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海外旅行の必需品は eSIM?それとも ahamo?

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(個人的な)最近の海外旅行の必需品 eSIM (Embedded SIM) 、今回は2年間有効なグローバルSIMをインストールしていきました。一方、同行者は ahamo なので日本と同じ感覚で韓国でも使えます。

今回は、eSIMと ahamo を3泊4日の旅行で使った場合の通信量と使い勝手を比較してみました。

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eSIM

eSIMは、スマートフォンなどに入っているカード型のSIMと同じ機能を、データとしてインストールして機器本体に内蔵するものです。

eSIMを使う場合、購入前に、お持ちの機種が対象かどうか確認する必要があります。SIMロックされている場合は、解除が必要です。

私のスマートフォンはiPhone11という少し前の機種(SIMフリー)ですが、使用可能でしたのでそのままインストールしました。

Eskimo

今回利用したのは、Eskimo という会社のeSIMです。

韓国単体、もしくはアジア圏専用だと他の通信会社の eSIM のほうが安かったのですが、世界80か国以上で利用できるグローバルSIMが半額になるというクーポンが期間限定で配布されたので、今回購入しました。Eskimoは、公式サイトで時々クーポンを発行しています。

3GBで、通話はなくデータ通信のみですが、有効期限は2年間、9ドルでした。

後述するahamoのように自動で切り替わる形態の場合にはこのeSIMは不要ですが、日本でしか使えない物理SIMを使っている私は、海外に行くたびに現地で使えるSIMを探していました。しかし、多くのeSIMの場合、利用するには手動の操作が必要です。

操作方法

1.日本で使っていたSIMをオフ
  ※データローミングのオフも確認
2.Eskimo のeSIM(データローミングも)オン
3.通信を確認後「機内モード」に
4.ソウルに到着後「機内モード」をオフ

私は飛行機に乗る前に(Wifi環境下で)上記の操作をするようにしています。

データローミングは、海外でデータ通信を可能にする機能です。データローミングが「オフ」のままだと、wifiがない状態では通信機能が働きません。機種によって設定の仕方が少し違いますが、まずは「設定」から始めてみましょう。

iPhoneの場合

「設定」 ⇒ 「モバイル通信」 ⇒ SIMを選び「この回線をオンにする」on ⇒ 「データローミング」on

※ iPhone11での設定方法です。

利用開始時に「この回線をオンにする」をオンにして、その後にデータローミングをオンにします。

Androidの場合

「設定」 ⇒ 「ネットワークとインターネット」 ⇒ 「モバイルネットワーク」 ⇒ 「データローミング」on

到着後

今回は日本でデータローミングをオンにしておいたので、ソウルに到着後に機内モードをオフにすると自動で電波を拾ってくれました。なので、現地ですぐに利用可能になりましたが、もし電波を拾わない場合、一度電源を入れなおすと使用可能になる場合もあります(何度か体験済)。

なお、公式アプリのデータバランスで残量を確かめることができます。

Eskimoアプリ

このときは、以前Klookで無料でもらえた1GMのグローバルeSIMが少し残っており、新規に購入したものがどのようになるのかよくわからなかったのですが、上の写真のように並んで表示されました。

最初の20MBを使い切るとメッセージが来て、自動的に新しい(3GB)eSIMに変わりました。

切り替え時に通信が途絶えることもありませんでした。

無料お試し

もし、500MBのグローバルeSIMを無料で試してみたい方は、下記の招待コードをお使いください。

KANAKO51966

なお、インストールに関しては、ご本人の責任の下でお願いいたします。

3泊4日の使用量

ソウルでは主に、以下のことに使用しました。

詳細

・グーグルマップでの検索
・地下鉄路線図の検索
・お店の詳細のネット検索
・LINE

ホテルや空港では無料wifiが使えましたので、主にギガを消費したのは観光の最中です。

その結果が以下です。

1日目は夜着、4日めは早朝出発(帰国)だけだったので実質3日間の使用です。観光の最中はけっこう検索したりグーグルマップで位置確認をしていたのですが、使用したのはほんの 0.32GB (新旧eSIM合計)でした。

なお、EskimoグローバルeSIMの場合、有効期限は購入(インストール)した日ではなく、アクティベイト(実際に利用開始)日から起算して2年です。

eSIMの場合、日本で使っていた通信会社の物理SIMをオフにしてEskimoのeSIMに切り替えるという手間はありますが、慣れればそんなに面倒ではありません。なにより物理SIMの入れ替え(失くしてしまう不安)がないので安心です。

なお、Eskimoはデータ通信のみで電話番号がありません。

また、追加購入できる形の eSIMは、端末(スマートフォン)の機種変更しない限り削除しない方がいいそうです。

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ahamo (アハモ) 海外利用

ところで、その利便性から eSIMの販売や対応機種が増えていますが、全ての端末で使えるわけではありません。

そんなときに便利なのが、ahamo!

ahamoは、NTTドコモが提供する携帯電話の新料金プランで、月額2,970円の基本料金で、追加料金なし、別途申し込み不要 で91か国・地域で海外でそのままデータ通信(20GB)が利用できます。ただし、海外では「かけ放題オプション」や「5分以内の国内通話無料」は対象外です。

今回、一緒に旅した人は ahamo(物理SIM)を利用していましたので、いろいろ教えてもらいました。

操作方法

1.飛行機に乗ったら「機内モード」オン
2.海外に着いたら「機内モード」オフ
3.「データローミング」をオン

到着後

機内モードをオフにすると、docomo(ahamo)から以下のようなSMSが届きます。

【海外利用時のご案内】本SMSの受信は無料です。

■海外データ通信について 20GBの月間利用データ容量で追加料金なくご利用可能です。対応エリアでご利用時にデータローミングの設定をオンにしてください。データローミングをオンにするとパケット通信が発生します。

■海外での通話料 通話料は日本国内と異なります。また海外では電話を受ける際に着信料金がかかります。

難しい操作なしで利用できる、他の通信会社にはないサービスですね。

韓国に到着したあと空港でデータローミングをオンにしたところ、実際にネットが使えるようになるまで少し時間がかかったようです。ただし、一度繋がると、その後は問題もなく利用できていました。日本国内での利用時と同様、海外でのデータ通信量もahamoのアプリから簡単に確認ができます。

注意点

ahamoなら追加料金なしでデータ通信を利用でき、番号はそのままで、海外200以上の国・地域で電話がかけられます。

しかし、海外では電話を受ける場合も着信料が発生するのでご注意ください。

ahamoの公式サイトで事前に通話料金を調べることができます。ちなみに、韓国で電話(音声通話)を利用した場合の料金は以下です(2024年4月現在)。

発信する場合(円/分)着信する場合(円/分)
滞在国内日本向けその他の
国向け
50円125円265円70円
音声通話の料金(韓国)

海外滞在中の利用者同士の通話の場合、発信者に「日本向け通話料」、着信者に「着信料」がかかります。

かかってきた電話は出ないように気を付け(かかってきませんでしたが)、LINE電話を活用するなど工夫をしていました。ただし、LINEが使えない国もあるようなので、事前の確認が必要です。

また、海外では、最初にデータ通信を利用した日から15日間利用可能です。ただし、10日を過ぎると「あと5日ですよ」とメッセージが送られてきて、15日を過ぎると送受信最大128kbpsとなります。この速度制限は日本に帰国しデータ通信を行うまで解除されません。

今回は3泊4日の利用だったので、何の問題はありませんでしたが。

3泊4日の使用量

出発日と最終日は韓国ではほとんど使っていません。

また、2,3日目の観光時にはお店の場所や情報を検索したりしていたので少し通信量が増えていますが、もともと20GBもあるので余裕ですね。

なお、ahamoは、海外ではデータ(パケット)の移動距離の関係でレスポンスが遅くなると聞いていたのですが、韓国なら日本とも近いので(データが日本とその国との間を移動する物理的な距離も短い?)特に問題もないようでした。

その他のeSIM

今回はEskimo のeSIMを使用しましたが、他にもeSIMを販売している会社はありますので、ご自身の旅の形に合わせて選ぶといいかもしれませんね。他社の体験もあわせてどうぞ(3ドルのクーポンあり)。

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注意点

ところで、偶然、記事をアップする当日に「楽天モバイルのeSIMにが不正に利用される事案があったとして、利用者に注意喚起を行っている」というニュースを見ました。

身に覚えのないeSIMの発行に要注意! というのが記事のポイントでした。私自身eSIMを購入・使用するときは、公式アプリから頻繁に状況を確認するようにしています。また、追加購入の際には登録したアドレスにメールが来るように設定していますので、何かあった場合すぐに気づくことができます。

1年間使ってきて問題が発生したことは(今のところ)ありませんが、自分で自分の身を守る方策はとっておいた方がいいかもしれませんね。

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さいごに

今回は、海外で使った eSIM と ahamo についてご紹介いたしました。

観光時の検索など、無料wifiが使える場所ではお互いwifiに繋ぎ、韓国での使用量は私の方が多いと思っていたのですが、4日間の合計は、私(eSIM)が320MB、ahamoが1,112MB(約1GB)でした。同行者(ahamo)の使い方を細かくチェックしていたわけでなく、日本での使用量も含まれているので単純比較はできませんが、興味深い結果となりました。

海外で別途SIMを買おうとする場合、対象機種であればeSIMがおすすめです。一方、ahamo を契約されている方ならこの便利さを使わない手はないですね。

【PR】ahamo を使ってみる!

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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