いていくにあたり、失敗談や困ったことは他の方の参考になるのでは?(自分も他の方のブログで勉強になってこともたくさんありますし)とも考えました。なので、旅行の準備で集めたトラブル回避情報も織り交ぜて、これからはご紹介していこうと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございます。